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【決勝戦展望】野球 日本代表「侍ジャパン」対アメリカ代表 今大会成績比較【東京五輪(東京オリンピック)】

2021/08/06

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投手編

 アメリカ代表はニック・マルティネスが先発予定。今大会は、オープニングラウンドの韓国戦で先発し、5回1失点で勝利投手となっている。また、マルティネスは、NPB(ソフトバンク)でプレーしており、今季は11登板で、防御率2.03。被打率は左右いずれも.220台と苦手はない。チームでバッテリーを組む甲斐拓也や、対戦経験豊富なパ・リーグの打者が攻略のキーマンとなりそうだ。
 
 リリーフでは、ブランドン・ディクソン、スコット・マクガフら日本球界をよく知る投手陣はもちろん、ここまで4試合に登板し被打率.063の剛球左腕アンソニー・ゴース、被打率.083のライダー・ライアンら準々決勝でも登板した好投手を打ち崩せるかがポイントとなる。
 
 チーム防御率2.18は6か国でトップの数字。一方で守備率は6か国最低の.967となっている。ワンチャンスをものにできれば、勝機は近づいてくるだろう。

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