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“全国最強”の評価…夏の甲子園2025、優勝候補と目される6校。第107回大会を制する高校は?

2025/08/08 NEW

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産経新聞社



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高校野球 夏の甲子園 最新情報

 第107回全国高等学校野球選手権大会が8月5日に阪神甲子園球場で開幕。今大会も、甲子園常連校から初出場を果たした高校まで、全国屈指の実力を誇る49校が全国制覇を目指し、熱戦を繰り広げている。そこで今回は、今大会の優勝候補と目されている高校を紹介したい。

東洋大姫路(兵庫)

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 全国トップクラスの強力打線を誇るなど、前評判が高い東洋大姫路。長らく夏の甲子園から遠ざかっていたが、圧倒的な強さを示して14年ぶりとなる夏の甲子園へ舞い戻った。
 
昨秋は兵庫県大会、近畿大会を制覇。明治神宮大会では、優勝した横浜(神奈川)に善戦するなど、高い実力を示した。
 

 
 だが、今春の選抜甲子園は、エースナンバーを背負っていた阪下漣のアクシデントもあり、まさかの2回戦敗退となった。
 
 それでも、選抜後に行われた近畿大会では、大阪桐蔭(大阪)や智弁和歌山(和歌山)など、全国屈指の強豪校を破って優勝。今夏の兵庫県大会も明石商、報徳学園に勝利し、聖地への切符を掴んだ。
 
 背番号「1」を背負う木下鷹大は、兵庫県大会の5回戦で1安打完封勝利を挙げるなど、エースへと成長。阪下は登板こそなかったが、復帰を見据えてベンチ入りしている。
 
 打線はチーム打率.396を記録し、高校日本代表候補に選出された高畑知季など、長打力のある選手が多く並ぶ。
 
 東洋大姫路の初戦は、大会4日目・第2試合。強豪・済美(愛媛)と対戦する。

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