ベースボールチャンネル https://www.baseballchannel.jp ja データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信! Copyright © 2017 kanzen Ltd. All Right Reserved. Sun, 26 Feb 2017 13:30:36 +0900 ベースボールチャンネル(BaseBall Channel) https://www.baseballchannel.jp sports NPB,スポーツ,プロ野球,呉念庭,埼玉西武ライオンズ,永江恭平,源田壮亮,遊撃手 https://www.baseballchannel.jp/npb/27538/ https://www.baseballchannel.jp/npb/27538/ Sun, 26 Feb 2017 13:30:36 +0900 Sun, 26 Feb 2017 13:30:36 +0900 呉念庭が西武・長年の弱点を埋める。狙う正遊撃手の座、コーチ陣も絶賛の“野球センス”【2017年ブレイク期待の選手】  
ライオンズファンは昨季途中から、打席に入った背番号『39』に向けて、スタンドから「ウー、ウー」という “ウーイング”を、声援として送るようになった。その打者「呉念庭(ウー・ネンティン)」の名前にちなんでのことである。
 
応援歌もそうだが、こうした、選手独自の応援スタイルが作られるのは、ファンに「一選手」「一戦力」と認められた証だ。2年目の今季は、さらなる台頭が期待される。
 
2015年に西武からドラフト7位で指名され、第一工業大から入団。高知・春野でのB班キャンプでは、ある西武の先輩選手が「めちゃくちゃバッティングが良い。下手したら、今年中にショートのレギュラーを獲ってしまうかもしれないぐらい」と、大絶賛されるなど、2軍での評価は急上昇していった。
 
シーズンに入ると、「しなりのある、柔らかいスイングから、強い打球が打てる。下半身の捻り方も上手く、実戦の投手に対して通用するスイングが、入ってきた時点でできている(打撃コーチ)」「懐が深く、ハンドリングが柔らかい(守備・走塁コーチ)」「間も良いし、スチールを切る、切らないの判断が素晴らしい(守備・走塁コーチ)」など、走攻守とも、各担当コーチ陣が、そのポテンシャルの高さに惜しみない賛辞を送った。
 
練習や試合経験を積むごとに、教えたことをみるみる吸収し、プレーで成長を見せてくれる可能性豊かな台湾人内野手に、首脳陣たちは「試合で使って、もっともっと、いろんなことをやらせたい」と、育成意欲をかき立てられた。
 
一方、呉本人は、イースタン・リーグが開幕してしばらくの間は、自身が売りとする打撃で成績が出ず、もどかしさを感じていた。そこで、次のような対策をするようになった。
 
「動画サイトなどで、次の試合で対戦する投手の、左打者への配球を見て、球種は何があるのか、決め球、インとアウトの割合を見て、何を狙うかを決めるようになりました」
 
この“予習・研究”を始めたことで、みるみる才能が開眼。プロ投手のレベル、環境に慣れてきたこともあり、徐々に結果が出るようになると、6月には、16試合に出場し、22安打、1本塁打、9打点、8盗塁、打率.400、出塁率.507の大活躍を見せ、6月度のイースタン・リーグ月間MVPを受賞した。]]>

2軍で月間MVP獲得

「ウーイング」をご存知だろうか。
 
 ライオンズファンは昨季途中から、打席に入った背番号『39』に向けて、スタンドから「ウー、ウー」という “ウーイング”を、声援として送るようになった。その打者「呉念庭(ウー・ネンティン)」の名前にちなんでのことである。
 
 応援歌もそうだが、こうした、選手独自の応援スタイルが作られるのは、ファンに「一選手」「一戦力」と認められた証だ。2年目の今季は、さらなる台頭が期待される。
 
 2015年に西武からドラフト7位で指名され、第一工業大から入団。高知・春野でのB班キャンプでは、ある西武の先輩選手が「めちゃくちゃバッティングが良い。下手したら、今年中にショートのレギュラーを獲ってしまうかもしれないぐらい」と、大絶賛されるなど、2軍での評価は急上昇していった。
 
 シーズンに入ると、「しなりのある、柔らかいスイングから、強い打球が打てる。下半身の捻り方も上手く、実戦の投手に対して通用するスイングが、入ってきた時点でできている(打撃コーチ)」「懐が深く、ハンドリングが柔らかい(守備・走塁コーチ)」「間も良いし、スチールを切る、切らないの判断が素晴らしい(守備・走塁コーチ)」など、走攻守とも、各担当コーチ陣が、そのポテンシャルの高さに惜しみない賛辞を送った。
 
 練習や試合経験を積むごとに、教えたことをみるみる吸収し、プレーで成長を見せてくれる可能性豊かな台湾人内野手に、首脳陣たちは「試合で使って、もっともっと、いろんなことをやらせたい」と、育成意欲をかき立てられた。
 
 一方、呉本人は、イースタン・リーグが開幕してしばらくの間は、自身が売りとする打撃で成績が出ず、もどかしさを感じていた。そこで、次のような対策をするようになった。
 
「動画サイトなどで、次の試合で対戦する投手の、左打者への配球を見て、球種は何があるのか、決め球、インとアウトの割合を見て、何を狙うかを決めるようになりました」
 
 この“予習・研究”を始めたことで、みるみる才能が開眼。プロ投手のレベル、環境に慣れてきたこともあり、徐々に結果が出るようになると、6月には、16試合に出場し、22安打、1本塁打、9打点、8盗塁、打率.400、出塁率.507の大活躍を見せ、6月度のイースタン・リーグ月間MVPを受賞した。

体重は75キロをできるだけキープ

 この成績が評価され、7月10日(対オリックス・バファローズ戦)に7番・遊撃手で1軍初出場、初スタメン。第3打席ではプロ初安打も記録した。4試合出場したところで同28日、一時2軍に降格したが、8月9日に再び1軍昇格を果たすと、「最後までショートの先発で使い続ける」との、田邊徳雄前監督の首脳陣への宣言の下、最終戦までの38試合連続でスタメン出場した。
 
 そこには、7月26日の敗戦をもって、自力CS出場の可能性が消滅したいという巡り合わせもあったのかもしれない。2013年シーズンから続く、遊撃手のレギュラー固定という球団最大のテーマを一刻も早く解決するためにも、最有力候補者の位置まで躍り出てきた新鋭には「試合に出続けて疲れるという大変さ、結果を出し続ける難しさを、少しでも経験をさせたい。その中で、強さを身につけてほしい」と、OB、指導者としての意図が読み取れる。
 
 実際、1軍での成績が43試合出場、打率.194に終わった1年目を振り返り、「2軍で成績を残せていたので、最初は自信を持って1軍に行ったのですが、途中からへばってきた。対戦が増えると、研究されて厳しいところを攻められた。そこも工夫していかないと打てないなと、勉強になりました」と、語っている言葉からも、その成果は十分あったと言っていいだろう。「へばってきた」と自覚した9月中旬には、体重は約3キロ減。安打も、最後の10試合で2本のみで、1軍でも2割2~3分をキープできていた打率も、最終的には下がってしまった。
 
 その教訓から、オフにはベスト体重の75キロから4キロ増やし、キャンプイン。
 
「シーズン中、自然と落ちてしまうと思うけど、どんなに減っても、75キロは切らないようにしたい」
 
 今季、本格的にレギュラー奪取に挑戦するためにも、シーズンを通したコンディション管理を、オフの間にしっかりと考えてきた。

野球センスの高さ

 また、試合に使い続けたもらえたことで、確かな手応えも掴めた。
 
 一つは、2軍で結果が出るきっかけとなった“予習・研究”をブレずに続ければ、1軍の投手に対しても通用するという自信が持てたことだ。そして、何より大きかったのが、自分が目指していくべき選手像が、明確になったことである。
 
 8月31日の対福岡ソフトバンクホークス戦だった。
 5回裏の攻撃で先頭で打席に立った際、10球連続ファウルで粘るなど、相手投手に18球を投じさせた。結果として左飛に倒れたが、ベンチに戻る際、スタンドのファンからは、その驚異的な粘りに対し、大きな拍手喝采が送られたのだった。その反応を見て、改めて自分の持ち味を再確認できたという。
 
 そして、それこそが、遊撃手のポジション争いを勝ち抜くための武器であることも、十分理解している。
 
「(遊撃手ライバルには、永江恭平、源田壮亮という)守備のスペシャリストが2人いるので、僕は打撃でアピールしたい。出塁率や粘ってヒットを打つ、四球をとる、最低でも球数を投げさせるなどが持ち味だと思っている。そこに、守備でアウトにしなければならない場面では確実にアウトにするという、基本的な部分での確かさを大事にやっていきたいです」
 
 今季から、辻発彦新監督が指揮を執ることになった。就任直後、秋季キャンプ、自主トレ期間突入前、そして今春季キャンプ前と、同監督は、節目には必ず選手たちに伝えている。
 
「一人一人が、勝つために何をしなければいけないのか、何をすべきかを考えて、意識を持って試合に取り組んでもらいたい」
 
 その指揮官の求めるものを、呉念庭は、1年目ではっきりと見つけられているのである。

チームでの役割を見出した

 もう1つ、大きな武器がある。それは、元台湾代表のプロ野球選手であり、プレミア12で台湾代表のヘッドコーチ、現在は中信兄弟エレファンツの監督を務めた父・呉復連(ウー・フーリエン)の存在だ。幼少時から、父とそのチームメイト達に囲まれて育った。
 
 家では、父と共に日本のプロ野球中継をテレビ観戦し、1つ1つのプレーを事細かに解説され、自然と“野球のいろは”が刷り込まれていった。昨シーズン中も、中継で愛息子のプレーを見て、感じたことがあれば、「疲れているのか?」「打撃フォームがおかしい」「守備の一歩目が遅い」など、逐一電話でアドバイスを送ってくれた。
 
 この、望んだからといて誰にでも与えられるわけではない環境遺伝子ほど強い武器はない。証拠に、1軍、2軍、すべての指導者が「野球勘がすぐれている」と、その野球センスに感嘆の声をあげる。
 
 すでに、自分がチームに求められているもの、生き残る術をはっきり見出しているから、すべての取り組みに全くブレがない。真面目で研究熱心。信念が強く、周りの目を気にすることなく、シンプルに、ピュアに「対相手投手」に専念できる。技術力ももちろん大事だが、呉念庭の持つこうした要素こそ、実はプロ野球選手として成功するために必要な、最強の資質なのではないだろうか。
 
 ルーキーに、遊撃手として昨年度社会人ベストナインに選ばれた源田が加入し、定位置争いは激化必至となった。だが、奪えれば「向こう10年安泰」とも言われる。現時点で、ライオンズで唯一空いているポジション。何としても手に入れたい。

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sports 2017WBC,Major League,sports,WBC中国代表,スポーツ,プロ野球,メジャーリーグ,ワールド・ベースボール・クラシック https://www.baseballchannel.jp/wbc/27512/ https://www.baseballchannel.jp/wbc/27512/ Sun, 26 Feb 2017 11:20:19 +0900 Sun, 26 Feb 2017 11:20:19 +0900 侍Jも要注意。“史上最強”中国、メジャー経験者多数で投打に安定【WBC戦力分析】

チェンの参加で中国代表の実力向上につながる

 今回のWBC中国代表は、初めてメジャーリーグ所属の選手を投入している。
 
 パナマ出身のブルース・チェンは、メジャーリーグで通算15年プレーしていた経緯もあり、パナマ代表のベテラン投手として、2006年と2009年のWBCに出場した。
 
 中国・広東省出身のチェンの祖父母が1940年代にパナマへ移住。その関係もあり、チェンは同国で生まれ育った。スペイン語と英語が堪能のため、米国人コーチとのコミュニケーションは問題ないが、チームメイトとの意思疎通に少し苦労している。
 
 メジャーでの通算成績は82勝81敗。39歳でも全体的に中国代表の実力を向上させられると考え、今回のWBCで投手の柱的存在になるだろう。
 
 ジョン・マクラーレン監督ははじめ、オースティン・ブライス(シンシナティ・レッズ)、コルテン・ウォン(セントルイス・カージナルス)とジョイ・ウォン(コロラド・ロッキーズ傘下)、バンス・ウォーリー(ワシントン・ナショナルズ傘下)など、チェン以外の中国人メジャーリーガーの招集も考えていた。しかし、実際にメンバー入りしたのはチェンとウォンだけだ。
 
 なお、今回がWBC3度目の出場となるレイ・チャン(レッズ傘下)は、チームで一番の打撃能力と期待されている。

中国に野球を広げるチャンス

 日本、キューバ、オーストラリアと強豪国ぞろいのプールB。そう簡単に勝てる相手ではない。
 
 現地の野球評論家の多くは「中国代表が3連敗を喫する可能性が高いのではないか」と予想し、他国でも厳しい見方をする声が圧倒的だ。
 
 マクラーレン監督は、そんな予想を物ともしていない。
 
「中国野球はだんだん進歩していく。1勝を取るだけではなく、次のラウンドに進出することももちろん目標。だが、現実は簡単ではない。我々は、我々の野球をしっかりとやりたい」
 
 今回のWBCで「中国の人々に野球の魅力を感じせたい」ようだ。中国人が世界レベルの野球対決を観て、感じてもらうことで、更に野球を好きになってほしい。そうすることで、中国に野球をもっと広げるチャンスにもつながるのではないかと、監督は考えている。
 
 また、今回の中国代表メンバーは「史上最強」と称されている。
 
 打撃陣を見ると、ワン・ウェイ捕手、チョ・フジヤ内野手やル・チェンフォン外野手らが名を連ねる。王は2006年の第1回WBCで、日本代表の上原浩治投手(現在はカブス)からホームランを放った。現在38歳で、今回が自身最後のWBC出場となりそうな王に期待がかかる。第3回WBCに出場したチョやチェンフォンもメンバー入りしている。
 
 侍ジャパンもそうだが、中国代表の大半も90年以降に生まれた選手ばかりだ。マクラーレン監督は今大会を通じて、次世代の中国代表を磨くという想いがあるのかもしれない。第3回WBCのときは、日本、キューバ、ブラジルの中でブラジルを倒したが、今回は前回より手ごわい。
 
 果たして本当に野球評論家たちの予想通り「3連敗」となるのか、あるいは奇跡を見せることができるのか。どうなるかわからないところが中国代表の醍醐味だと、私は考えている。

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sports Chicago Whitesox,Major League,MLB,sports,シカゴ・ホワイトソックス,ニュース,マーク・バーリー,メジャーリーグ,完全試合,永久欠番 https://www.baseballchannel.jp/mlb/27522/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27522/ Sun, 26 Feb 2017 10:20:59 +0900 Sun, 26 Feb 2017 10:20:59 +0900 【MLB】“完全試合男”バーリーの背番号が永久欠番に。ホ軍で11年連続2ケタ勝利  
バーリーは、2000年から2011年までホワイトソックスで過ごし、2001年から11シーズン連続で2ケタ勝利と200投球回を達成。2005年にはエースとしてチームをワールドシリーズ制覇に導いた。
 
また、2007年にはテキサス・レンジャーズを相手にノーヒットノーランを達成し、2009年にはタンパベイ・レイズを相手にMLB史上18人目の完全試合を達成。タイトルとは無縁ではあったが、MLBの中でも屈指の安定した成績を残す先発投手として名を馳せた。
 
ホワイトソックスでの12年間の成績は161勝119敗、防御率3.81、2476回2/3を投げて1396奪三振を記録している。
 
ちなみに、まだ正式に引退を表明してはいないが、現時点でのキャリア最終年にあたる2015年はトロント・ブルージェイズに在籍し、15勝8敗、198回2/3を投げて防御率3.81、91奪三振と、15年連続2ケタ勝利は達成したが、15年連続の200投球回にはわずかに届かなかった。
 
ホワイトソックスの永久欠番は、全球団共通であるジャッキー・ロビンソン氏の「42」を含めると、バーリーで12人目の制定となる。最近では、バーリーと同時期に活躍したポール・コネルコ氏の「14」が2015年に制定されている。
 
6月24日のセレモニーは大いに盛り上がるに違いない。6年ぶりにホワイトソックスのファンの前に姿を現す時を、本人も楽しみにしているだろう。]]>
Getty Images

 シカゴ・ホワイトソックスは23日、マーク・バーリー投手の背番号「56」を永久欠番に指定することに決めたと球団が発表した。6月24日の試合前にセレモニーが行われる模様。
 
 バーリーは、2000年から2011年までホワイトソックスで過ごし、2001年から11シーズン連続で2ケタ勝利と200投球回を達成。2005年にはエースとしてチームをワールドシリーズ制覇に導いた。
 
 また、2007年にはテキサス・レンジャーズを相手にノーヒットノーランを達成し、2009年にはタンパベイ・レイズを相手にMLB史上18人目の完全試合を達成。タイトルとは無縁ではあったが、MLBの中でも屈指の安定した成績を残す先発投手として名を馳せた。
 
 ホワイトソックスでの12年間の成績は161勝119敗、防御率3.81、2476回2/3を投げて1396奪三振を記録している。
 
 ちなみに、まだ正式に引退を表明してはいないが、現時点でのキャリア最終年にあたる2015年はトロント・ブルージェイズに在籍し、15勝8敗、198回2/3を投げて防御率3.81、91奪三振と、15年連続2ケタ勝利は達成したが、15年連続の200投球回にはわずかに届かなかった。
 
 ホワイトソックスの永久欠番は、全球団共通であるジャッキー・ロビンソン氏の「42」を含めると、バーリーで12人目の制定となる。最近では、バーリーと同時期に活躍したポール・コネルコ氏の「14」が2015年に制定されている。
 
 6月24日のセレモニーは大いに盛り上がるに違いない。6年ぶりにホワイトソックスのファンの前に姿を現す時を、本人も楽しみにしているだろう。

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sports NPB,WBC2017,ニュース,プロ野球,ワールド・ベースボール・クラシック,侍ジャパン,壮行試合,福岡ソフトバンクホークス https://www.baseballchannel.jp/newscategory/27543/ https://www.baseballchannel.jp/newscategory/27543/ Sat, 25 Feb 2017 17:15:13 +0900 Sat, 25 Feb 2017 17:23:39 +0900 侍J、ホークスとの練習試合で完封負け。投打ともに課題が残る試合に  
侍ジャパン対福岡ソフトバンクホークスの練習試合が25日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われた。
 
侍ジャパン・武田翔太投手、ソフトバンク・東浜巨投手の先発で始まった試合は、両者とも初回にランナーを背負う立ち上がりを見せるも、無失点に抑えた。4回まで両チーム無得点で投手戦の様相を呈していたが、試合は5回に動いた。
 
侍ジャパンの2番手、千賀滉大投手が6番・真砂勇介外野手に右安打、盗塁を許し、続く7番・塚田正義に中安適時打を浴び1点を失う。これが決勝点となった。
 
侍打線は、ソフトバンク投手陣の前に沈黙した。
 
4回には無死1塁から中田翔内野手が遊ゴロ併殺打、6回には菊池涼介内野手が盗塁失敗など、チグハグな攻撃が目立った。侍ジャパンは菊池の3安打と筒香嘉智外野手の1安打の計4安打のみと気を吐いたが、いずれも得点には繋がらなかった。
 
守備にも課題が残った。
 
大野奨太捕手は5回までに3盗塁を許し、8回のバント処理の場面では、小林誠司捕手が内川聖一外野手に送球するもボールを落とし、ランナーと交錯。途中交代するまさかのアクシデントにも見舞われ、不安を露呈した。
 
投手陣は、ソフトバンク打線を4安打に抑える好投を見せたが、9イニングで5四球。
安打数は抑えられたものの、世界の強打者を相手にするには、不安が残る内容となった。
 
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールB開幕まで10日と迫る中、数々の課題が浮き彫りとなる試合となった。
 
 
 
【スコア】
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ソフトバンク 0 0 0 0 1 0 0 1 0 2 4 0
侍ジャパン 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 2
 
【責任投手/本塁打】
勝飯田 優也
負千賀 滉大
S 森 唯斗
本塁打なし
 
【バッテリー】
 
【ソフトバンク】
東浜、飯田、スアレス、嘉弥真、笠原、森 ー甲斐、斐紹、張本
 
【侍ジャパン】
武田、千賀、藤浪、平野、松井、秋吉ー大野、小林]]>
Getty Images

侍ジャパン 0-2 福岡ソフトバンクホークス
 
 侍ジャパン対福岡ソフトバンクホークスの練習試合が25日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われた。
 
 侍ジャパン・武田翔太投手、ソフトバンク・東浜巨投手の先発で始まった試合は、両者とも初回にランナーを背負う立ち上がりを見せるも、無失点に抑えた。4回まで両チーム無得点で投手戦の様相を呈していたが、試合は5回に動いた。
 
 侍ジャパンの2番手、千賀滉大投手が6番・真砂勇介外野手に右安打、盗塁を許し、続く7番・塚田正義に中安適時打を浴び1点を失う。これが決勝点となった。
 
 侍打線は、ソフトバンク投手陣の前に沈黙した。
 
 4回には無死1塁から中田翔内野手が遊ゴロ併殺打、6回には菊池涼介内野手が盗塁失敗など、チグハグな攻撃が目立った。侍ジャパンは菊池の3安打と筒香嘉智外野手の1安打の計4安打のみと気を吐いたが、いずれも得点には繋がらなかった。
 
 守備にも課題が残った。
 
 大野奨太捕手は5回までに3盗塁を許し、8回のバント処理の場面では、小林誠司捕手が内川聖一外野手に送球するもボールを落とし、ランナーと交錯。途中交代するまさかのアクシデントにも見舞われ、不安を露呈した。
 
 投手陣は、ソフトバンク打線を4安打に抑える好投を見せたが、9イニングで5四球。
 安打数は抑えられたものの、世界の強打者を相手にするには、不安が残る内容となった。
 
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールB開幕まで10日と迫る中、数々の課題が浮き彫りとなる試合となった。
 
 
 
【スコア】
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ソフトバンク 0 0 0 0 1 0 0 1 0 2 4 0
侍ジャパン   0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 2 
 
【責任投手/本塁打】
勝   飯田 優也
負   千賀 滉大
S    森 唯斗
本塁打 なし
 
【バッテリー】
 
【ソフトバンク】
東浜、飯田、スアレス、嘉弥真、笠原、森 ー甲斐、斐紹、張本
 
【侍ジャパン】
武田、千賀、藤浪、平野、松井、秋吉ー大野、小林

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sports CPBL,CTBA,WBC2017,ソン・チャーホウ,チェン・グァンユウ,チャイニーズ・タイペイ,台湾代表,江少慶,羅國華,郭俊麟 https://www.baseballchannel.jp/wbc/27423/ https://www.baseballchannel.jp/wbc/27423/ Sat, 25 Feb 2017 10:20:46 +0900 Sat, 25 Feb 2017 13:31:48 +0900 協会・連盟の分裂問題、陽岱鋼の辞退……揺れた台湾代表。郭泰源監督は国民の悲観論を覆せるか【WBC戦力分析】
Getty Images

協会と連盟の分裂

 今回の台湾代表招致は、最初から意見対立という状況になった。2013年に開催された第3回WBCは、台湾プロ野球連盟「CPBL」が全ての代表選手を招致し、中華民国野球協会「CTBA」がサポートするという形になったが、今回はまず誰が代表を招致するかで対立し、台湾国内でも頻繁にニュースが流れた。その結果、CTBAが主導権をもらうことになり、CPBLに所属するラミゴ・モンキーズは今回の代表派遣を拒否した。
 
 分裂は代表招致だけではなく、どこで練習を行うかにも及んだ。最初は全て日本でキャンプを行う方針だったが、球場を決めるまで時間がかかり、結局先にオーストラリアでキャンプを行うことになった。
 
 しかし、現在真夏で気温40度を超えるオーストラリアは、WBCの1次ラウンドが開催される韓国・ソウルの球場と比べて高温で、全く違う環境だった。南国と呼ばれる台湾なので、選手たちはキャンプ中の暑さには慣れると思うが、本番が行われる韓国の低温への適応が課題になるかもしれない。
 
 また、国内では「練習試合の相手が弱い」という声も聞かれた。オーストラリアキャンプで組まれる練習試合の相手は、半分以上がアマチュアチームで、球場も韓国の人工芝とは違う。2月後半には台湾代表は神戸に行く予定で、そこでの練習試合の相手も全てアマチュアチームだ。
 
 2月20日と21日のキューバ代表との練習試合が唯一の代表チーム相手となっており、台湾野球ファンの間では、「(オーストラリアでの練習試合に)勝っても意味ない」、「オーストラリアに行く必要ない」、「台湾でやればいい」と批判が続出した。

メジャーリーガー不在

 前回大会の第2ラウンド、台湾代表が侍ジャパンとの死闘を演じた試合で先発を務めた王建民投手は、今回のWBCについて「若い世代に発揮させたい」という理由で辞退した。また、かつて中日ドラゴンズで活躍したマイアミ・マーリンズのチェン・ウェイン投手も、前回と同じくスプリングトレーニングでの調整のため不参加となった。
 
 一方で、クリーブランド・インディアンスの1Aに所属している江少慶投手、昨季ミネソタ・ツインズ1Aでプレーし、現在四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに所属している羅國華投手が選出されており、ともにリリーフで起用される可能性が高い。
 
 さらに、日本のプロ野球で活躍している選手も代表に選出されている。千葉ロッテマリーンズのチェン・グァンユウ、埼玉西武ライオンズの郭俊麟、東北楽天ゴールデンイーグルスの育成選手のソン・チャーホウ投手の3人で、昨季1勝1敗、防御率4.01の成績を残したチェンは、先発で起用する可能性が高くなっている。

選手揃うも国内からは悲観論

 台湾プロ野球ではラミゴ以外の他の3チームが今回のWBC派遣に同意したことで、打撃力の高い選手が揃った。中信ブラザーズのチェン・チーシェン内野手は、昨季30本塁打、打率.402と大活躍。そして、前回大会にも出場した林智勝内野手は2年連続30本塁打以上を記録し、かつてボストン・レッドソックスでメジャーリーグ出場経験もあるリン・ジェシュエンも22本塁打を放って存在感を見せた。
 
 しかし、ラミゴが派遣を拒否したことで、昨季23歳で台湾プロ野球史上初の200本安打を達成し、打率.414、29本塁打をマークして首位打者のタイトルを獲得した「台湾の山田哲人」こと王柏融外野手、さらに、若干19歳ながら昨季9本塁打を放ち、台湾メディアから「天才遊撃手」と呼ばれる林承飛内野手、そして、昨季26本塁打、100打点の陳俊秀内野手の姿もなく、台湾代表は「分裂」のせいで、高い戦力となったであろう選手を失った。
 
 そして、最も痛手となったのが北海道日本ハムファイターズから読売ジャイアンツに移籍した陽岱鋼外野手の辞退だった。郭泰源監督は外野陣の質を重視していたが、現在の台湾野球界で最大のスターでもある陽岱鋼の不在によって、他の選手を起用せざるを得ない状況となっている。
 
 これまでの3大会において、台湾代表は計3勝7敗、勝率3割は出場16カ国の中で12位だ。今回の選手派遣を巡る中華民国野球協会と台湾プロ野球連盟の対立、他国より遅れた練習環境の確保といった問題で、台湾の野球ファンからはすでに「悲観論」が出ている。
 
 2013年から2年間福岡ソフトバンクホークスの投手コーチを務め日本一に導いた郭泰源監督だが、国民の悲観論を覆す手腕を発揮し、強力な打撃力を誇る台湾代表を上位に導くことができるだろうか。

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sports Major League,Miami Marlins,MLB,sports,キャンプ,スプリング・トレーニング,ニュース,ホアン・ニエベス,マイアミ・マーリンズ,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27503/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27503/ Fri, 24 Feb 2017 16:50:08 +0900 Fri, 24 Feb 2017 16:50:08 +0900 【MLB】マーリンズ・田澤、レ軍時代の“タッグ”再び。最高の起用法で成績向上へ  
田澤とニエベスコーチは、ボストン・レッドソックス時代の2013年と2014年シーズンに同じくタッグを組んでおり、その2シーズンは田澤にとってもキャリアで最高のシーズンであった。フロリダの地元紙『サン・センチネル』では、田澤とニエベスコーチの再会に関して、23日に特集記事を組んでいる。
 
ニエベスコーチは、スプリング・トレーニング中に早速、田澤の改善点を見つけたようだ。コーチによると、投球の際の腕の角度が高すぎるという。田澤はベストな投球フォームに調整して、シーズンに臨むことになるだろう。
 
また、ニエベスコーチは田澤の起用法について、「より短い役割で、ストレスのかからないイニングで使われるだろう」とコメントをしている。キャリアでは8回の登板が最も多い田澤は、昨季も登板のほとんどが7回と8回の登場とプレッシャーのかかる場面での登板が続いていた。
 
そのため、今季はよりプレッシャーが軽減される5回や6回での登板も増えることになるだろう。どのように田澤の力を最大限に引き出せるかが、ニエベスコーチを含む首脳陣の課題である。
 
一方で、田澤はニエベスコーチに関して「高いコミュニケーション能力を持っており、選手のことをよく考えてくれるコーチ」と評する。ニエベスコーチとの再会は新天地の田澤にとっても心強いだろう。
 
現段階では、従来のようにセットアッパーを任される可能性は低そうだが、ニエベスコーチと組んでいたレッドソックス時代の投球をすることができれば、間違いなく8回を任せられることになるだろう。ここ2シーズンは成績が下降しているが、ニエベスコーチとの化学反応に期待したい。]]>
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 今シーズンからマイアミ・マーリンズでプレーをする田澤純一投手だが、彼の起用法は明確には定まってはいない。しかし、ホアン・ニエベス投手コーチなら最高の起用法を見つけてくれそうだ。
 
 田澤とニエベスコーチは、ボストン・レッドソックス時代の2013年と2014年シーズンに同じくタッグを組んでおり、その2シーズンは田澤にとってもキャリアで最高のシーズンであった。フロリダの地元紙『サン・センチネル』では、田澤とニエベスコーチの再会に関して、23日に特集記事を組んでいる。
 
 ニエベスコーチは、スプリング・トレーニング中に早速、田澤の改善点を見つけたようだ。コーチによると、投球の際の腕の角度が高すぎるという。田澤はベストな投球フォームに調整して、シーズンに臨むことになるだろう。
 
 また、ニエベスコーチは田澤の起用法について、「より短い役割で、ストレスのかからないイニングで使われるだろう」とコメントをしている。キャリアでは8回の登板が最も多い田澤は、昨季も登板のほとんどが7回と8回の登場とプレッシャーのかかる場面での登板が続いていた。
 
 そのため、今季はよりプレッシャーが軽減される5回や6回での登板も増えることになるだろう。どのように田澤の力を最大限に引き出せるかが、ニエベスコーチを含む首脳陣の課題である。
 
 一方で、田澤はニエベスコーチに関して「高いコミュニケーション能力を持っており、選手のことをよく考えてくれるコーチ」と評する。ニエベスコーチとの再会は新天地の田澤にとっても心強いだろう。
 
 現段階では、従来のようにセットアッパーを任される可能性は低そうだが、ニエベスコーチと組んでいたレッドソックス時代の投球をすることができれば、間違いなく8回を任せられることになるだろう。ここ2シーズンは成績が下降しているが、ニエベスコーチとの化学反応に期待したい。

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sports Major League,MLB,NewYork Yankees,sports,カイル・ヒガシオカ,キャンプ,スプリング・トレーニング,ニュース,ニューヨーク・ヤンキース,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27495/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27495/ Fri, 24 Feb 2017 13:40:27 +0900 Fri, 24 Feb 2017 15:40:52 +0900 【MLB】ヤ軍・日系人捕手も「全ての投球が良かった」と絶賛。田中将大が実戦登板で好投  
田中は、「全体的に、身体の調子は去年の同じ時期に比べて良い。少しだけ前に進んでいると思う。今年は昨年より少し早くトレーニングを開始したから」と『AP通信』に語った。
 
また、バッテリーを組んだ日系人捕手のカイル・ヒガシオカも田中の投球を賞賛する。
 
「彼の全ての投球が良かった。すごく良い感じに見えた。カットボールもスライダーも良く、スプリットは最高だった。彼の今の状態は相変わらず良いのではないか」
 
昨シーズンは14勝4敗、防御率3.07、165奪三振と活躍したが、昨季を超える成績が期待できそうだ。また、今シーズン終了後には、契約を破棄して再契約も可能である。最高のシーズンを過ごせば、MLBでの更なる地位を求めることもできるのだ。
 
今季もヤンキースの開幕投手に指名されたメジャー4年目の田中将大。名門ヤンキースの世界一奪還はこの男にかかっていると言っても過言ではない。]]>
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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、来週のオープン戦に向けて、ブルペンで44球、実戦形式で30球の計74球を投げた。実戦形式では、チェイス・ヘッドリー内野手に単打を浴びたものの、クリス・カーター内野手を併殺打に打ち取るなど、上々の出来だったようだ。
 
 田中は、「全体的に、身体の調子は去年の同じ時期に比べて良い。少しだけ前に進んでいると思う。今年は昨年より少し早くトレーニングを開始したから」と『AP通信』に語った。
 
 また、バッテリーを組んだ日系人捕手のカイル・ヒガシオカも田中の投球を賞賛する。
 
「彼の全ての投球が良かった。すごく良い感じに見えた。カットボールもスライダーも良く、スプリットは最高だった。彼の今の状態は相変わらず良いのではないか」
 
 昨シーズンは14勝4敗、防御率3.07、165奪三振と活躍したが、昨季を超える成績が期待できそうだ。また、今シーズン終了後には、契約を破棄して再契約も可能である。最高のシーズンを過ごせば、MLBでの更なる地位を求めることもできるのだ。
 
 今季もヤンキースの開幕投手に指名されたメジャー4年目の田中将大。名門ヤンキースの世界一奪還はこの男にかかっていると言っても過言ではない。

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sports Leonys Martin,Major League,MLB,Seattle Mariners,sports,キャンプ,シアトル・マリナーズ,スプリング・トレーニング,ニュース,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27483/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27483/ Fri, 24 Feb 2017 13:00:14 +0900 Fri, 24 Feb 2017 13:08:47 +0900 【MLB】マリナーズの外野手が証言台に。亡命、脅迫……有望選手の壮絶な人生とは?  
彼が遅れた理由は、マイアミでの裁判に証人として呼ばれ、証言を行っていたからである。裁判は、マーティンの過去のエージェント2人が、多数のキューバ人野球選手を米国へと密入国させたことに対する罪によって逮捕されたことで開廷されたものだ。
 
キューバ出身のマーティンは、2010年にMLBの球団と契約するためにスピードボートに乗ってメキシコへ亡命した。しかし、メキシコでの生活は「命の危険に晒され、安全が脅かされていた」とマーティンが証言したように、決して平穏なものではなかった。
 
ある時は自分の家に8人か9人の武装した男が侵入してきて、一緒に来るように脅迫されたという。しかし、なんとかマーティンは拒否をして逃げることができた。その後は身の危険を感じて異なる町への引越しも行ったが、引越し先にまでも誘拐犯は付いてきたという。
 
そして、2011年にはテキサス・レンジャーズと契約を交わしていたのにもかかわらず、有効なビザが届く前にアメリカへと不法入国をした。メキシコに滞在すると誘拐されてしまう恐れがあるために、違法に国境を渡ったとマーティンは語る。
 
米国に入国する前に壮絶な人生を歩んでいたマーティンであるが、現在は野球に集中することができる環境にいる。昨シーズンは打率.247、15本塁打、47打点、24盗塁とマリナーズのセンターとして活躍した。今季もセンターのスタメンとして、昨シーズンを超える30から40個の盗塁を目指すとインタビューで語っていた。]]>
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 シアトル・マリナーズのレオニス・マーティン外野手が、他の選手よりも3日遅れてスプリング・トレーニングに到着したと、シアトルの地元紙『シアトル・タイムス』が伝えた。
 
 彼が遅れた理由は、マイアミでの裁判に証人として呼ばれ、証言を行っていたからである。裁判は、マーティンの過去のエージェント2人が、多数のキューバ人野球選手を米国へと密入国させたことに対する罪によって逮捕されたことで開廷されたものだ。
 
 キューバ出身のマーティンは、2010年にMLBの球団と契約するためにスピードボートに乗ってメキシコへ亡命した。しかし、メキシコでの生活は「命の危険に晒され、安全が脅かされていた」とマーティンが証言したように、決して平穏なものではなかった。
 
 ある時は自分の家に8人か9人の武装した男が侵入してきて、一緒に来るように脅迫されたという。しかし、なんとかマーティンは拒否をして逃げることができた。その後は身の危険を感じて異なる町への引越しも行ったが、引越し先にまでも誘拐犯は付いてきたという。
 
 そして、2011年にはテキサス・レンジャーズと契約を交わしていたのにもかかわらず、有効なビザが届く前にアメリカへと不法入国をした。メキシコに滞在すると誘拐されてしまう恐れがあるために、違法に国境を渡ったとマーティンは語る。
 
 米国に入国する前に壮絶な人生を歩んでいたマーティンであるが、現在は野球に集中することができる環境にいる。昨シーズンは打率.247、15本塁打、47打点、24盗塁とマリナーズのセンターとして活躍した。今季もセンターのスタメンとして、昨シーズンを超える30から40個の盗塁を目指すとインタビューで語っていた。

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sports NPB,sports,WBC2017,ニュース,プロ野球,ワールド・ベースボール・クラシック,侍ジャパン https://www.baseballchannel.jp/npb/27479/ https://www.baseballchannel.jp/npb/27479/ Fri, 24 Feb 2017 11:40:14 +0900 Fri, 24 Feb 2017 12:28:28 +0900 侍ジャパン、米報道で1次R突破の筆頭候補。菅野ら投手力の評価高く、野手は筒香らに注目  
MLB公式サイト『MLB.com』では、侍ジャパンの1次ラウンド突破を予想する特集を組んでいる。記事では、侍ジャパンのラインナップは2013年のWBCに比べ活力があり、トーナメント戦で卓越した実力を発揮するチームとの評価を受けている。また、侍ジャパンは、キューバ、中国、オーストラリアが所属するプールBで最も充実した戦力を誇っていると評されており、1次ラウンド突破の筆頭候補に挙げられている。
 
米国でも注目を集め、投打で活躍が期待された北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平投手の出場辞退は痛手であり、活躍が見られないことは残念と評されている。しかし、大谷が欠場しても選手層は厚く、特に投手力はプールBのどの国よりも高いとされている。
 
NPB時代にWBCで好成績を収めた上原浩治投手、岩隈久志投手、ダルビッシュ有投手、田中将大投手、前田健太投手は、MLBに移籍しても主力選手として活躍を続けている。そのため、米国では日本人投手の評価が総じて高い。
 
その中で特に注目を浴びているのが、NPBで優秀な成績を残している読売ジャイアンツの菅野智之投手だ。昨季は味方の援護が少なく9勝に留まったが、試合を作る能力や優秀な防御率が高く評価されている。侍ジャパンのエースとして君臨することが濃厚な右腕が、海外の選手を相手にどのような投球を披露するか、日本だけでなく海外からも注目が集まる。
 
野手では、メジャーリーガーとして唯一の出場となったヒューストン・アストロズ・青木宣親外野手、東京ヤクルトスワローズ・山田哲人内野手、広島東洋カープ・菊池涼介内野手、同じく広島の鈴木誠也外野手、横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智外野手、日本ハム・中田翔内野手、巨人・坂本勇人内野手などが注目選手として名を連ねている。]]>
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 25日に福岡ソフトバンクホークスとのオープニングマッチを控えた侍ジャパン。本戦の開幕も近づく中、米国では侍ジャパンとキューバ代表の1次ラウンド突破が有力と予想されている。
 
 MLB公式サイト『MLB.com』では、侍ジャパンの1次ラウンド突破を予想する特集を組んでいる。記事では、侍ジャパンのラインナップは2013年のWBCに比べ活力があり、トーナメント戦で卓越した実力を発揮するチームとの評価を受けている。また、侍ジャパンは、キューバ、中国、オーストラリアが所属するプールBで最も充実した戦力を誇っていると評されており、1次ラウンド突破の筆頭候補に挙げられている。
 
 米国でも注目を集め、投打で活躍が期待された北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平投手の出場辞退は痛手であり、活躍が見られないことは残念と評されている。しかし、大谷が欠場しても選手層は厚く、特に投手力はプールBのどの国よりも高いとされている。
 
 NPB時代にWBCで好成績を収めた上原浩治投手、岩隈久志投手、ダルビッシュ有投手、田中将大投手、前田健太投手は、MLBに移籍しても主力選手として活躍を続けている。そのため、米国では日本人投手の評価が総じて高い。
 
 その中で特に注目を浴びているのが、NPBで優秀な成績を残している読売ジャイアンツの菅野智之投手だ。昨季は味方の援護が少なく9勝に留まったが、試合を作る能力や優秀な防御率が高く評価されている。侍ジャパンのエースとして君臨することが濃厚な右腕が、海外の選手を相手にどのような投球を披露するか、日本だけでなく海外からも注目が集まる。
 
 野手では、メジャーリーガーとして唯一の出場となったヒューストン・アストロズ・青木宣親外野手、東京ヤクルトスワローズ・山田哲人内野手、広島東洋カープ・菊池涼介内野手、同じく広島の鈴木誠也外野手、横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智外野手、日本ハム・中田翔内野手、巨人・坂本勇人内野手などが注目選手として名を連ねている。

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sports NPB,WBC2017,スポーツ,プロ野球,ワールド・ベースボール・クラシック,侍ジャパン,小久保裕紀 https://www.baseballchannel.jp/npb/27466/ https://www.baseballchannel.jp/npb/27466/ Fri, 24 Feb 2017 10:00:17 +0900 Fri, 24 Feb 2017 10:04:23 +0900 侍J、4番・筒香なら山田は? 打の中心2人を並べるメリットとデメリット【小宮山悟の眼】

筒香が打てれば勝てる

 侍Jの戦い方を語る上で、不在ながらも北海道日本ハムファイターズの大谷翔平について触れなくてはならない。今となっては、大谷をどう起用するつもりであったか定かではないが、初戦のキューバ戦に先発し、後の試合での打者としての出場もあり得ただけに、相当なダメージであることは間違いない。
 
 大谷の抜けた穴をどう埋めていくかがテーマになるが、とはいえ投手としてはそれほど多くは望めなかったのではないか。WBCには球数制限があるからだ。むしろ打線への影響を考えるべきである。
 
 侍Jは少ない得点を守り切って勝つ野球になると思うが、だからこそ、いかに効率よく点を取るかが大事になってくる。カギは打撃陣の奮闘にあると見ているが、その中心となるのは筒香嘉智(横浜DeNAベイスターズ)で間違いない。
 
 彼の今の実力であれば、すぐに米国へ行っても、そこそこの成績を残す打力を持っている。ホームランが打てるのは魅力であり、武器でもあるので、彼が4番に座るだろう。筒香が打てれば、勝ちゲームに持っていける。
 
 もちろん、打てない場合もあるだろうし、敬遠も含めて、筒香がバッティングをさせてもらえないような状況も十分にあり得る。そうなった場合、次に頼りになるのは山田哲人だ(東京ヤクルトスワローズ)。

どのような打順で筒香と山田を入れるか

 ただし、重要な点を忘れてならない。筒香と山田を打線のなかで並べるのか、例えば4番・5番にするのが本当にベストなのかどうかはしっかり考えなくてはならない。
 
 そこは小久保裕紀監督の采配次第だが、並べて使うのか、むしろ2人を離すことを選択するのかが、非常に難しい。
 
 2人の打順を離して使うと、ムラなく得点の可能性が広がる期待が持てる。反対に、並べて使うと、「打線のココの巡りで絶対に点を取る」という大きな山を作ることになる。しかしそうした場合、3イニングに1回しか流れがこない可能性が出てくる。どちらを採るのか。
 
 チームが少ない得点を守り、ロースコアゲームで勝負していくと考えるなら、筒香と山田は並べた方がいい。
 
 当然それにはリスクがある。筒香・山田以外のバッターが打てなくなると、この2人がホームランを打たなければ点にならないという最悪な状況に陥りかねない。したがって、打撃陣全体がどれだけ頑張るか。そこが肝になってくる。
 
 筒香を中心に引っ張っていく打線をどう組んでいくのか。各国は筒香の力量をすでに把握しているはずで、きつくマークされるだろう。だからこそ、他の選手たちが奮闘しなくてはならない。
 
 少ないチャンスをチーム全体でいかに効率よく得点に結びつけるか。総合力で戦っていかなければ厳しい試合になることは必至だ。

 
小宮山悟(こみやま・さとる)
 
1965年、千葉県生まれ。早稲田大学を経て、89年ドラフト1位でロッテ・オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)へ入団。精度の高い制球力を武器に1年目から先発ローテーション入りを果たすと、以降、千葉ロッテのエースとして活躍した。00年、横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)へ移籍。02年はボビー・バレンタイン監督率いるニューヨーク・メッツでプレーした。04年に古巣・千葉ロッテへ復帰、09年に現役を引退した。現在は、野球解説者、野球評論家、Jリーグの理事も務める。

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sports Derek Jeter,Major League,MLB,NewYork Yankees,sports,キャンプ,スプリング・トレーニング,スポーツ,デレック・ジーター,ニュース https://www.baseballchannel.jp/mlb/27462/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27462/ Thu, 23 Feb 2017 16:00:25 +0900 Thu, 23 Feb 2017 16:00:25 +0900 【MLB】ジーター氏「常にポジティブでいろ」。ヤンキース若手選手20人とディナー  
ジーター氏は、ヤンキース一筋で20年間に渡って3465本もの安打を積み重ねたスーパースターで、彼の着用していた背番号「2」は昨年ヤンキースの永久欠番になったばかりである。そんなジーター氏が、引退後に毎年続けていることが、キャンプ中に若手選手を連れてディナーに行くことである。
 
20歳のジャスティス・シェフィールド投手も参加した選手の1人だ。今回の参加が初めてで、「彼がレストランに入ってくると、自分が微笑んでいることに気が付いた。だって、彼はジーターだ。素晴らしすぎる。その場にいる全員が彼に釘付けになっていた。そして、彼は素晴らしいフィードバックをくれた。彼はとてもオープンな人で、全員が聞いた全ての質問に対して、ポイントを押さえた回答をしてくれた」と話している。
 
そして、ジーター氏から教わった教えの1つは、常にポジティブでいろということだという。「彼は物事をネガティブに考えることが好きではないんだ」とシェフィールドは答えた。
 
また、今回が2回目の参加だというジェームズ・カプリエリアン投手も、特別な時間だったと振り返る。「とてもカジュアルで、彼はフィールド内外について何でも聞いてくれ、可能な限りベストに答えるからと言っていた。ディナーの時間はそこにいた私たち全員にとってとても特別な時間だった」
 
ディナーに参加した若手選手にとって、今後の人生の上で忘れることができない1日となった。彼らの中からジーター氏と同じようにヤンキースを長年背負う選手が出ることを、ファンもジーター氏も願っているだろう。]]>
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 ニューヨーク・ヤンキースを2014年に引退し、「ザ・キャプテン」の愛称で知られていたデレック・ジーター氏がヤンキースの期待の若手選手20人をディナーに連れて行ったと、『AP通信』が22日に報じた。
 
 ジーター氏は、ヤンキース一筋で20年間に渡って3465本もの安打を積み重ねたスーパースターで、彼の着用していた背番号「2」は昨年ヤンキースの永久欠番になったばかりである。そんなジーター氏が、引退後に毎年続けていることが、キャンプ中に若手選手を連れてディナーに行くことである。
 
 20歳のジャスティス・シェフィールド投手も参加した選手の1人だ。今回の参加が初めてで、「彼がレストランに入ってくると、自分が微笑んでいることに気が付いた。だって、彼はジーターだ。素晴らしすぎる。その場にいる全員が彼に釘付けになっていた。そして、彼は素晴らしいフィードバックをくれた。彼はとてもオープンな人で、全員が聞いた全ての質問に対して、ポイントを押さえた回答をしてくれた」と話している。
 
 そして、ジーター氏から教わった教えの1つは、常にポジティブでいろということだという。「彼は物事をネガティブに考えることが好きではないんだ」とシェフィールドは答えた。
 
 また、今回が2回目の参加だというジェームズ・カプリエリアン投手も、特別な時間だったと振り返る。「とてもカジュアルで、彼はフィールド内外について何でも聞いてくれ、可能な限りベストに答えるからと言っていた。ディナーの時間はそこにいた私たち全員にとってとても特別な時間だった」
 
 ディナーに参加した若手選手にとって、今後の人生の上で忘れることができない1日となった。彼らの中からジーター氏と同じようにヤンキースを長年背負う選手が出ることを、ファンもジーター氏も願っているだろう。

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sports Major League,MLB,NewYork Yankees,sports,スポーツ,ニュース,ニューヨーク・ヤンキース,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27455/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27455/ Thu, 23 Feb 2017 13:40:25 +0900 Thu, 23 Feb 2017 20:03:23 +0900 【MLB】敬遠省略より時間短縮?ヤ軍ジラルディ監督がヘッドフォンを使った新ルール提案  
ジラルディ監督は、アメリカン・フットボールのようにすべきであると主張する。「私はNFLのようにヘッドフォンを通してコミュニケーションをすることを提案したい。そうすれば試合時間の短縮に繋がると思うよ」
 
NFLでは、オフェンスとディフェンスに各1人の選手ヘルメットの中に埋め込まれたスピーカーによって、試合中にベンチからの指示を受け取ることができる。ジラルディ監督も、このようにすれば投球ごとに打席を外してサインを確認する時間をなくなり、時間短縮に繋がると考えているようだ。
 
「サインは時間がかかる。5人がサインを送り、その中にダミーのサインが混ざっていることもあった。でも、今ならヘッドフォンを通してコミュニケーションもできるよ」
 
実際に、約2.6試合に1回の割合でしか起こらない敬遠と違い、各試合でサインを確認する時間というのは何十回も起こることだ。しかし、技術的な問題をどのようにするのかの疑問も残る。NFLではリーグが強制的にスピーカーのオンオフを切り替えている。また、NFLと違って162試合もあるのでコスト的な問題も出てくるだろう。
 
しかし、ジラルディ監督の考える新ルールは間違いなく試合時間の短縮に繋がる。将来的に、本格的にこの件がMLBで議論される日も近いかもしれない。]]>

 MLBが試合時間の短縮策として、今季から敬遠がベンチからのサインのみで可能となる新ルールに合意したと先日発表があったが、ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は違う意見を持っているようだ。米紙『USAトゥデイ』が22日付で報じた。
 
 ジラルディ監督は、アメリカン・フットボールのようにすべきであると主張する。「私はNFLのようにヘッドフォンを通してコミュニケーションをすることを提案したい。そうすれば試合時間の短縮に繋がると思うよ」
 
 NFLでは、オフェンスとディフェンスに各1人の選手ヘルメットの中に埋め込まれたスピーカーによって、試合中にベンチからの指示を受け取ることができる。ジラルディ監督も、このようにすれば投球ごとに打席を外してサインを確認する時間をなくなり、時間短縮に繋がると考えているようだ。
 
「サインは時間がかかる。5人がサインを送り、その中にダミーのサインが混ざっていることもあった。でも、今ならヘッドフォンを通してコミュニケーションもできるよ」
 
 実際に、約2.6試合に1回の割合でしか起こらない敬遠と違い、各試合でサインを確認する時間というのは何十回も起こることだ。しかし、技術的な問題をどのようにするのかの疑問も残る。NFLではリーグが強制的にスピーカーのオンオフを切り替えている。また、NFLと違って162試合もあるのでコスト的な問題も出てくるだろう。
 
 しかし、ジラルディ監督の考える新ルールは間違いなく試合時間の短縮に繋がる。将来的に、本格的にこの件がMLBで議論される日も近いかもしれない。

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sports Major League,Miami Marlins,MLB,ニュース,マイアミ・マーリンズ,メジャーリーグ,田澤純一 https://www.baseballchannel.jp/mlb/27450/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27450/ Thu, 23 Feb 2017 12:52:52 +0900 Thu, 23 Feb 2017 13:00:45 +0900 【MLB】左打者も苦にしないマーリンズ・田澤、監督の信頼大きくブルペン陣の核を担う  
MLB公式サイト『MLB.com』では、新天地で開幕を迎える田澤の活躍を予期する特集を組んでいる。記事では、マーリンズのドン・マティングリー監督のコメントを以下のように報じている。
 
「中継ぎ投手は年々状態が変化することが多いけど、田澤はまだ高い水準を保っていると思うよ」
 
突然不調に陥ったり、思うような投球が出来なくなる中継ぎ投手は多い。しかし、マティングリー監督は、田澤についてはその心配はないだろうと信頼を寄せている。
 
そして、同記事では田澤が左打者に強く、ワンポイントリリーフをあまり必要としないことも報じられている。田澤の対左打者の通算被打率は.262であり、右打者の.267より優秀な数字を記録している。
 
ブルペン陣が充実しているマーリンズだが、意外なことにメジャー40人枠に入っているリリーフ左腕はハンター・セルベンカ投手のみとなっている。しかし、A.J.ラモス投手、デービッド・フェルプス投手、新加入のブラッド・ジーグラー投手も対左打者に強いため、結果が残せなければ左腕のセルベンカですら開幕ロースターに入れない可能性も出てきている。
 
ブルペン陣の競争はし烈になると見られている中で、スプリットを駆使する田澤はマーリンズにとって新しいタイプの右腕となる。経験も豊富であり、マティングリー監督も「まだどうなるかは分からないが、彼が良ければ勿論出場機会は増えてくると思う」と結果次第では登板数の増加、配置転換を示唆している。
 
先発陣に不安を抱えているため、ブルペン陣がフル稼働することが見込まれているマーリンズ。田澤はその一角として、活躍を見せることが出来るだろうか。]]>
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 マイアミ・マーリンズの田澤純一投手への期待が高まっている。昨季は53試合登板で防御率4.17という成績だったものの、4年連続50登板を達成。2013年にボストン・レッドソックスがワールドシリーズを制覇した際には、クローザーの上原浩治投手に繋ぐセットアッパーとして大活躍だった。MLB在籍7シーズンでの通算成績は、302登板、312投球回、17勝20敗4セーブ79ホールド、防御率3.58 奪三振308となっている。
 
 MLB公式サイト『MLB.com』では、新天地で開幕を迎える田澤の活躍を予期する特集を組んでいる。記事では、マーリンズのドン・マティングリー監督のコメントを以下のように報じている。
 
「中継ぎ投手は年々状態が変化することが多いけど、田澤はまだ高い水準を保っていると思うよ」
 
 突然不調に陥ったり、思うような投球が出来なくなる中継ぎ投手は多い。しかし、マティングリー監督は、田澤についてはその心配はないだろうと信頼を寄せている。
 
 そして、同記事では田澤が左打者に強く、ワンポイントリリーフをあまり必要としないことも報じられている。田澤の対左打者の通算被打率は.262であり、右打者の.267より優秀な数字を記録している。
 
 ブルペン陣が充実しているマーリンズだが、意外なことにメジャー40人枠に入っているリリーフ左腕はハンター・セルベンカ投手のみとなっている。しかし、A.J.ラモス投手、デービッド・フェルプス投手、新加入のブラッド・ジーグラー投手も対左打者に強いため、結果が残せなければ左腕のセルベンカですら開幕ロースターに入れない可能性も出てきている。
 
 ブルペン陣の競争はし烈になると見られている中で、スプリットを駆使する田澤はマーリンズにとって新しいタイプの右腕となる。経験も豊富であり、マティングリー監督も「まだどうなるかは分からないが、彼が良ければ勿論出場機会は増えてくると思う」と結果次第では登板数の増加、配置転換を示唆している。
 
 先発陣に不安を抱えているため、ブルペン陣がフル稼働することが見込まれているマーリンズ。田澤はその一角として、活躍を見せることが出来るだろうか。

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sports Major League,MLB,sports,スポーツ,ニュース,フェイスブック,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27445/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27445/ Thu, 23 Feb 2017 11:30:42 +0900 Thu, 23 Feb 2017 19:40:05 +0900 【MLB】フェイスブックでMLBの試合をライブ配信へ。世界に向けた新たな可能性を追求  
昨年は、ツイッターがNFLの世界配信をおよそ週に1回のペースで開始し、スポーツとSNSの新たな可能性を追求した。一方で、フェイスブックも昨年イングランドのサッカー・プレミアリーグの記念試合やバスケットボールアメリカ代表の試合をライブ中継し、今年に入ってからはメキシコのプロサッカーリーグの中継の交渉も重ねており、世界各地の幅広い層のファンに対するアプローチを開始している。
 
今回のMLBのライブ中継も、MLBが考える世界戦略、そして若い世代への更なる普及と、フェイスブックの新たなユーザー獲得の利害が一致したことによるものだろう。
 
現段階ではどの試合を対象にライブ中継をするかは不明である。また、MLBとフェイスブックの関係者もコメントを拒否している。報道の通りに実現すれば、日本からMLBの試合を観戦するハードルも少しは下がることとなる。
 
また、野球が根付いていない土地でも気軽に視聴可能となることで、将来的なWBC等の世界大会の発展にも繋がるかもしれない。そして、もちろん、MLBファンにとっても普段見ない試合を見る機会が増え、嬉しいニュースとなることは間違いない。]]>
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 今シーズンから、MLBの試合がフェイスブック上で見ることができるようになるかもしれない。『ロイター通信』が21日に報じた内容によると、MLBとフェイスブックは週に1試合をライブ配信することを話し合っているという。
 
 昨年は、ツイッターがNFLの世界配信をおよそ週に1回のペースで開始し、スポーツとSNSの新たな可能性を追求した。一方で、フェイスブックも昨年イングランドのサッカー・プレミアリーグの記念試合やバスケットボールアメリカ代表の試合をライブ中継し、今年に入ってからはメキシコのプロサッカーリーグの中継の交渉も重ねており、世界各地の幅広い層のファンに対するアプローチを開始している。
 
 今回のMLBのライブ中継も、MLBが考える世界戦略、そして若い世代への更なる普及と、フェイスブックの新たなユーザー獲得の利害が一致したことによるものだろう。
 
 現段階ではどの試合を対象にライブ中継をするかは不明である。また、MLBとフェイスブックの関係者もコメントを拒否している。報道の通りに実現すれば、日本からMLBの試合を観戦するハードルも少しは下がることとなる。
 
 また、野球が根付いていない土地でも気軽に視聴可能となることで、将来的なWBC等の世界大会の発展にも繋がるかもしれない。そして、もちろん、MLBファンにとっても普段見ない試合を見る機会が増え、嬉しいニュースとなることは間違いない。

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sports NPB,WBC2017,スポーツ,プエルトリコ,プロはこう見る,プロ野球,ワールド・ベースボール・クラシック,侍ジャパン,小久保裕紀 https://www.baseballchannel.jp/npb/27434/ https://www.baseballchannel.jp/npb/27434/ Thu, 23 Feb 2017 11:00:58 +0900 Thu, 23 Feb 2017 11:04:04 +0900 侍Jが避けるべき“選手任せ”野球。小久保監督は明確な指示で前回の“凡ミス”繰り返すな【小宮山悟の眼】

前回大会と同じミスをしてはならない

 WBCは短期決戦どころの話ではない。目の前の試合に負けたら終わりのトーナメントに近く、自分で考えて打つなどと悠長なことを言っていてはいけない。ベンチがしっかりと責任をもって指示を出す。そこは徹底すべきだ。
 
 選手が個々の能力を思っている通りに出してほしいと侍Jの小久保裕紀監督が思っているのであれば、選手に任せていい。だがその代わり、負けたときの言い訳はできない。任せることも采配であるということを頭に入れておいてほしい。
 
 では合宿では何をするべきなのか。これが非常に重要になってくる。
 
 皆さんも記憶のなかに鮮明にあると思うが、前回大会で日本代表は大きな失敗をした。
 
 プエルトリコとの準決勝戦の8回裏、1-3の展開から2点を追う日本は、二塁走者に井端弘和、一塁走者に内川聖一を置き、バッターに主砲の阿部慎之助を迎える。2点ビハインドで打者が主砲の阿部。2人の走者が進んでいると同点のチャンスが一気に広がった。
 
 ここで日本はダブルスチールを敢行したかに見えた。ところが、二塁走者の井端が三塁に走る姿勢を見せていただけで盗塁をせず。一塁走者の内川が飛び出してしまい、アウト。これで日本は大きなチャンスを自ら失って敗れた。
 
 今大会は同じようなミスは絶対に避けなければならない。短い期間で、すべてをこなすのは簡単ではないが、チームとしての約束事をどうコミットするかは大きいことで、合宿での大きなテーマになる。

基本的にはベンチが責任をとるべき

 前回大会でのミスプレーは、前のランナー(井端)が「走ったように見えたから」(内川が)走った。しかし、二塁走者の井端はタイミングを取っていただけで、実際にはスタートを切っていなかった。
 
 これはベンチからのサインではなくグリーンライト(走者の判断で行う盗塁)で、その動きにつられた内川が飛び出してしまったことが責められる形にはなったが、走者が盗塁を狙うか、狙わないかを含めて、事前に徹底しておくべきことだった。
 
 基本的にはベンチが責任を取るべきで、その方が選手からすればやりやすい。前回大会のミスは選手の裁量に任せてしまった「ベンチのミス」になるので、今大会に関してはどこまで選手を縛るのか、指示を出すのかを明確にしなければならない。
 
 チーム内の決まり事はサインなどで明確にしないと、責任の所在が不明瞭になる。一体誰が責任をとるのか、と。前回の反省を生かすためにも、きちんとそれを山本浩二前監督から小久保監督に伝えてほしい。
 
 小久保監督は自身が責任を取れるように、選手にしっかりとした方針を伝えなければいけない。合宿からキューバ戦までの間に、どれだけのことができるのか。どれだけの約束事を形にし、チームに落とし込んでいくのか。合宿での一挙手一投足に目が離せない。

 
小宮山悟(こみやま・さとる)
 
1965年、千葉県生まれ。早稲田大学を経て、89年ドラフト1位でロッテ・オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)へ入団。精度の高い制球力を武器に1年目から先発ローテーション入りを果たすと、以降、千葉ロッテのエースとして活躍した。00年、横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)へ移籍。02年はボビー・バレンタイン監督率いるニューヨーク・メッツでプレーした。04年に古巣・千葉ロッテへ復帰、09年に現役を引退した。現在は、野球解説者、野球評論家、Jリーグの理事も務める。

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sports Major League,MLB,sports,スポーツ,ニュース,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27440/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27440/ Thu, 23 Feb 2017 10:50:04 +0900 Thu, 23 Feb 2017 10:50:04 +0900 【MLB】“意味のない4球”は時代遅れ? 今季から敬遠の新ルール導入へ  
MLBは近年、試合時間の短縮に努めており、今季は敬遠の簡略化とストライクゾーンの変更が議題となっていたが、選手会の同意が得られるかに注目が集まっていた。今回、ブライアント記者によると、あるチームの関係者と選手会の両方から敬遠に関する新ルールの承認を明かされたという。
 
一方で、敬遠は試合時間の短縮に大きな影響はないという意見も出ている。『ESPN』によると、昨シーズンのMLB全体での敬遠数は932回で、これは2.6試合に1回の割合でしか行われないことを意味する。しかし、MLBは意味のない4球を投げなければならない従来のルールを時代遅れと捉えているようだ。
 
では、選手はどのように考えているのだろうか。クリーブランド・インディアンスのジェイソン・キプニス内野手は、Twitterで「敬遠の最中の暴投で2回得点したことがあるんだけど…」と投稿し、ルール改正に懐疑的な姿勢を見せた。
 
ファンにとっても、敬遠の最中の暴投で得点したりであるとか、敬遠球を打ってのサヨナラなどのドラマを見ることができなくなるのは寂しいだろう。例えそれが滅多に起こらない出来事だとしてもである。
 
MLBでは敬遠に関する新ルールが実施される予定であるが、果たして日本球界も米国に追従して将来的にはルール改正を取り入れることになるのか。野球界を先導するMLBの動きから目を離すことはできない。]]>
Getty Images

 MLB機構が、投球をせずに敬遠を認める新ルールについてMLBの選手会とチームの同意に成功したと、米サイト『ESPN』のハワード・ブライアント記者が21日に報じた。今季から導入される見込みで、4球を投球する代わりにベンチからのサインで敬遠が認められることになるという。
 
 MLBは近年、試合時間の短縮に努めており、今季は敬遠の簡略化とストライクゾーンの変更が議題となっていたが、選手会の同意が得られるかに注目が集まっていた。今回、ブライアント記者によると、あるチームの関係者と選手会の両方から敬遠に関する新ルールの承認を明かされたという。
 
 一方で、敬遠は試合時間の短縮に大きな影響はないという意見も出ている。『ESPN』によると、昨シーズンのMLB全体での敬遠数は932回で、これは2.6試合に1回の割合でしか行われないことを意味する。しかし、MLBは意味のない4球を投げなければならない従来のルールを時代遅れと捉えているようだ。
 
 では、選手はどのように考えているのだろうか。クリーブランド・インディアンスのジェイソン・キプニス内野手は、Twitterで「敬遠の最中の暴投で2回得点したことがあるんだけど…」と投稿し、ルール改正に懐疑的な姿勢を見せた。
 
 ファンにとっても、敬遠の最中の暴投で得点したりであるとか、敬遠球を打ってのサヨナラなどのドラマを見ることができなくなるのは寂しいだろう。例えそれが滅多に起こらない出来事だとしてもである。
 
 MLBでは敬遠に関する新ルールが実施される予定であるが、果たして日本球界も米国に追従して将来的にはルール改正を取り入れることになるのか。野球界を先導するMLBの動きから目を離すことはできない。

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sports NPB,WBC2017,スポーツ,プロ野球,侍ジャパン,北海道日本ハムファイターズ,大野奨太,小林誠司,嶋基宏,捕手 https://www.baseballchannel.jp/npb/27430/ https://www.baseballchannel.jp/npb/27430/ Thu, 23 Feb 2017 10:00:19 +0900 Thu, 23 Feb 2017 10:00:19 +0900 正捕手は大野――。侍J“扇の要”となるか? 打者としての存在価値も高める「つなぎ力」

「打撃のつなぎ」を優先すると嶋が優位

 WBC日本代表の合宿が23日から宮崎県で始まった。
 前回大会の時とは違って、代表選手が決定しているから「サバイバル」と呼ぶには程遠い合宿となるが、そんな中にあっても、し烈なレギュラー争いがないわけでもない。
 
 特に、レギュラーが完全に決まっていないのが、扇の要と言われる正捕手だ。
 
 2015年の11月に行われた「世界野球WBSCプレミア12」では、東北楽天ゴールデンイーグルスの嶋基宏や埼玉西武ライオンズ炭谷銀仁朗が務めたが、嶋は昨季ケガなどで戦列を離れ、炭谷は今回のWBCメンバーから漏れた。昨秋の強化試合では北海道日本ハムファイターズの大野奨太が初召集され、今回も代表入りを果たしたが、果たして誰が正捕手を務めるかは注目だ。
 
 一つの考え方として、相性の良いバッテリー同士、いわば、所属チーム同士が組むというのも手だろう。菅野智之投手なら小林、則本昂大投手の場合は嶋、増井浩俊投手なら大野といった具合だ。
 
 とはいえ、それ以外の投手の場合の組み合わせも考えないといけないので、一番頼りになる捕手が誰であるかを決めなければならない。守備力では、スローイングにおいて小林が圧倒的に二人をリードしているが、キャッチングと投手に与える安心感を考えると大野、打撃面でつなぎを優先するなら嶋であろう。
 
 そう思っていたところ、春季キャンプを見ていると、大野のバッティングに目を奪われた。
 
 とにかく、右方向への打球が際立っている。
 小久保裕紀監督が実際に、日本ハムのキャンプ地を視察に訪れた14日の紅白戦で右方向へ2安打を放つと、続く三星ライオンズとの練習試合でも安打をマークして快音を響かせた。紅白戦の2安打を見た小久保監督も「今日は大野がアリゾナキャンプに行っていたので、彼の状態が気になっていた。今日のような右方向へのつなぎのバッティングを本番で見せてくれれば申し分ない」と話したほどだ。
 
 紅白戦は相手がチームメイトだから打てたものだとも思ったが、練習を繰り返し見ていると大野自身の取り組みに一過性のものではないしっかりとして意欲が感じられた。ただ来た球を打っているのではなく、自身の中にバッティングの核を作ろうとしている取り組みが感じられたのだ。

軌道の意識は嶋から習得

 実際、大野に訊ねてみた。
 
「特に右方向に打とうという意識をしているわけではないですけど、右に打つという気持ちよりもバットの軌道を意識しています。軌道を作ってあげれば、そういう右方向へのバッティングができると思ってやっています。バットの軌道をよくするためにはボールの見方、トップの位置、下半身の合わせ方、そしてミートポイントがうまく合えばと思ってやっています」
 
 その意識は同じ代表選手である嶋から教わったという。
 新シーズンに向けて技術をものにしようという姿勢はこれからの戦いに期待が持てるというものだ。
 
「今いいというより公式戦やシーズンが始まってどう結果を出すか」と大野は話すにとどめたが、この調子を維持していけば、守るだけの捕手ではなく、下位打線でしっかりつなぎのできる打者として存在価値は上がっていくはずだ。
 
 正捕手は大野――。
 現在のところ、それだけの状態の良さを見せつけている。

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sports Ichiro,Major League,Miami Marlins,MLB,sports,Wizard,スポーツ,マイアミ・マーリンズ,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27419/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27419/ Wed, 22 Feb 2017 15:59:51 +0900 Wed, 22 Feb 2017 18:06:27 +0900 【MLB】なぜ全米が騒然? 故障報道が物語るイチローの真の価値とは
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気落ちしたバーンズにイタズラ

 マーリンズのイチローが21日、守備練習中に味方外野手と交錯した。
 
 右中間への飛球を中堅の位置から追ったイチローは、右翼から突っ込んできた招待選手のバーンズと接触。右足を押さえてその場に倒れ込んだという。立ち上がり守備練習をこなした後、予定していた打撃練習はキャンセルした。
 
 大事には至っていない模様だが、今後数日間は患部の状態次第で別メニューとなる可能性はある。ところが、これに必要以上に反応したのが地元マイアミのメディアだった。
 
 球団公式HPは「イチローが医務室直行を余儀なくされた。故障知らずの彼のキャリアではこんなことは初めてのことだ」と報道。多くの番記者たちが、「イチローが右膝を痛めた」「イチローが腰をひねった」とツイッターで速報し始めたのだ。
 
 後にイチローはメディアに対応。公式HPは「衝撃が腰にはきたかな。明日の状態を見てみます」「何人か選手が来て写真を撮っていたよ。トレーナー室に僕がいるのを、彼らは見たことなかったからね」とユーモアも交えた本人のコメントを掲載した。
 
 さらに気落ちしたバーンズをおもんぱかっての悪ふざけも。「おまえはクビだ」と書かれたメモにイチローのサインを添え、同僚のディー・ゴードン内野手がバーンズのロッカーに置いてきたという。バーンズの荷物をダッフルバッグに収め、ロッカー前に並べる念の入り様で「それで(笑って)少しでも彼の気が楽になれば。落ち込んでいるだろうから」とメジャーならではかつ43歳のベテランらしい気配りをみせた。
 
 当のバーンズは「本当にまずいことをしてしまった」と平身低頭。「彼はレジェンドなんだ。こんなことになるなんて……。しかもまだキャンプは5日目だっていうのに」とすっかり参った様子だった。

ヤンキース時代には転倒し数日間別メニュー

 こんなクラブハウスのやりとりからも「深刻なケガではなさそうだ」と公式HPは最終的に結んだ。ただ、ふとした交錯一つがこれだけ大々的に報じられるのも、イチローという選手の価値を物語り、故障とは無縁というキャリアからくる逸話に他ならない。
 
 大きなケガこそないし、マーリンズ移籍後は表立った負傷はなかったが、イチローとてケガと全く無縁の「無菌状態」だったわけではない。
 
 ニューヨーク・ヤンキース時代の14年5月にはDLにこそ入らなかったものの、腰痛により4試合欠場。5月11日のミルウォーキー・ブリュワーズ戦の守備で捕球の際、左膝が地面の穴にはまり転倒。膝よりも腰の痛みがひどく、数日間は別メニューで調整した。
 
 DL入りは胃潰瘍によるマリナーズ時代09年開幕直後の一度だが、さすがにこれだけのキャリアを重ねて本当の無傷でいられるわけがない。
 
 ヤンキース時代の顛末はすっかり忘れ去れてしまっているが、何よりも故障を未然に防ぐ自己管理能力の高さは広く知れ渡っている。それがゆえの、全米を一瞬騒然とさせた故障報道でもあった。

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sports MLB,sports,スポーツ,ニュース,ボルチモア・オリオールズ,マット・ウィータース,メジャーリーグ,ワシントン・ナショナルズ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27415/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27415/ Wed, 22 Feb 2017 12:29:08 +0900 Wed, 22 Feb 2017 12:29:08 +0900 【MLB】初の世界一を目指すナショナルズ、球宴4回出場の“打てる捕手”ウィータースを獲得  
2年間ナショナルズで正捕手を務めていたウイルソン・ラモスがタンパベイ・レイズに移籍し、正捕手探しが難航していたナショナルズにとっては朗報だ。オフにはデレック・ノリス捕手をサンディエゴ・パドレスからトレードで獲得したが、昨季は打率.186と打撃は大不振に陥り、今季もどれだけ打てるのかは不明であったので、“打てる捕手”の獲得は非常に大きい。
 
ウィータースはオリオールズでの8シーズンでオールスター出場4回、ゴールドグラブ賞を2回獲得している強肩の捕手で、昨季はMLB全体で9位の盗塁阻止23回を記録。2014年に受けた靭帯再建手術の影響を感じさせないプレーを魅せた。打撃面では、打率.243、17本塁打、66打点と3年ぶりに2ケタ本塁打を記録し、今季も攻守において期待がかかる。
 
ナショナルズの捕手陣はウィータースを筆頭に、ノリス、ペドロ・セベリーノ、スペンサー・キーブーム、ローディー・リードが現状では40人枠に入ることになり、若手のトレードも示唆されるが、今回の獲得で層は非常に厚くなった印象だ。
 
球団初の世界一に向け、悩みの種であった正捕手候補に適任の選手を遂に見つけることができた。今季のナショナルズからは目が離せない。]]>
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 ボルティモア・オリオールズからFAとなっていた、マット・ウィータース捕手がワシントン・ナショナルズと2年総額2100万ドル(約24億円)で契約を結んだと、米サイト『FOXスポーツ』のケン・ローゼンタール記者が報じた。
 
 2年間ナショナルズで正捕手を務めていたウイルソン・ラモスがタンパベイ・レイズに移籍し、正捕手探しが難航していたナショナルズにとっては朗報だ。オフにはデレック・ノリス捕手をサンディエゴ・パドレスからトレードで獲得したが、昨季は打率.186と打撃は大不振に陥り、今季もどれだけ打てるのかは不明であったので、“打てる捕手”の獲得は非常に大きい。
 
 ウィータースはオリオールズでの8シーズンでオールスター出場4回、ゴールドグラブ賞を2回獲得している強肩の捕手で、昨季はMLB全体で9位の盗塁阻止23回を記録。2014年に受けた靭帯再建手術の影響を感じさせないプレーを魅せた。打撃面では、打率.243、17本塁打、66打点と3年ぶりに2ケタ本塁打を記録し、今季も攻守において期待がかかる。
 
 ナショナルズの捕手陣はウィータースを筆頭に、ノリス、ペドロ・セベリーノ、スペンサー・キーブーム、ローディー・リードが現状では40人枠に入ることになり、若手のトレードも示唆されるが、今回の獲得で層は非常に厚くなった印象だ。
 
 球団初の世界一に向け、悩みの種であった正捕手候補に適任の選手を遂に見つけることができた。今季のナショナルズからは目が離せない。

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sports Ichiro,Losangeles Dodgers,Major League,Miami Marlins,MLB,Seattle Mariners,sports,シアトル・マリナーズ,スポーツ,ニュース https://www.baseballchannel.jp/mlb/27411/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27411/ Wed, 22 Feb 2017 12:16:31 +0900 Wed, 22 Feb 2017 12:29:48 +0900 【MLB】ドジャース、イチローのマリナーズ時代の“相棒”を獲得。「左投手キラー」を高評価  
グティエレスは34歳になったばかりのベテラン外野手で、2009年からはシアトル・マリナーズに在籍。2009年から2011年にかけてイチロー外野手と共にマリナーズの外野を鉄壁の守備力で守り、2010年にはゴールドグラブ賞を受賞した。
 
打撃にも定評があり、2009年シーズンには打率.283、18本塁打、70打点を記録。昨シーズンは打率.246、14本塁打、39打点だが、左投手相手には打率.280、12本塁打、32打点とデーブ・ロバーツ監督も「左投手キラー」と評価する。
 
キャリアでも打率.289と左投手相手には滅法強く(右投手相手には打率.240)、そこがドジャースとの契約に至った理由の1つだ。ドジャースは昨シーズン100打席以上立った打者のうち、左投手相手への打率が高かった選手はわずか2人、A.J. エリス捕手とスコット・バンスライク外野手だけである。スタメンクラスは総じて、昨シーズンは左投手相手に打ちあぐねていた。
 
1988年以来の世界一に向けて本気モードのドジャースである。左投手が苦手の打線にとって、グティエレスの補強は選手層に厚みを持たせる意味において非常に効果的な補強となるだろう。]]>

 ロサンゼルス・ドジャースが、月曜日にフランクリン・グティエレス外野手と1年契約を結んだことを正式に発表した。報道自体は先週からなされていたが、ビダル・ヌーノ投手をボルティモア・オリオールズへとトレードし、40人枠をグティエレスのために空けてからの正式発表となった。
 
 グティエレスは34歳になったばかりのベテラン外野手で、2009年からはシアトル・マリナーズに在籍。2009年から2011年にかけてイチロー外野手と共にマリナーズの外野を鉄壁の守備力で守り、2010年にはゴールドグラブ賞を受賞した。
 
 打撃にも定評があり、2009年シーズンには打率.283、18本塁打、70打点を記録。昨シーズンは打率.246、14本塁打、39打点だが、左投手相手には打率.280、12本塁打、32打点とデーブ・ロバーツ監督も「左投手キラー」と評価する。
 
 キャリアでも打率.289と左投手相手には滅法強く(右投手相手には打率.240)、そこがドジャースとの契約に至った理由の1つだ。ドジャースは昨シーズン100打席以上立った打者のうち、左投手相手への打率が高かった選手はわずか2人、A.J. エリス捕手とスコット・バンスライク外野手だけである。スタメンクラスは総じて、昨シーズンは左投手相手に打ちあぐねていた。
 
 1988年以来の世界一に向けて本気モードのドジャースである。左投手が苦手の打線にとって、グティエレスの補強は選手層に厚みを持たせる意味において非常に効果的な補強となるだろう。

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sports 2006WBC,Major League,MLB,sports,スポーツ,ニュース,メジャーリーグ,ワールド・ベースボール・クラシック,世紀の大誤審 https://www.baseballchannel.jp/mlb/27408/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27408/ Wed, 22 Feb 2017 12:03:29 +0900 Wed, 22 Feb 2017 12:10:56 +0900 【MLB】第1回WBC日本戦で「世紀の大誤審」。ボブ・デービッドソン審判が引退へ  
1982年にナショナル・リーグの審判としてデビューしたデービッドソン氏は、1999年には1度辞任。2003年から再度マイナーリーグで審判業を復帰することとなり、2007年にはMLBへ復帰した。
 
MLBへ審判として復帰するまでの、2006年のWBCの“活躍”は日本のファンにも馴染みが深いだろう。第1回WBCの第2ラウンドの日本対米国戦、3対3の同点で迎えた8回表1死満塁で岩村明憲がレフトフライを放ち、三塁走者の西岡剛内野手がタッチアップ。生還し、日本代表は一時4対3と勝ち越した。
 
しかし、「西岡の離塁が早すぎる」と当時米国代表のバック・マルチネス監督が抗議。二塁塁審は抗議を認めなかったが、球審を務めていたデービッドソン氏に抗議をすると、判定をあっさりと覆しアウトとした。勝ち越しのチャンスが一転併殺となり、日本代表は結局3対4で米国代表に敗れてしまった。
 
試合後から日本では「世紀の大誤審」とメディアが報道。日本中の野球ファンにその名が知れ渡ったのは記憶に新しい。また、同年のWBCのメキシコ対米国戦でも、デービッドソン氏はメキシコ代表選手が放った打球が本塁打か否かを巡って再度米国に有利な誤審を犯す。しかし、その誤審のおかげでメキシコ代表が奮起し米国代表に勝利し、日本代表の準決勝進出をアシストした話は有名である。]]>
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 2006年に行われた第1回WBCの日本対米国戦で「世紀の大誤審」を犯した審判のボブ・デービッドソン氏が、引退する模様だ。米サイト『ESPN』のバスター・オルニー氏が21日に伝えた。
 
 1982年にナショナル・リーグの審判としてデビューしたデービッドソン氏は、1999年には1度辞任。2003年から再度マイナーリーグで審判業を復帰することとなり、2007年にはMLBへ復帰した。
 
 MLBへ審判として復帰するまでの、2006年のWBCの“活躍”は日本のファンにも馴染みが深いだろう。第1回WBCの第2ラウンドの日本対米国戦、3対3の同点で迎えた8回表1死満塁で岩村明憲がレフトフライを放ち、三塁走者の西岡剛内野手がタッチアップ。生還し、日本代表は一時4対3と勝ち越した。
 
 しかし、「西岡の離塁が早すぎる」と当時米国代表のバック・マルチネス監督が抗議。二塁塁審は抗議を認めなかったが、球審を務めていたデービッドソン氏に抗議をすると、判定をあっさりと覆しアウトとした。勝ち越しのチャンスが一転併殺となり、日本代表は結局3対4で米国代表に敗れてしまった。
 
 試合後から日本では「世紀の大誤審」とメディアが報道。日本中の野球ファンにその名が知れ渡ったのは記憶に新しい。また、同年のWBCのメキシコ対米国戦でも、デービッドソン氏はメキシコ代表選手が放った打球が本塁打か否かを巡って再度米国に有利な誤審を犯す。しかし、その誤審のおかげでメキシコ代表が奮起し米国代表に勝利し、日本代表の準決勝進出をアシストした話は有名である。

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sports Ichiro,Major League,Miami Marlins,MLB,sports,Wizard,イチロー,スポーツ,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27406/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27406/ Wed, 22 Feb 2017 11:22:34 +0900 Wed, 22 Feb 2017 11:28:39 +0900 【MLB】イチロー、選手と衝突で“衝撃”の負傷。「殿堂入り」級の珍事?に同僚は記念撮影も  
イチローがDL(故障者リスト)入りしたのは、シアトル・マリナーズ時代の2009年に、WBC後の極度の疲労による出血性の潰瘍で離脱した時だけだ。現地でも非常にケガに強い選手という認識だけに、衝撃を与えている。
 
今回の一件は、地元紙「マイアミ・ヘラルド」でも大きく取り上げられている。当初は練習を続行するつもりだったようだが、患部の状態が心配されたため練習を切り上げたようだ。また、衝突したバーンズも同様に練習を切り上げ、トレーナールームへ向かった。
 
記事では、イチローのコメントを以下のように報じている。
 
「僕にとってトレーナールームに行くのは初めてで、いつもと違う気分だった。僕がトレーナールームに行くときはバンドエイドを貰う時ぐらいだったから、今までで1番長い時間トレーナールームにいたことになるね。」
 
また、スプリング・トレーニングではこのような交錯をしたことがないとも述べている。明日以降の練習は様子を見ながらということになりそうだが、多少のペースダウンは避けられないだろう。
 
一方、同記事ではチームメイトの驚いた様子も報じられている。トレーナールームにイチローがいるという極めて珍しい事態に対し、一部のチームメイトはトレーナールームで一緒に写真を撮ったり、イチローの患部を確認する時に使用した手袋が保存されている。
 
同僚である三塁レギュラーのマーティン・プラド内野手曰く、治療に使った蒸気を出す機器も保存されていると話しており、以下のようなジョークも残している。
 
「今回の件に関わったものは全部クーパーズタウン(野球殿堂がある街)に行くことになるよ」
 
そして、衝突した同僚へのフォローも忘れない。
 
「誰もイチローをぞんざいには扱えないよ。ドン・マティングリー監督ですらね。だからバーンズは忍者に囲まれないように気を付けないと。彼は1人で外に出れないんじゃないかな?」
 
痛めた箇所の回復具合が心配されるが、1つのケガで同僚があまりに驚くほどのキャリアを形成してきたイチロー。今季も、新たな伝説を残すことは出来るだろうか。]]>
Getty Images

 マイアミ・マーリンズのイチロー外野手は、守備練習中に招待選手であるブランドン・バーンズ外野手と衝突し、右ひざと腰を負傷した。イチローの負傷は、MLB移籍後の16年間のキャリアを見ても極めて珍しいことであり、全米で広く報じられている。
 
 イチローがDL(故障者リスト)入りしたのは、シアトル・マリナーズ時代の2009年に、WBC後の極度の疲労による出血性の潰瘍で離脱した時だけだ。現地でも非常にケガに強い選手という認識だけに、衝撃を与えている。
 
 今回の一件は、地元紙「マイアミ・ヘラルド」でも大きく取り上げられている。当初は練習を続行するつもりだったようだが、患部の状態が心配されたため練習を切り上げたようだ。また、衝突したバーンズも同様に練習を切り上げ、トレーナールームへ向かった。
 
 記事では、イチローのコメントを以下のように報じている。
 
「僕にとってトレーナールームに行くのは初めてで、いつもと違う気分だった。僕がトレーナールームに行くときはバンドエイドを貰う時ぐらいだったから、今までで1番長い時間トレーナールームにいたことになるね。」
 
 また、スプリング・トレーニングではこのような交錯をしたことがないとも述べている。明日以降の練習は様子を見ながらということになりそうだが、多少のペースダウンは避けられないだろう。
 
 一方、同記事ではチームメイトの驚いた様子も報じられている。トレーナールームにイチローがいるという極めて珍しい事態に対し、一部のチームメイトはトレーナールームで一緒に写真を撮ったり、イチローの患部を確認する時に使用した手袋が保存されている。
 
 同僚である三塁レギュラーのマーティン・プラド内野手曰く、治療に使った蒸気を出す機器も保存されていると話しており、以下のようなジョークも残している。
 
「今回の件に関わったものは全部クーパーズタウン(野球殿堂がある街)に行くことになるよ」
 
 そして、衝突した同僚へのフォローも忘れない。
 
「誰もイチローをぞんざいには扱えないよ。ドン・マティングリー監督ですらね。だからバーンズは忍者に囲まれないように気を付けないと。彼は1人で外に出れないんじゃないかな?」
 
 痛めた箇所の回復具合が心配されるが、1つのケガで同僚があまりに驚くほどのキャリアを形成してきたイチロー。今季も、新たな伝説を残すことは出来るだろうか。

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sports NPB,スポーツ,プロ野球,和田毅,張本優大,拓也,攝津正,斐紹,春季キャンプ,栗原陵矢 https://www.baseballchannel.jp/npb/27396/ https://www.baseballchannel.jp/npb/27396/ Wed, 22 Feb 2017 11:00:44 +0900 Wed, 22 Feb 2017 11:04:45 +0900 激化するホークス正捕手争い。細川抜け若手にもチャンス、6人がアピール合戦
古江美奈子

全てにおいて必要なのは技術の向上

 今年の春季キャンプでは多くの若手選手がA組に選出されている。期待を込めての抜擢だが、選手たちにとってはこの上ない絶好のアピールチャンスだ。その中でも捕手4名はフレッシュな顔ぶれとなった。宮崎の地で若き正捕手争いが繰り広げられている。
 
 7年目の斐紹は昨季、初の開幕スタメンマスクをかぶり攝津正や和田毅らベテラン投手陣をリードするも、なかなか勝利を手繰り寄せることはできなかった。ホーム開幕戦で組んだ和田は「僕が悪かったのでリードしづらかったと思う。斐紹に申し訳ない」と語っていた。2軍で経験を積んできたが、それとは違う1軍の実戦で学んだことは大きな糧となるだろう。
 
「昨年まではベテランの方がいて、身体を仕上げていく状態の中に自分が若手として入っていた。でも今年はみんな若い。この中では自分が一番経験していると思うし、自信もある。その分、負けないようにしないといけません」
 

 
 体重を7.5キロ絞って挑んだキャンプ。キレのある軽快な動きを見せている。「やっぱり1軍での経験があるから違うな、と周りに思われるようにしたい。負けない自信はあります」と力強く話す。
 
 その斐紹と同級生の甲斐拓也は、昨季まで「拓也」だった登録名を「甲斐」に変更して心機一転、レギュラー獲りに躍起になっている。昨季は斐紹と入れ替わるような形で6月に1軍昇格。フル出場とはいかなかったが、13試合でマスクを被った。
 
「ベテランだろうと同世代だろうと自分のやることは変わらないので、A組のメンバーは意識していない。必要なのは技術の向上。打撃もですけど、特に守備。キャッチングもスローイングも配球もすべて。1軍で試合に出ないと意味がありませんからね」
 
 貪欲に1軍出場を目指し練習に励む姿からは、昨季以上の熱意を感じた。

捕手は鶴岡と高谷と若手で競う

 昨年7月に支配下登録された張本優大は26歳。A組捕手陣では最年長となる。
 
「技術うんぬんよりも先に声を出して、まずは存在をアピールしていきたい。元気を出して目立っていかないと」と話す。181センチ・86キロの恵まれた体格でケガに強い身体を武器に、強肩強打に磨きをかけて正捕手争いに食い込みたいところだ。
 
 最後は3年目の栗原陵矢。初めてのA組キャンプは「充実しています!」と笑顔を見せる。ブルペンで和田の投球を受けた後、話し込む場面があった。珍しく2人してしゃがみ込み、捕球体勢をしながらミットを構える。
 
「どういう構えをしたら投げやすいのか和田さんに聞いていました。もう身体作りなんて言っていられない。一つ一つの動作をきっちりしていくのも大事。この4人の中から自分が試合に出るんだという気持ちでやっています」と頼もしい言葉が返ってきた。
 
 昨オフに細川亨が東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍し、実績・経験からすれば鶴岡、高谷、そしてもう一枠を若手が競い合うと考えるのが妥当なのかもしれない。しかし、必ずしもそうなるとは限らない。紅白戦が始まり、アピール合戦は激化している。達川光男ヘッドコーチは「まだまだこれから。技量を見て、発掘しているところですよ」と見守る。
 
 強気なリード、正確なスロー、思い切りのよいバッティング……、それぞれの持ち味を発揮して抜け出すのは誰か。
 
 春が待ち遠しい。

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sports Major League,MLB,Richard Ankiel,sports,スポーツ,ニュース,メジャーリーグ,リック・アンキール https://www.baseballchannel.jp/mlb/27392/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27392/ Tue, 21 Feb 2017 15:50:25 +0900 Tue, 21 Feb 2017 15:50:25 +0900 【MLB】早熟のスーパースターが激白「試合前にウォッカを飲んでいた」  
アンキール氏は、19歳でセントルイス・カージナルスから投手としてMLBデビューを果たすと、翌年には11勝7敗と大活躍。一躍若手期待のスターにまで上り詰めた。
 
しかし、同年のプレーオフで投手人生が狂い始める。アトランタ・ブレーブスとの地区シリーズの初戦に先発したアンキール氏は、3回に突如制球を乱し、1イニング5暴投の大失態。全くストライクが入らなくなってしまった。結局アンキール氏は2回2/3を与四球6、暴投5の大乱調でマウンドを降りたのである。
 
結局、続くリーグ優勝決定シリーズでも制球を乱し、先発をした試合では1回を持たずにノックアウト。若いアンキール氏は完全にプレッシャーに押しつぶされてしまった形となった。
 
そこで迎えた2001年シーズンの最初の登板である。アンキール氏はプレッシャーにつぶされていたその試合のことを次のように振り返る。
 
「試合前には死を恐れていた。そして、自分にチャンスがないのも分かっていた。全てにプレッシャーを感じていたら、試合直前にウォッカを手にしていた。ウォッカを飲み始めたら、それはまるでモンスターを飼い慣らすような感覚を覚え、私のやりたかったことができるようになったんだ」
 
その試合はランディ・ジョンソン氏との投げ合いだったが、ウォッカを飲んだアンキール氏は5イニングを2点に抑え勝利投手となった。酔いながらジョンソン氏との投げ合いを制したのである。
 
しかし、その後も試合前に飲み続けたが、効果があったのはその1回のみで、結局は投手としての人生は終わってしまった。その年は6試合に投げ、2004年に5試合に中継ぎ登板し、復活の気配を見せたが、再度ストライクゾーンに入らなくなってしまい投手としてのキャリアを終えた。
 
その後はもともと定評のあった打撃を活かすために野手に転向。2008年には25本塁打を記録するなど、2014年に引退するまでの7シーズンで74本塁打を放ち、ベーブ・ルース氏以来の10勝&50本塁打の偉業を達成した。
 
早熟のスーパースターのキャリアは、本塁打を打てる野手として終えることとなった。野球界でも非常に珍しい人生を辿っていたアンキール氏である。]]>
Getty Images

 2014年にMLBから引退したリック・アンキール氏が心を落ち着かせるために、ウォッカを飲んでから試合に臨んでいたと、ラジオ番組で明かした。
 
 アンキール氏は、19歳でセントルイス・カージナルスから投手としてMLBデビューを果たすと、翌年には11勝7敗と大活躍。一躍若手期待のスターにまで上り詰めた。
 
 しかし、同年のプレーオフで投手人生が狂い始める。アトランタ・ブレーブスとの地区シリーズの初戦に先発したアンキール氏は、3回に突如制球を乱し、1イニング5暴投の大失態。全くストライクが入らなくなってしまった。結局アンキール氏は2回2/3を与四球6、暴投5の大乱調でマウンドを降りたのである。
 
 結局、続くリーグ優勝決定シリーズでも制球を乱し、先発をした試合では1回を持たずにノックアウト。若いアンキール氏は完全にプレッシャーに押しつぶされてしまった形となった。
 
 そこで迎えた2001年シーズンの最初の登板である。アンキール氏はプレッシャーにつぶされていたその試合のことを次のように振り返る。
 
「試合前には死を恐れていた。そして、自分にチャンスがないのも分かっていた。全てにプレッシャーを感じていたら、試合直前にウォッカを手にしていた。ウォッカを飲み始めたら、それはまるでモンスターを飼い慣らすような感覚を覚え、私のやりたかったことができるようになったんだ」
 
 その試合はランディ・ジョンソン氏との投げ合いだったが、ウォッカを飲んだアンキール氏は5イニングを2点に抑え勝利投手となった。酔いながらジョンソン氏との投げ合いを制したのである。
 
 しかし、その後も試合前に飲み続けたが、効果があったのはその1回のみで、結局は投手としての人生は終わってしまった。その年は6試合に投げ、2004年に5試合に中継ぎ登板し、復活の気配を見せたが、再度ストライクゾーンに入らなくなってしまい投手としてのキャリアを終えた。
 
 その後はもともと定評のあった打撃を活かすために野手に転向。2008年には25本塁打を記録するなど、2014年に引退するまでの7シーズンで74本塁打を放ち、ベーブ・ルース氏以来の10勝&50本塁打の偉業を達成した。
 
 早熟のスーパースターのキャリアは、本塁打を打てる野手として終えることとなった。野球界でも非常に珍しい人生を辿っていたアンキール氏である。

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sports Major League,sports,Texas Rangers,スポーツ,ダルビッシュ有,テキサス・レンジャース,ニュース,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27388/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27388/ Tue, 21 Feb 2017 12:30:13 +0900 Tue, 21 Feb 2017 12:37:20 +0900 【MLB】ダルビッシュ、オープン戦初戦で登板へ。完全復活へのスタートを切る  
土曜日に行われるオープン戦の開幕戦ではダルビッシュとマーティン・ペレス投手がカンザスシティ・ロイヤルズを相手に2イニング、30球を目安に投げる予定である。
 
レンジャーズで6シーズン目を迎えるダルビッシュは、今季が契約最終年である。昨シーズンは2015年に受けた肘の靭帯再建手術の影響で5月の終盤に戦線復帰。17試合に登板し、7勝5敗、防御率3.41、131奪三振を記録。シーズン終了後の再契約交渉で有利に立つためにも、今季は2013年シーズン以来の、年間を通してのピッチングが求められる。
 
そのためにも、最初の対外試合で幸先の良いスタートを切っておきたいところだ。この時期は結果ではなく、内容が求められる。シーズン開幕を完璧なスタートで切れるように調整を重ねるためには、土曜日の試合は重要だ。
 
MLBではいよいよ本格的に球春到来といった雰囲気である。先陣を切るダルビッシュの投球内容に注目だ。]]>
Getty Images

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、現地時間25日に行われるオープン戦の初戦で投げる予定だと、テキサス州ダラスの地方紙『ダラス・モーニング・ニュース』のスポーツニュースを扱う電子版が20日に報じた。
 
 土曜日に行われるオープン戦の開幕戦ではダルビッシュとマーティン・ペレス投手がカンザスシティ・ロイヤルズを相手に2イニング、30球を目安に投げる予定である。
 
 レンジャーズで6シーズン目を迎えるダルビッシュは、今季が契約最終年である。昨シーズンは2015年に受けた肘の靭帯再建手術の影響で5月の終盤に戦線復帰。17試合に登板し、7勝5敗、防御率3.41、131奪三振を記録。シーズン終了後の再契約交渉で有利に立つためにも、今季は2013年シーズン以来の、年間を通してのピッチングが求められる。
 
 そのためにも、最初の対外試合で幸先の良いスタートを切っておきたいところだ。この時期は結果ではなく、内容が求められる。シーズン開幕を完璧なスタートで切れるように調整を重ねるためには、土曜日の試合は重要だ。
 
 MLBではいよいよ本格的に球春到来といった雰囲気である。先陣を切るダルビッシュの投球内容に注目だ。

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sports Major League,MLB,エリック・ガニエ,サイ・ヤング賞,スポーツ,ニュース,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27390/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27390/ Tue, 21 Feb 2017 12:00:14 +0900 Tue, 21 Feb 2017 12:36:52 +0900 【MLB】03年サイ・ヤング賞41歳右腕がMLB復帰に本気。WBCでラストチャンスに懸ける  
しかし、そのブルペンでの投球がすごいというのだ。ガニエの捕手役を務めた25歳のウィンストン・ソーヤーによると、ガニエのピッチングは「投げているのが彼とは知らずに、ピッチングだけで判断したら、他のMLBの投手と同じレベル」だという。
 
また、ガニエの代理人によると、昨シーズンに独立リーグで投げた球は93~95マイル(約150キロ~153キロ)を記録したとしている。もちろん代理人であるから多少は話を盛るだろうが、MLBの各球団はWBCで彼の実力を見極めることができるだろう。
 
米サイト『CBSスポーツ』によると、もしガニエがWBCでMLB球団が求める普通の投球を披露したら、何球団かはマイナー契約を申し出るだろうとしている。実力があるなら、過去のスターにチャンスを与えることは、チーム力の強化にも繋がるからだ。
 
一方で、ガニエがここ最近何をしていたのかというと、2012年には野球フランス代表の監督を務めたり、前述したがカナダの独立リーグで登板したりするなど、野球からは完全には離れていない。そのような中で開催される、今回のWBCはガニエにとってはMLB復帰のラストチャンスだろう。
 
2008年以降MLBでの登板はないが、2000年代前半にはMLBで一時代を築いたガニエである。MLB復帰は非常に険しい道ではあるだろうが、41歳にして再挑戦をする姿は純粋に人々の心を打つ。まずは、来月から始まるWBCでの活躍を期待したい。]]>
Getty Images

 2003年に55セーブを挙げてサイ・ヤング賞に輝き、2010年にMLBからの引退を表明した41歳のエリック・ガニエ投手が、本気でMLBへの復帰を目指している。ガニエは今年のWBCのカナダ代表に選出され、現在はロサンゼルス・ドジャースのキャンプにゲスト講師として帯同、ブルペンで感覚を取り戻しながらWBCに向け準備をしている。
 
 しかし、そのブルペンでの投球がすごいというのだ。ガニエの捕手役を務めた25歳のウィンストン・ソーヤーによると、ガニエのピッチングは「投げているのが彼とは知らずに、ピッチングだけで判断したら、他のMLBの投手と同じレベル」だという。
 
 また、ガニエの代理人によると、昨シーズンに独立リーグで投げた球は93~95マイル(約150キロ~153キロ)を記録したとしている。もちろん代理人であるから多少は話を盛るだろうが、MLBの各球団はWBCで彼の実力を見極めることができるだろう。
 
 米サイト『CBSスポーツ』によると、もしガニエがWBCでMLB球団が求める普通の投球を披露したら、何球団かはマイナー契約を申し出るだろうとしている。実力があるなら、過去のスターにチャンスを与えることは、チーム力の強化にも繋がるからだ。
 
 一方で、ガニエがここ最近何をしていたのかというと、2012年には野球フランス代表の監督を務めたり、前述したがカナダの独立リーグで登板したりするなど、野球からは完全には離れていない。そのような中で開催される、今回のWBCはガニエにとってはMLB復帰のラストチャンスだろう。
 
 2008年以降MLBでの登板はないが、2000年代前半にはMLBで一時代を築いたガニエである。MLB復帰は非常に険しい道ではあるだろうが、41歳にして再挑戦をする姿は純粋に人々の心を打つ。まずは、来月から始まるWBCでの活躍を期待したい。

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sports Major League,MLB,sports,Texas Rangers,スポーツ,ダルビッシュ有,テキサス・レンジャース,メジャーリーグ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27385/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27385/ Tue, 21 Feb 2017 11:16:25 +0900 Tue, 21 Feb 2017 11:16:25 +0900 【MLB】ダルビッシュ、奪三振王に再び輝くか。かつての武器スプリット解禁で女房も太鼓判  
NPBに所属していた時は数々の変化球を駆使していたダルビッシュだが、MLB移籍後は速球、スライダーをメインに投球を組み立てていた。そして、スプリットは手術前の全投球の5%を占めており、重要な武器の1つだった。
 
2013年に13勝を挙げ、サイ・ヤング賞の記者投票で2位に入った時もカーブと同頻度でスプリットを投げていた。しかし、スプリットは肘に負担がかかる球種として、トミー・ジョン手術明けの昨季は封印していた。今季は肘のリスクも減ったため、解禁に踏み切りキャンプでも調整を続けている。
 
地元紙「ダラス・モーニングニュース」では、正妻であるジョナサン・ルクロイ捕手のコメントを以下のように掲載している。
 
「落ちる球があるということは、右打者に対して非常に効果があるだろう。そして、彼は空振りや見逃しを取るために投げ分けることが出来る」
 
正妻もダルビッシュのスプリット復活に肯定的であり、投球の幅が広がることが予測されている。昨季は、ストレートの投球割合が42.25%となっていた。球威が上がり、メインの武器として使えるようになった速球を更に活かすためにも、封印していたスプリットを再び実戦に投入したいところだ。
 
また、同記事ではスプリットと昨季投げたチェンジアップとの比較をしている。昨季のチェンジアップの投球数は36球となっており、16個(44%)の空振りを奪った。一方、2014年シーズンにはスプリットを49球投げ、29個(59%)の空振りを奪っているというデータが掲載されている。
 
チェンジアップ、スプリットは一般的に空振りを奪うことの多い球種だが、ダルビッシュの場合スプリットの方が空振りを奪えているというデータが出ている。速球、スライダー、ツーシーム以外にも高い頻度で空振りを奪える球種が増えることで、既に高い奪三振率がさらに向上すると見られている。
 
かつての武器を復活させ、2013年以来自身2度目となる最多奪三振のタイトル獲得となるだろうか。]]>
Getty Images

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手は、今季はスプリットを解禁してシーズンを戦うことになりそうだ。
 
 NPBに所属していた時は数々の変化球を駆使していたダルビッシュだが、MLB移籍後は速球、スライダーをメインに投球を組み立てていた。そして、スプリットは手術前の全投球の5%を占めており、重要な武器の1つだった。
 
 2013年に13勝を挙げ、サイ・ヤング賞の記者投票で2位に入った時もカーブと同頻度でスプリットを投げていた。しかし、スプリットは肘に負担がかかる球種として、トミー・ジョン手術明けの昨季は封印していた。今季は肘のリスクも減ったため、解禁に踏み切りキャンプでも調整を続けている。
 
 地元紙「ダラス・モーニングニュース」では、正妻であるジョナサン・ルクロイ捕手のコメントを以下のように掲載している。
 
「落ちる球があるということは、右打者に対して非常に効果があるだろう。そして、彼は空振りや見逃しを取るために投げ分けることが出来る」
 
 正妻もダルビッシュのスプリット復活に肯定的であり、投球の幅が広がることが予測されている。昨季は、ストレートの投球割合が42.25%となっていた。球威が上がり、メインの武器として使えるようになった速球を更に活かすためにも、封印していたスプリットを再び実戦に投入したいところだ。
 
 また、同記事ではスプリットと昨季投げたチェンジアップとの比較をしている。昨季のチェンジアップの投球数は36球となっており、16個(44%)の空振りを奪った。一方、2014年シーズンにはスプリットを49球投げ、29個(59%)の空振りを奪っているというデータが掲載されている。
 
 チェンジアップ、スプリットは一般的に空振りを奪うことの多い球種だが、ダルビッシュの場合スプリットの方が空振りを奪えているというデータが出ている。速球、スライダー、ツーシーム以外にも高い頻度で空振りを奪える球種が増えることで、既に高い奪三振率がさらに向上すると見られている。
 
 かつての武器を復活させ、2013年以来自身2度目となる最多奪三振のタイトル獲得となるだろうか。

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sports 2017WBC,NPB,スポーツ,プロ野球,ワールド・ベースボール・クラシック,中村剛也,中田翔,侍ジャパン,北海道日本ハムファイターズ,筒香嘉智 https://www.baseballchannel.jp/npb/27382/ https://www.baseballchannel.jp/npb/27382/ Tue, 21 Feb 2017 11:00:40 +0900 Tue, 21 Feb 2017 11:01:22 +0900 侍Jのカギ握る中田翔。国際試合に強い右の大砲、世界一奪回の先に見えるのは阪神かメジャーか

プレミア12では1塁手のベストナインに選出

 いよいよWBC開幕が目前に迫ってきた。
 
 世界一奪回狙う日本代表・侍ジャパンが来月7日、東京ドームで行われる1次ラウンド・プールBのキューバ戦を初戦に熱い戦いの火蓋を切る。まずは今月23日スタートの宮崎合宿で全員一丸とならねばならない。
 
 北海道日本ハムファイターズの二刀流・大谷が右足首の負傷で今大会出場を断念。最大の注目選手の欠場は侍ジャパンにとって非常に残念なニュースだが、日の丸のキーパーソンは当然他にもいる。大谷に話題を独占され、陰に隠れがちだった同僚で先輩の中田翔内野手もその1人だ。
 
 大会前から小久保裕紀監督が「中田翔の活躍なしに世界一奪回はあり得ない」と断言するほどに、その存在はチームの中で重要視されている。横浜DeNAベイスターズ・筒香嘉智外野手とともに4番候補。いずれにせよクリーンアップを任されることは間違いなく、持ち前の長打と打点量産が大舞台においても期待される。
 
 昨季は自己最高の110打点で2度目のリーグ打点王に輝き、主砲としてチームの日本一に大きく貢献。そして一昨年秋の国際大会「プレミア12」でも4番の座こそ中村剛也内野手(埼玉西武ライオンズ)と筒香に明け渡したものの打率4割2分9厘、3本塁打、15打点をマークし、全8試合に出場した侍メンバーの中で打撃3部門すべてにおいてチームトップの成績を残した。
 
 ちなみに同大会で中田は打点王となり、投手で選出された大谷とともに1塁手のベストナインにも名を連ねている。国と国の威信をかけたWBCの戦いにおいて、国際試合に強い中田の活躍こそがやはり必要不可欠であることは言うまでもあるまい。

17年シーズンオフに国内FA権獲得

 個人的にも今後の行く末を占う意味で、今大会にかけるモチベーションはまず間違いなく高いはずだ。このままいけば中田は2017年シーズンの終盤に国内FA権を取得することになる。高校時代は大阪桐蔭で名を馳せ、関西と縁が深いことから以前よりずっとささやかれ続けている阪神タイガースへの移籍説も未だ消えていない。
 
 さらに1年待てば翌2018年シーズンに海外FA権取得も見えてくることから、入団当初から強い興味があると公言しているメジャー移籍も選択肢の1つとして加わってくるかもしれない。そういう観点でとらえると次のWBCでは阪神を含めたNPB他球団はともかくとして、視察に訪れるメジャー各球団のスカウト陣に自身の活躍をアピールしておく必要性がある。
 
 何かと個性の強い中田については、ここで激賞するとアンチの方々から「昨季の公式戦中はスランプにもハマったし、打率(2割5分)も低くて勝負弱いじゃないか」とクレームが飛び出すかもしれない。
 
 しかし申し訳ないが、これにはあえて力強く反論させていただく。同じ日本人ならば侍ジャパンを応援しようじゃないか。そして日の丸を背負うことに並々ならぬ決意と責任感を持ってWBCに臨もうとしている指揮官ご指名のキーパーソンに対し、まずは温かい眼差しを向けるべきだと心底思う。
 
 どことなく少々大人しい雰囲気の選手が多い侍ジャパンで、中田はいい意味での〝昭和的香り〟を漂わせる貴重な人材だと感じている。同じチーム内で弟分として可愛がっていた大谷の欠場についても強いショックを覚え、その無念を晴らそうと本人の分まで大暴れを誓っていると聞く。
 
 侍ジャパンの熱血漢・中田がWBCの桧舞台でガッツポーズを連呼する感動的な場面をぜひとも見たい。

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sports Hisashi Iwakuma,Major League,MLB,Robinson Cano,Seattle Mariners,sports,キャンプ,シアトル・マリナーズ,スプリング・トレーニング,スポーツ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27378/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27378/ Mon, 20 Feb 2017 16:09:07 +0900 Mon, 20 Feb 2017 16:09:07 +0900 マリナーズ、先発投手補強で岩隈ら4枚盤石。地区Vへハニガーら若手有望株の台頭にも期待【チーム分析・キャンプ編】  
先発陣は昨シーズンに比べて大きく変わった。フェリックス・ヘルナンデス投手、岩隈久志投手の2枚看板は変わらずだが、タンパベイ・レイズからドリュー・スマイリー投手をトレードで獲得。スマイリーはWBC米国代表にも選ばれた左腕だ。
 
また、ボルティモア・オリオールズからはヨバニ・ガヤード投手をセス・スミス外野手とのトレードで補強。直近8シーズンで99勝を挙げているガヤードもまた、WBCのメキシコ代表に選出されている。
 
野手陣も大きく変わり、青木宣親外野手とセス・スミスが抜けた穴を、カンザスシティ・ロイヤルズから獲得したジャロッド・ダイソン外野手、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから獲得したミッチ・ハニガー外野手が埋めると考えられている。ハニガーは昨季、ダイヤモンドバックスの3A級でわずか74試合出場ながらも打率.341、20本塁打、64打点と覚醒した選手だ。昨季はMLBでも5本の本塁打を放っており、今季の飛躍が期待される。
 
遊撃手にはダイヤモンドバックスから獲得したジーン・セグーラが入る。ここ数年マリナーズの遊撃手の打撃成績はいまひとつパッとしなかったが、昨季のセグーラは打率.319、20本塁打、64打点、33盗塁、203安打と非常に好調だった。セグーラの活躍次第でマリナーズの成績も大きく変わってくるだろう。
 
招待選手の中での注目は、21歳でWBCカナダ代表にも選ばれたスーパースター候補のタイラー・オニール外野手だ。昨季は2A級で打率.293、24本塁打、102打点を記録。今季は3Aでプレーする予定で、MLBで見る日も近そうだ。
 
また、パット・ベンディティは2015年にオークランド・アスレチックスで話題になった両投げの投手だ。彼もまた、WBCのイタリア代表に選出されており、開幕より一足早く見る機会が訪れるかもしれない。]]>
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 昨シーズンは86勝76敗でアメリカン・リーグ西地区の2位となったシアトル・マリナーズ。今季は2001年以来の地区優勝とチーム史上初のワールドシリーズ進出を目指す。
 
 先発陣は昨シーズンに比べて大きく変わった。フェリックス・ヘルナンデス投手、岩隈久志投手の2枚看板は変わらずだが、タンパベイ・レイズからドリュー・スマイリー投手をトレードで獲得。スマイリーはWBC米国代表にも選ばれた左腕だ。
 
 また、ボルティモア・オリオールズからはヨバニ・ガヤード投手をセス・スミス外野手とのトレードで補強。直近8シーズンで99勝を挙げているガヤードもまた、WBCのメキシコ代表に選出されている。
 
 野手陣も大きく変わり、青木宣親外野手とセス・スミスが抜けた穴を、カンザスシティ・ロイヤルズから獲得したジャロッド・ダイソン外野手、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから獲得したミッチ・ハニガー外野手が埋めると考えられている。ハニガーは昨季、ダイヤモンドバックスの3A級でわずか74試合出場ながらも打率.341、20本塁打、64打点と覚醒した選手だ。昨季はMLBでも5本の本塁打を放っており、今季の飛躍が期待される。
 
 遊撃手にはダイヤモンドバックスから獲得したジーン・セグーラが入る。ここ数年マリナーズの遊撃手の打撃成績はいまひとつパッとしなかったが、昨季のセグーラは打率.319、20本塁打、64打点、33盗塁、203安打と非常に好調だった。セグーラの活躍次第でマリナーズの成績も大きく変わってくるだろう。
 
 招待選手の中での注目は、21歳でWBCカナダ代表にも選ばれたスーパースター候補のタイラー・オニール外野手だ。昨季は2A級で打率.293、24本塁打、102打点を記録。今季は3Aでプレーする予定で、MLBで見る日も近そうだ。
 
 また、パット・ベンディティは2015年にオークランド・アスレチックスで話題になった両投げの投手だ。彼もまた、WBCのイタリア代表に選出されており、開幕より一足早く見る機会が訪れるかもしれない。

40人枠

 

招待選手

 

※スプリング・トレーニングとロースター選手枠
 
スプリング・トレーニングには、各球団に所属している40人枠の選手と招待選手が参加する。参加選手は、メジャーリーグ公式戦に出場できるベンチ入り25人、またはこの25人を含めた各球団が支配下に置く40人のロースター選手枠入り(メジャー契約)を目指す。25人枠に含まれない40人枠の選手たちは、マイナー契約の選手たちとともにマイナーリーグに所属しながら昇格を目指す。

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sports Major League,MLB,sports,サンディエゴ・パドレス,ジャレッド・ウィーバー,スポーツ,ニュース,マイク・トラウト,メジャーリーグ,ロサンゼルス・エンゼルス https://www.baseballchannel.jp/mlb/27374/ https://www.baseballchannel.jp/mlb/27374/ Mon, 20 Feb 2017 12:21:50 +0900 Mon, 20 Feb 2017 12:21:50 +0900 【MLB】トラウトと同じ背番号でヒット量産?エンゼルス右腕がDH制なしのナ・リーグへ  
ウィーバーは、エンゼルスでの11シーズンで9年連続を含む10度の2ケタ勝利を挙げ、オールスター出場は3回。最多勝も2回、最多奪三振を1回獲得、2012年にはノーヒットノーランを達成と、長年エンゼルスの投手陣の顔としてプレーをしてきた。
 
しかし昨シーズンは12勝12敗、防御率5.06、103奪三振と防御率はキャリア最低を記録。直近2シーズンで19勝24敗と負け越し、また、ストレートの球速が著しく低下したことなどから(2011年は平均球速89.1マイル(約143キロ)も2016年は83.0マイル(約133.5キロ))、エンゼルスとは再契約には至らなかった。
 
今回の契約でウィーバーは長年着けてきた背番号「36」ではなく、背番号「27」を着用する。MLB.comのインタビューで 「(DH制がないので)私はヒットを打たなければならないことに気がついた。トラウトの番号はバッティングを助けてくれるかもしれないね。彼にメールをして、OKももらったんだ」と語り、エンゼルスで最もヒットを打つ、公私でも仲の良いマイク・トラウト外野手の背番号「27」をパドレスで着用すると決めたようである。
 
ちなみにキャリアでは45打数4安打、打率.089と打撃には滅法弱いウィーバーである。パドレスではトラウトの背番号を着けて、彼のように打てるようになるのか。新天地での活躍に期待したい。]]>
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 ロサンゼルス・エンゼルスで11シーズンを過ごしたジャレッド・ウィーバー投手が、サンディエゴ・パドレスと1年300万ドル(約3億3700万円)の契約を結んだと、ウィーバーと球団が18日に認めた。身体検査を経て、正式契約となる。
 
 ウィーバーは、エンゼルスでの11シーズンで9年連続を含む10度の2ケタ勝利を挙げ、オールスター出場は3回。最多勝も2回、最多奪三振を1回獲得、2012年にはノーヒットノーランを達成と、長年エンゼルスの投手陣の顔としてプレーをしてきた。
 
 しかし昨シーズンは12勝12敗、防御率5.06、103奪三振と防御率はキャリア最低を記録。直近2シーズンで19勝24敗と負け越し、また、ストレートの球速が著しく低下したことなどから(2011年は平均球速89.1マイル(約143キロ)も2016年は83.0マイル(約133.5キロ))、エンゼルスとは再契約には至らなかった。
 
 今回の契約でウィーバーは長年着けてきた背番号「36」ではなく、背番号「27」を着用する。MLB.comのインタビューで 「(DH制がないので)私はヒットを打たなければならないことに気がついた。トラウトの番号はバッティングを助けてくれるかもしれないね。彼にメールをして、OKももらったんだ」と語り、エンゼルスで最もヒットを打つ、公私でも仲の良いマイク・トラウト外野手の背番号「27」をパドレスで着用すると決めたようである。
 
 ちなみにキャリアでは45打数4安打、打率.089と打撃には滅法弱いウィーバーである。パドレスではトラウトの背番号を着けて、彼のように打てるようになるのか。新天地での活躍に期待したい。

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