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【全国高校野球】仙台育英、星稜など新たに16校が夏甲子園へ 聖光学院はV13、立命館宇治は37年ぶり

2019/07/28

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2017年の覇者・花咲徳栄はV5

 第101回全国高校野球選手権大会の地方大会決勝が28日、16会場で行われ、仙台育英(宮城)や花咲徳栄(埼玉)、明徳義塾(高知)など一気に16校が夏の甲子園出場を決めた。
 
 宮城大会では、仙台育英と東北によるライバル対決が決勝の舞台で2年ぶりに実現した。仙台育英は5点を追う3回に一挙7得点し8-6と逆転に成功。その後、逆転、再逆転を繰り返し一歩も譲らない攻防繰り広げられたが、仙台育英が11-10と1点リードした6回に4点を挙げて突き離し15-10で3年連続の夏の切符を手にした。
 
 埼玉大会では、2017年に県勢として初めて選手権優勝を果たした花咲徳栄が、春夏通じて初出場を目指した山村学園に11-2で大勝し5連覇を達成。西東京大会では、国学院久我山が創価と対戦。同点で迎えた9回に2点を勝ち越して4-2で接戦を制し、28年ぶりの聖地行きを決めた。
 
 その他の大会では、福島の聖光学院が日大東北を2-0を下し13年連続の優勝。栃木は2016年の選手権を制した作新学院が文星芸大付に6-2で勝利し9年連続の県制覇を果たした。石川はエース奥川恭伸(3年)を擁する星稜が小松大谷に6-2で勝利し2年連続の甲子園出場を決めた。
 
 一方、京都では雨天順延となっていた立命館宇治と京都国際による決勝が行われ、立命館宇治が3-2でサヨナラ勝ちし、37年ぶり3回目の甲子園切符。香川では今春の選抜大会に出場した高松商が英明に2-1でサヨナラ勝ちを収め、夏は23年ぶりとなる甲子園出場を決めた。
 
 28日に決まった代表校は以下の通り。
 
宮城  仙台育英(3年連続28回目)
福島  聖光学院(13年連続16回目)
栃木  作新学院(9年連続15回目)
埼玉  花咲徳栄(5年連続7回目)
西東京 国学院久我山(28年ぶり3回目)
神奈川 東海大相模(4年ぶり11回目)
三重  津田学園(2年ぶり2回目)
石川  星稜(2年連続20回目)
京都  立命館宇治(37年ぶり3回目)
岡山  岡山学芸館(4年ぶり2回目)
島根  石見智翠館(4年ぶり10回目)
香川  高松商(23年ぶり20回目)
高知  明徳義塾(2年ぶり20回目)
長崎  海星(5年ぶり18回目)
大分  藤蔭(2年連続3回目)
鹿児島 神村学園(2年ぶり5回目)