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プレミア12が開幕。「松田を警戒。大谷は足で攻略可能」韓国代表監督らが語る、日本戦

いよいよ11月8日から開幕するプレミア12。侍ジャパンと開幕戦で対戦する韓国代表はキューバとの強化試合を経て決戦の地、札幌にやってきた。来日前から関係者たちは何度も日本戦を意識する発言をしていた。

2015/11/08

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12年ぶりの札幌決戦に闘志

 5日の試合は1対3でキューバに敗れ、1勝1敗で強化試合を終えた。その翌日、出国前にキム監督の開幕戦への意気込みを『スポーツソウル』では以下のように報じている。

「日本は私たちが属するB組の中では1番強く、気を使わなければならない相手だ。これまで何度も対戦したし、特別な試合だと位置づけている」

 札幌での日韓戦は03年のアテネ五輪アジア予選以来、12年ぶりとなる。
 当時は松井稼頭央(西武)や小笠原道大(日本ハム)を擁した日本が2対0で勝利している。現地ではこの試合を「札幌惨事」と呼んでいる。

 試合の対策は既に練っている。10月に結成した戦力分析チームを侍ジャパンの強化試合に派遣させていたのだ。初戦での大谷翔平(日本ハム)の投球を次のように分析している。

「大谷の武器は160キロの直球だが、ランナーを出せば球威が落ちる。そこを韓国の足の速い選手達でかく乱すれば攻略は可能だ。そう簡単には打ち崩せないが、まだ若くて幼い投手に過ぎない」

 開幕戦での勝利に自信をのぞかせている様子。12年前の「悪夢」を繰り返させないためにも韓国は意地でも日本に勝ちにいこうとしている。

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