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【第91回センバツ】星稜・奥川が17K完封勝利。市和歌山、高松商が初戦を突破<第1日結果>

2019/03/23

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▼第1試合
●呉(広島)2-3市和歌山(和歌山)〇
 
初回、市和歌山は3番・緒方の併殺打の間に1点を先制すると、5回に再び緒方の左適時打で2点をリードした。一方の呉は、7回2死二塁からの池田の右適時打で1点を返す。そして9回、1死から沼田歩の中堅への三塁打を放つと、5番が真田スクイズを決め、土壇場で同点に。しかし、延長11回裏、2死二塁から市和歌山の片上が適時打を放ち、劇的なサヨナラ勝ち。呉の沼田仁は11安打を許しながらも粘投したが、あと一歩のところで力尽きた。
 
 
▼第2試合
〇高松商(香川)8―0春日部共栄(埼玉)●
 
高松商は3回、2番・大塚の適時打で1点を先制。5回には、エース・香川が自らのバットで2点を加えると、続く6回にも相手のミスもあり一挙4得点。7回にもさらに1点を加えて8点のリードを奪った。投げては、香川が9回を4安打完封、13奪三振と相手打線を寄せつけず。春日部共栄は、攻守ともに精彩を欠いた。
 
 
▼第3試合
●履正社(大阪)0-3星稜(石川)〇
 
ともに優勝候補の顔合わせとなった第3試合は、星稜のエース奥川の奪三振ショーとなった。強力・履正社打線を相手に、奪った三振は毎回の17個。9回3安打1四球と抜群の制球力で完封勝利をおさめた。打線は、チャンスを確実にモノにし、先制・中押し・ダメ押しと効果的に得点した。