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米球界を沸かす韓国旋風。侍ジャパンが対峙する打線は、3~6番まで来季メジャーリーガー?

19日、プレミア12はいよいよ準決勝を迎え、日本は再び韓国と対戦する。その韓国代表に名を連ねる孫児葉(ソンアソプ)外野手が、所属する韓国・ロッテによりポスティング・システムにかけられた。3番の金賢洙外野手もメジャー挑戦を視野に入れていると言われ、韓国代表の打線でいうと3番~6番までが来季メジャーリーガーになる可能性が出てきた。

2015/11/18

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相次ぐ韓国人選手のメジャー挑戦

 プレミア12韓国代表に名を連ねる孫児葉(ソンアソプ)外野手が、所属する韓国・ロッテによりポスティング・システムにかけられた。
 メジャー挑戦を目指してのもので、入札締め切りは20日。翌21日に、ロッテに落札球団が通知される。

 ロッテ側は26日までに、この落札を受け入れるか否かを決める。
 ロッテ側が受け入れれば、そこから30日間の交渉期間が、落札球団に与えられる。韓国プロ野球のポスティング・システムでは、2012年オフまで日本球界が採用していたものと、ほぼ同様のものだ。

 韓国球界からは、代表で5番を打つ朴炳鎬(パクビョンホ)内野手も、所属するネクセンがポスティングを申請。すでにツインズが、1285万ドル(約15億8000万円)で落札し、独占交渉権を得たことが発表されている。
 韓国選手のメジャー挑戦は、この2人だけにとどまらない。4番の李大浩(イデホ)内野手もメジャー挑戦を目指し、ソフトバンクとの来季契約延長権(オプション)を破棄することを大会前に表明した。

 さらに米ヤフー・スポーツの敏腕記者、ジェフ・パッサン氏は、3番の金賢洙(キムヒョンス)外野手もメジャー挑戦する可能性があることを報じている。
 金は海外FA権を取得しており、パッサン氏によれば今オフのメジャー挑戦を決断する確率が高いという。

 8日の日本との開幕戦に、孫は6番・右翼で出場していた。準々決勝で強豪キューバを破り、19日の準決勝では開幕戦完敗のリベンジを誓う韓国代表。侍ジャパンが対峙する打線は、3~6番までの全員が来季のメジャーリーガーとなる可能性を秘めている。

 また、プレミア12には出場していないが、阪神・呉昇桓(オスンファン)投手も、現在メジャー挑戦を目指して交渉のために渡米中。ここにきて、メジャー球界で韓国選手の評価が一様に高まってきているのは確かだ。

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