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【第91回センバツ】山梨学院、大会最多タイ24安打、24得点大勝! 龍谷大平安と盛岡大付は延長の末1回戦突破<第3日結果>

2019/03/25

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 第91回選抜高校野球大会は25日、大会3日目の1回戦3試合が行われた。第1試合と第2試合は、ともに延長戦までもつれる接戦を繰り広げた。第3試合は、山梨学院が初回に10得点を挙げ、ワンサイドのゲームとなった。
 
 
▼第1試合
●津田学園(三重)0-2龍谷大平安(京都)〇
 
 第1試合は、ハイレベルな投手戦となった。龍谷大平安のエース野沢秀伍投手は、11回132球を投げ、津田学園打線を完封。対する津田学園の前佑囲斗投手も9回まで2安打に抑える快投を見せた。10回も無失点に抑えた前だったが、延長11回、死球と敬遠で、1死一、二塁のピンチを招くと、5番・奥村真大内野手に痛恨の適時二塁打、続く三尾健太郎内野手にも犠飛を浴びて敗れた。前は170球を投げ、許した安打は4本だけだった。
 
 
▼第2試合
〇盛岡大付(岩手)3―2石岡一(茨城)●
 
 劇的な幕切れだった。石岡一は3回、2番・酒井淳志外野手の二ゴロの間に1点を先制。投げては、岩本大地投手が8回まで無失点に抑えた。9回表、石岡一は、2死一、三塁から武田翼外野手の適時打で貴重な追加点。2点をリード石岡一だったが、その裏、2死二、三塁で盛岡大付・小川健成外野手が右翼への適時打を放ち土壇場で同点とする。
 
 試合が決したのは11回裏。石岡一は、四球とエラーで1死満塁とされると、最後は岩本の悪送球で決着。21世紀枠で選ばれた石岡一は、あとアウト一つのところで勝利を逃した。
 
 
▼第3試合
〇山梨学院(山梨)24―5札幌第一(北海道)●
 
 山梨学院は初回、野村健太内野手と菅野秀斗内野手の本塁打などで一挙10点を挙げ、試合の流れを掴むと、その後も攻撃の手を緩めず、大会史上最多タイとなる24安打、24得点を挙げた。札幌第一も最終回、4連打2得点を挙げて意地を見せたが、反撃はそこまでだった。