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【きょうの甲子園・第12日】3回戦に突入、8強に進むのは? 大阪桐蔭は高岡商と対戦

2018/08/16

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第100回全国高校野球選手権記念大会は16日、阪神甲子園球場で3回戦4試合が行われる。
 
▽3回戦
■第1試合(8時00分):報徳学園(東兵庫)-愛工大名電(西愛知)
 
報徳学園は、初戦の聖光学院(福島)で注目の遊撃手・小園海斗が二塁打3本、全3得点を記録した。出塁した先頭打者を2番で送り、3番がかえして確実に得点につなげた。この試合も小園が攻撃の起点となり、堅実な試合運びができるか。
 
30年ぶりの初戦突破を果たした愛工大名は、15安打10得点と強力打線が力を発揮。いずれも5打数4安打を放った柳本優飛、西脇大晴が好調。1・2番コンビがチャンスメークし、中軸につなげることが鍵となる。投げては室田祥吾、秋山凌祐の継投で白山打線を封じた。報徳学園にはいかなる起用法をとるか。
 
■第2試合(10時30分):二松学舎大付(東東京)-浦和学院(南埼玉)
 
関東対決を制するのはどちらか。
 
昨夏の準優勝校・広陵を下して3回戦に進んだ二松学舎大付。1番・右田稜真、3番・平間陸斗、4番・保川遥がマルチ安打を記録。要所で小技を絡め、少ないチャンスを得点につなげた。投げては4回途中登板したエース・岸川海が5回1/3を1失点と好リリーフを見せた。
 
浦和学院は6年ぶりに初戦突破。渡辺勇太朗、永島竜弥、美又王寿、河北将太の4投手リレーで仙台育英(宮城)打線を封じた。二松学舎大付打線にはどのような起用法となるか。打線は12安打9得点。3番・蛭間拓哉にソロ本塁打が飛び出し、5番・佐野涼弥は5打数2安打4打点と好調をキープしている。
 
■第3試合(13時00分):済美(愛媛)-高知商(高知)
 
済美は星稜(石川)との延長13回を制し、3回戦に進出。エース・山口直哉が地方大会から一人で投げ続けているが、前回登板で184球を投じた。どれほど回復しているか。打線は、星稜戦でサヨナラ満塁弾を放った1番・矢野巧一郎、4打数4安打3打点を挙げた9番・政吉完哉に注目だ。
 
25年ぶりの3回進出となる高知商は打線が好調。1回戦、2回戦と2試合連続で二桁安打二桁得点を記録している。特に2番・西村は2試合で8打数5安打、チームトップの6打点を挙げる勝負強さを見せている。高知商もエース北代真二郎が2戦を一人で投げぬいた。投手起用が鍵となるかもしれない。
 
■第4試合(15時30):大阪桐蔭(北大阪)-高岡商
 
大阪桐蔭は2回戦・沖学園(南福岡)戦を終盤の集中打で圧倒した。藤原恭大と根尾昂に1本目の本塁打が飛び出し、打線も勢いに乗る。3回戦も切れ目のない打線の力を発揮できるか。
 
高岡商はエース左腕・山田龍聖が大阪桐蔭の強力打線に対してどれほど粘れるか注目だ。ここまで2試合で16回を投げ、15奪三振の力強い投球を見せている。