【夏の甲子園決勝】“智弁対決”　智弁和歌山（和歌山）－智弁学園（奈良）　今大会成績比較｜全国高校野球2021

2021/08/29

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打撃比較

　ともに一試合平均5得点以上を上げる両チーム。特徴としては、ともにリードしていても手堅く犠打で走者を進めるなど、1点でも多く取るという意識が強い印象だ。
 
　智弁学園は、大会注目打者の前川右京をはじめ、4番の山下陽輔、チーム最高打率.476を誇る森田空らを中心に抜け目のない攻撃を仕掛ける。一方の智弁和歌山も、注目の徳丸天晴こそまだ本調子ではないが、主将でリードオフマンを務める宮坂厚希が打率5割を超える好調を維持。上位から下位まで勝負できる打者が揃っている。
 
　ヴァデルナ（日本航空）、森下瑠大（京都国際）ら大会屈指の好投手と対戦してきた智弁学園と、比較的余裕を持った試合運びで勝利を手にしてきた智弁和歌山。いずれのチームも、大会屈指の打線であることは証明済みといえるだろう。