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【第90回センバツ】ベスト4が決定 東海大相模、智弁和歌山、大阪桐蔭、三重<第10日結果>

 第90回記念選抜高校野球大会(第10日)、阪神甲子園球場で準々決勝4試合が行われた。東海大相模(神奈川)、智弁和歌山(和歌山)、大阪桐蔭(大阪)、三重(三重)がベスト4に進んた。

2018/04/01

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▼第1試合

〇東海大相模(神奈川)3-1日本航空石川(石川)●
 
 東海大相模が優勝した2011年以来の準決勝進出を決めた。東海大相模は1回裏、先頭・小松の本塁打で1点を先制。4回に同点とされたが、6回裏に1死二塁のチャンスから山田が2点適時打を放ち、勝ち越しに成功。守っては、野口と齋藤のリレーで1失点だった。一方、日本航空石川は自慢の強打が振るわず5安打。初出場での4強進出を逃した。
 
▼第2試合

◯智弁和歌山(和歌山)11-10創成館(長崎)●
 
 智弁和歌山が延長10回の末、サヨナラで計30安打の乱打戦を制した。智弁和歌山は6回からマウンドに上がったエース・平田が8回、9回を三者凡退に抑え、攻撃のリズムをつくった。2点を追う9回裏、安打や四球で2死満塁とすると、平田が自らのバットで適時打を放ち同点に持ち込んだ。延長10回で2死一、二塁から黒川が逆転のサヨナラ二塁打で試合を決めた。
 
 一方、創成館は初回に深見、鳥飼の適時打などで3点を先制し、試合を優位に進めた。しかし、5回途中から出場したエース川原が9回を踏ん張れなかった。
 
▼第3試合

◯大阪桐蔭(大阪)19-0花巻東(岩手)●
 
 史上3校目の春連覇がかかる大阪桐蔭は花巻東に大差で勝利し、4強入りを果たした。初回に中川、根尾、山田の適時打などで一挙4点を先制。続く2回には打者一巡で5点を追加して試合の大勢を決め、17安打19得点の快勝。投げては柿木、横川、森本が無失点リレー。敗れた花巻東は6安打に沈んだ。
 
▼第4試合

〇三重(三重)14-9星稜(石川)●
 
 三重が優勝した1969年以来のセンバツ4強入り。三重は9-9の同点とされた直後の9回表、曲、小川、井上の適時打など打者10人で5点挙げ、一気に星稜を突き放した。一方の星稜は、3点リードされて迎えた8回裏、2死満塁で奥川の適時打で同点に追いついたが、反撃はここまで。初のセンバツベスト4とはならなかった。