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【プレミア12】「大谷や藤浪と対戦したい」最強打線のチャイニーズタイペイ、注目は新人

11月に開催される「WBSC世界野球プレミア12」。郭泰源(元西武)が監督を務めるチャイニーズタイペイはひと足早く、最終メンバー28人を発表した。

2015/10/06

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中5日ならばワイルドカードゲーム登板は可能に

 9月に入り、MLB側はメジャーリーガーを出場させないことを発表した。ただし、マイナー所属選手は球団の許可次第で出場可能という内容だった。

 これでチェン・ウェインは出場できなくなった。

 王建民に対しては、夏場に台湾プロ野球会長自らアメリカに赴き、出場を打診したほどだったが、球団からの許可が下りなかったことと調整が難しいことを理由に辞退することになった。

 そのほか、先発を期待されていた曾仁和(カブス3A)や抑え候補だった郭泓志(統一)も出場しない。これで投手陣の中心を担うはずだった選手全員が不参加となり、一気に投手陣が弱体化した。

 最後の望みはNPB側の対応だった。
 結果的には出場を許可され、郭俊麟(西武)とチェン・グァンユウ(ロッテ)の2人も出場に合意した。これで先発2人は確保できたが、どうしても層が薄い印象を払拭することはできなかった。

 チェン・ウェインらの不出場が決まった際、郭監督の苦悩の様子を次のように報じていた。

郭泰源表示,中華隊投手戰力本就比較弱,4人又不打的話,戰力的確會受到很大影響,這也是沒…(中略)他表示,會在現有的投手群名單,選出最好的球員,組成最好的球員,「短期比賽沒有所謂先發投手,其有先投的投手」
「投手陣は弱くなるだろう。4人がでないというのなら戦力的に大きな影響を与えることは確実だ。今の名簿の中から最高のプレーヤーを選ばなければならない。短期決戦では先発投手の役割は重要になってくる。

 限られた戦力の中で郭監督は決断を下した。
 先日のアジア選手権で侍ジャパンを6回無失点に抑えた呂彦青とNPB入りを表明している宋家豪の2人だ。

 日本にとっては、要注意選手になりうる。

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