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浦和学院が“因縁”の仙台育英と激突 2013年の死闘のリベンジなるか【全国高校野球】

2018/08/02

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 第100回全国高校野球選手権記念大会(5日開幕、阪神甲子園球場)の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われ、浦和学院(南埼玉)が初戦で仙台育英(宮城)と対戦することになった。
 
 先に浦和学院が第8日の第2試合のカードを引き、後から仙台育英との対戦が決まると、会場内からは「おぉ」とどよめきが起こった。
 
 2013年の第95回大会で、浦和学院は1回戦で仙台育英と対戦している。当時1回戦屈指のカードとして注目された試合は、センバツ覇者・浦和学院の2年生エース、小島和哉投手が先発登板。小島は10失点を喫するも、8回には無死満塁から圧巻の3者連続三振を奪う力投を見せた。
 
 試合は10-10で迎えた9回、それまで170球以上を投げていた小島が2死から左前安打を浴び走者を背負うと、ここで森士監督が交代を指示。182球を投げた小島は一度は首を横に振るも、山口瑠偉投手にマウンドを託した。その山口は、2死一塁から1番の熊谷敬宥内野手に高めの速球をレフト線への二塁打とされ、一塁走者が一気に生還。10-11のサヨナラ負けを喫した。
 
 奇しくもこの5年前と同じカードが組まれた会場は、一瞬どよめきとともに異様な雰囲気に。大阪桐蔭(北大阪)と作新学院(栃木)の対戦が実現し、星稜(石川)が開幕カードを引くなど見どころ満載の抽選会となったが、この浦和学院と仙台育英の激突も注目の一戦となる。浦和学院はリベンジを果たせるか、それとも仙台育成が返り討ちにするのか、その行方に目が離せない。