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【甲子園交流試合】明豊が粘る県岐阜商を振り切り勝利 エース左腕・若杉晟汰が7回1失点の力投

2020/08/11

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<第3試合 ○明豊 4-2 県岐阜商●>(11日、甲子園球場)
 

 
 阪神甲子園球場で開催されている甲子園交流試合は11日に2日目を迎え、第3試合で明豊(大分)と県岐阜商(岐阜)が対戦。明豊が追いすがる県岐阜商を振り切り、4-2で勝利した。
 
 先攻の明豊は1回2死から3番・布施心海外野手(3年)がチーム初安打を放つと、続く4番・小川聖太外野手(3年)が深く守っていた右翼手の前に落ちる適時二塁打を放ち、幸先良く1点を先制。2回には2死二、三塁の好機で、2番・宮川雄基内野手(3年)が左翼へ2点適時打を放ち、リードを3点とした。
 
 反撃に転じたい県岐阜商は3回、明豊先発の好左腕・若杉晟汰(3年)に対し2死一、二塁とすると、3番・佐々木泰内野手(3年)の打球は二遊間を抜け、中堅へ。二塁走者が本塁を狙ったが、明豊の中堅手・布施の好返球で本塁タッチアウトとなり、得点ならず。3-0と明豊3点リードで前半戦を終えた。
 
 次の1点を奪ったのも明豊。7回2死一、二塁の場面で、県岐阜商の3番手右腕・森大河投手(3年)から5番・野上真叶外野手(3年)が一塁への適時内野安打を放ち、貴重な追加点を奪った。
 
 しかしその裏、県岐阜商が1死一、三塁のチャンスを作ると、7番・森の三ゴロの間に三塁走者が生還し、1点を返した。
 
 4-1で明豊3点リードのまま迎えた9回、県岐阜商の攻撃は先頭の3番・佐々木が明豊の3番手左腕・太田虎次朗投手(2年)の投じた5球目を強振。打球は左翼スタンドに吸い込まれる大会第1号本塁打となった。しかし後続が倒れ、試合終了。4-2で明豊が勝利を収めた。