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コラム

巨人・山口俊問題が再燃。選手会の抗議によって露呈した本人の狡猾さ

2017/08/29

 巨人・山口俊投手が傷害と器物損壊の疑いで書類送検(後に起訴猶予)され、球団は総額1億円を超える罰金と減俸、今季終了まで出場停止の処分を科した。世間からは「甘い」などの批判が上がったものの、いったん事態は収束したかに見えた。しかし、ここにきて労組日本プロ野球選手会が巨人に抗議、処分の再検討を求めたという。... 続きを見る


花咲徳栄、2017年日本一のチーム育てた指揮官“野球は人生の修行”。選手がブレずに輝く理由

2017/08/24

花咲徳栄は、埼玉県勢として初めて夏の甲子園優勝を果たした。チームを率いたのは、今大会で9回目の甲子園出場となった岩井隆監督だ。強力打線と安定した投手陣を育て上げ、中里浩章氏の著書『高校野球 埼玉を戦う監督たち』からは、高校野球の監督と教育者としてのバランスの良さがうかがえる。取材は2017年1月。... 続きを見る


花咲徳栄、“序盤力”生み出す攻撃的打線。全国制覇の鍵握る継投のタイミング【全国高校野球】

2017/08/23

 3年連続出場の花咲徳栄は1回戦から3回戦まで、序盤に驚異的な得点力を発揮した。1回戦の開星戦では3回までに5点を先取、2回戦の日本航空石川戦では1回に5点、3回戦の前橋育英では1回に4点といった具合だ。    “序盤力”を生み出す要因は、打順にある。通常、高校野球などでは2番打者に小技に長けた「つなぎの打者」を置くケースが多いが、花咲徳栄は旧チームで1番打者だった千丸剛を起用し、攻撃的な打線を組んでいる。    その千丸とドラフト候補の3番・西川愛也、2年生4番・野村佑希の破壊力に加え、準々決勝からは高井悠太郎、小川恩など下位打線にも穴がない。どこからでも得点が奪えるのが ... 続きを見る


広陵、怪物・中村だけじゃない厚い選手層。“自分で考える”野球で、心ひとつに頂点を【全国高校野球】

2017/08/23

 10年前の夏、あと一歩のところで優勝を逃した広陵は、2007年以来の決勝進出だ。当時、8回まで4-1とリードしながら、佐賀北の反撃により4-5の逆転負けを喫した。甲子園全体が佐賀北を応援し、審判のジャッジも揺れるなど、物議を醸した決勝戦だった。あれから10年、再び優勝をかけた舞台に立つとは、何ともロマンがある。    そんな広陵の顔は、大会前に「小林2世」と呼ばれた中村奨成捕手。スローイングの速さから先輩・小林誠司捕手(巨人)になぞらえられた。しかし、大会が始まると、初戦の中京大中京戦の2本塁打に始まり準決勝までに6本塁打を記録。それまで清原和博氏が持っていた1大会の本塁打記録を塗 ... 続きを見る


”天理らしく”27年ぶり4強。主将でも指導者でも…中村監督が狙う2度目の日本一【全国高校野球】

2017/08/22

 天理(奈良)が初めて夏の頂点に立った1986年、主将としてチームをまとめたのが中村良二監督だった。混戦を勝ち上がってつかんだ深紅の優勝旗だった。    「甲子園は素晴らしい経験、思い出になる。僕は高校時代にそういう思い出を作ってもらったので、選手にも作ってあげたい」と教え子への思いを語る。    中村監督は、天理から86年ドラフト2位で近鉄に入団した元プロ野球選手。14年に同高のコーチとなり、15年秋から監督に就いた。    甲子園での采配は今回が初めてだが、初戦は完封勝利、3回戦は延長戦を制し、準々決勝は20安打13得点の猛攻で、27年ぶりの4強進出を果たした ... 続きを見る


春の覇者・大阪桐蔭、劇的な幕切れ。エース徳山が次の“背番号1”にかける期待【全国高校野球】

2017/08/20

 遊ゴロで終わりか――。甲子園にいた4万2千人の誰しもがそう思った。    史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)と仙台育英(宮城)の対決は、劇的な幕切れとなった。    1点リードで迎えた9回裏。2死一二塁、大阪桐蔭の守備にわずかなほころびが生まれた。遊ゴロかと思われた打球が、一塁手の足がベースから離れていたため、セーフ。流れは一気に仙台育英に傾き、2点適時二塁打を許してサヨナラ負けを喫した。    目前に迫った勝利を逃し、西谷浩一監督は「夏の日本一だけを目指してやってきた。接戦を勝たしてやれないのは監督の力不足だった」と無念さを口にした。   ... 続きを見る


秀岳館・鍛治舎監督、今大会で退任もまだ消えぬ指導者の心【全国高校野球】

2017/08/18

 完敗ですね、本当に夢のような3年間でした――。    今大会限りで退任する秀岳館(熊本)・鍛治舎巧監督の最後の夏が終わった。    2014年に監督に就任。16年春に甲子園に出場し、秀岳館を3季連続4強入りする強豪校に育て上げた。    今夏は、地方大会の途中で体調不良で入院。チームは指揮官不在のまま準決勝、決勝を戦い、磨き上げた強力打線と堅守で4季連続となる夏の切符を手にした。    この日の広陵(広島)戦では、打線が振るわず、守備のミスに泣いた。鍛治舎監督は「もっときっちり守らなければならなかった」と反省を口にしが、選手はよく頑張ったとねぎらった。 ... 続きを見る


”勝てば優勝”のジンクス? 鍵握る花咲徳栄。夏の甲子園、きょうから3回戦【全国高校野球】

2017/08/18

 第99回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)は18日、3回戦が始まる。1、2回戦の熱戦を制した16校が激突する。同地区同士の対決など好カードが目白押しだ。    18日の第1試合では神戸国際大付(兵庫)と天理(奈良)の近畿勢対決。第3試合は九州勢の明豊(大分)と神村学園(鹿児島)が対決。19日の第2試合では前橋育英(群馬)と花咲徳栄の関東勢が顔を合わせる。    もっとも注目したいのは関東対決だ。    3年連続出場の花咲徳栄は過去2年、同じ関東勢に敗れ、その相手はそのまま全国制覇を果たしている。「花咲徳栄に勝てば全国制覇」というジンクスもささやかれているが、裏 ... 続きを見る


甲子園に打順革命? 増える“攻撃的2番”。好投手相手に強振、狙うは確変イニング【全国高校野球】

2017/08/18

第99回全国高校野球選手権大会は17日、1、2回戦が終了し、ベスト16が出そろった。彦根東のサヨナラ勝ちでスタートした今大会は、2日目の第1試合で昨夏の覇者・作新学院(栃木)が敗退。2回戦では春夏3季連続4強の秀岳館(熊本)が広陵(広島)に敗れるなど、激戦が相次いだ。今大会のここまでの試合を振り返りたい。... 続きを見る


“逆転”の日本航空石川は2回戦敗退。2度の奇跡生んだ粘りの打線【全国高校野球】

2017/08/17

 夢の舞台で、2度目の大逆転はかなわなかった。    日本航空石川(石川)は、強力打線を擁する花咲徳栄(埼玉)との2回戦に3-9で敗れた。    今大会初戦は9回、2死から一挙4得点で試合をひっくり返した。石川県大会の準決勝でも強豪・星稜を相手に5点差を追いつき、延長の末にサヨナラ勝利を掴んだ。    “逆転の航空石川”が代名詞になりつつあった。中村隆監督は、打線の粘り強さの理由を「長打じゃなく、内野安打でも四球でもいいからつなぐというバッティングができてきたから」と話す。    この2回戦も6点を追う形で9回裏を迎えた。しかし、花咲徳栄の2番手・清水の ... 続きを見る


京都成章、19年ぶり“復活の1勝”ならず。勝負分けたエース北山の直球【全国高校野球】

2017/08/15

 準優勝した1998年以来の出場となった京都成章(京都)は、初戦で神村学園(鹿児島)に2-3でサヨナラ負けを喫した。   「力不足のストレートだった」。エース・北山亘基(3年)は逆転された6回裏をこう振り返った。    140キロ後半の直球とキレのある変化球が武器の右腕。地方大会では要所を三振で締め、49イニングで60個の三振の山を築いた。6回裏、二死一三塁で“三振をとるには一番有効”という直球で勝負するも、三塁打を浴び、「勝負弱さが出てしまった」と語る。    しかし、この日の試合でも奪った三振は11個。その持ち味は存分に発揮した。   「一番楽しいマ ... 続きを見る


初戦に強い仙台育英、名将・佐々木監督の打順論「1番が多いチーム」【全国高校野球】

2017/08/13

 東北の雄・仙台育英(宮城)が初戦を18 安打15得点の快勝で飾った。    初回に3番・山田の2ラン本塁打で先制。2回には先発・長谷川に3ラン本塁打が飛び出し、一気に試合の流れを引き寄せた。佐々木順一朗監督は「フルスイングが信条の山田。それが当たって入ってくれて、チームに元気を与えた」と振り返る。    仙台育英の初戦突破は今大会で8回連続だ。1995年に指揮官に就いた佐々木監督にとって13回目の夏。初戦の戦績は12勝1敗となった。    今大会初戦は序盤の本塁打2本に加え、5回以降も毎回得点。隙の無い強力打線を見せつけた。    佐々木監督は「イメー ... 続きを見る


横浜・増田は1安打に「悔いなし」。成長誓う前向きな姿勢、見据えるはプロ入り【全国高校野球】

2017/08/12

 横浜(神奈川)は昨夏4強の秀岳館(熊本)に4-6で敗れた。    2点を追う9回、二死で打席に立ったのは主砲・増田珠(3年)。しかし、秀岳館の2番手・田浦のチェンジアップをとらえきれず左飛に倒れた。    神奈川大会では4試合連続5本塁打を記録。この日、期待の一発は出なかったが5回に1安打、三盗を決めるなど存在感を示した。    初戦敗退には無念の表情を浮かべたが、「1本打てたので悔いない。(秀岳館・川端の)早いストレートに負けずにバットを振れたのはよかった」と話す。    夏の甲子園を2度経験した増田。この日は午前6時半に満員通知が出され、4万7千人 ... 続きを見る


パは東浜でなく西武・菊池。菅野とともに隙ない“3つの要素”。野手は文句なしの桑原&秋山【データで選出7月月間MVP】

2017/08/11

7月度の日本生命月間MVPは、野手は秋山翔吾(西武)と桑原将志(DeNA)が選出された。上位争いに加わろうとするチームを支えたバットマンが選ばれた格好だ。投手は東浜巨(ソフトバンク)と菅野智之(巨人)が選出。菅野は5月度に続く2度目の選出となり、大型連敗やGMの辞任、コーチングスタッフの入れ替えなど波乱のシーズンを送るチームにあって好調をキープしている。今月もデータに主眼を置いた別角度からの評価で、7月に最も大きな貢献を果たしていた選手をチェックしていきたい。... 続きを見る


木更津総合・山下が痛感した「甲子園の厳しさ」。投手歴1年足らずでプロ注目、飛躍への糧に【全国高校野球】

2017/08/10

 あと一つのアウトが遠かった。    木更津総合(千葉)は5-2のリードを守りながら迎えた最終回、エース・山下輝(3年)が捕まった。7回までは5安打1失点に抑え、試合の流れを掴んでいた。    9回表二死の場面で制球が甘くなり、4連続安打で4点を失った。    「打線が援護してくれたのに、ふがいない投球をしてしまった。甲子園の厳しさを感じた」    2年生の秋に投手に転向した山下。夢の舞台で一勝を挙げる難しさを痛感した。    五島卓道監督は、投手のカバーリングの遅れや走塁ミスなどを敗因として挙げた。「山下があれだけ打たれたのは初めてで、動揺し ... 続きを見る


左手首骨折でも「右手で」本塁打。前橋育英に4年ぶり勝利もたらした4番主将の不屈の精神力【全国高校野球】

2017/08/10

 前橋育英(群馬)は9日の初戦に集中打で山梨学院(山梨)を12-5で下した。    4年ぶりの夏の勝利。とどめの一発を決めたのは、4番の主将・飯島大夢(3年)だった。3回表に先制の適時打を放ち、7回表には左中間へのソロ本塁打で12点目のホームを踏んだ。    「左手が使えないので、なんとか右手で押し込んだ」    関東大会で左手首を骨折した飯島は、状態が万全でない中での試合出場。「けがでチームに迷惑をかけたが、甲子園で貢献できてうれしい」と笑みを浮かべた。    荒井直樹監督は「あの1点は大きかった。けがをしてても4番がそこに座ってるのは、チームにとって ... 続きを見る


作新学院、打線沈黙で夏連覇叶わずも…今井卒業後の”全員野球”で掴んだ春夏切符【全国高校野球】

2017/08/09

 昨夏の覇者・作新学院(栃木)は、初戦で盛岡大付(岩手)に1-4で敗れた。地方大会平均約9得点の強力打線はなりをひそめ、わずか2安打に抑えられた。    相手投手の好投に加え、守備のミスが絡み、試合の流れを引き寄せることができなかった。小針崇宏監督は「うまくヒットを狙うことができない中で、もうちょっとつなぐ意識をもって作戦を実行してもよかった」と反省の念を口にし、「悔しい負け方」と振り返った。    4番・中島淳(3年)は「守備で少し隙があった。打てなくて、雰囲気も少し攻められ気味。(連覇がかかっていて)相手チームは必死に食らいついてくるし、負けじといったけどうまくいかなか ... 続きを見る


秀才軍団・彦根東、サヨナラ劇を呼んだ冷静な判断力。絶好機にも「いつも通り」で悲願の初勝利【全国高校野球】

2017/08/09

 滋賀県内屈指の進学校・彦根東が、開幕試合でサヨナラの逆転劇を演じ、悲願の甲子園初勝利を掴んだ。   4-5で迎えた9回裏、先頭の代打松井が安打で出塁して好機をつくった。2番朝日の三ゴロで同点とし、2死一、二塁から4番岩本が一二塁間を抜ける適時打を放ち、試合を決めた。   サヨナラのホームを踏んだのは、二走の原晟也(3年)。クロスプレーとなるも、スライディングした原がわずかに早かった。   「ベンチもスタンドも意識は一つ。一打サヨナラの場面で回らない選択肢なかった」と語る。三塁を踏んだとき、ライトはすでにバックホーム体制。「やばいなと思った。でもちょっとでも反れた ... 続きを見る


あえて挙げたい巨人の17年プラス要素。坂本、菅野、田口、陽…「次代への土台作り」は着々【死亡遊戯コラム】

2017/08/05

7月以降は15勝10敗1分け(8月4日時点)。序盤は13連敗もあり苦しんだ巨人がようやくAクラス争いに参入してきた。主力陣の高齢化、不可解なベンチワーク、そして山口俊の不祥事とマイナス面ばかり報じられることの多いチーム状況だったが、今回はあえて「2017年の由伸巨人プラス要素」を挙げてみよう。... 続きを見る


ロッテ・井口、引退までのカウントダウン。あと2か月でチームに残すものは【マリーンズドキュメント】

2017/08/02

千葉ロッテマリーンズの井口資仁内野手は今年6月20日、今季限りの現役引退を表明した。早期発表は、「1試合でも多く、自分のユニフォーム姿を見てほしい」というファンへの思いから。会見では爽やかな笑顔を浮かべていた井口だが、引退試合まで2カ月を切ったいま、何を思うのか。 ... 続きを見る


日本のトレードは“後ろ向き”。印象改革には積極策を【小宮山悟の眼】

2017/07/31

ニューヨーク・ヤンキースとシカゴ・ホワイトソックスの間で大型トレードが成立した。ヤンキースは中継ぎロバートソンとスラッガーのフレイジャーを獲得。代わりに2016年と13年のドラフト1位を含む4選手を交換要員とした。メジャーリーグでは当たり前のトレードだが、日本のトレード文化は少し異なる。今回は日米間のトレードの違いについて話したい。... 続きを見る


戦力には影響皆無も…山口俊の暴力事件で再び問われる巨人のコンプライアンス問題

2017/07/25

読売ジャイアンツにまたしても事件が起こった。今年、横浜DeNAベイスターズから移籍してきた山口俊投手が、飲酒による暴力トラブルを起こした疑惑が浮上している。事件発覚後は古巣在籍時から酒癖が悪いことで有名だったことが報じられている。巨人サイドがそのことを把握していたのかも気になるところだが、かつての「球界の盟主」が試合以外のことで大ニュースにならないよう、しっかりと球団運営をしてほしい。... 続きを見る


多田野数人、ドラフト1位の肖像#3――日本ハム1年目の骨折で余儀なくされた軟投派への転向

2017/07/15

かつて「ドラフト1位」でプロに入団した選手1人の野球人生をクローズアップする。華やかな世界として脚光を浴びる一方で、現役生活では「ドラフト1位」という肩書に苦悩し、厳しさも味わった。その選手にとって、果たしてプロ野球という世界はどのようなものだったのだろうか。... 続きを見る


多田野数人、ドラフト1位の肖像#2――日本人2人目の快挙を達成。アメリカで生き残れた起死回生の球種

2017/07/14

かつて「ドラフト1位」でプロに入団した選手1人の野球人生をクローズアップする。華やかな世界として脚光を浴びる一方で、現役生活では「ドラフト1位」という肩書に苦悩し、厳しさも味わった。その選手にとって、果たしてプロ野球という世界はどのようなものだったのだろうか。... 続きを見る


多田野数人、ドラフト1位の肖像#1――憧れだった六大学野球と、人生が激変した大学4年秋

2017/07/13

かつて「ドラフト1位」でプロに入団した選手1人の野球人生をクローズアップする。華やかな世界として脚光を浴びる一方で、現役生活では「ドラフト1位」という肩書に苦悩し、厳しさも味わった。その選手にとって、果たしてプロ野球という世界はどのようなものだったのだろうか。... 続きを見る


健在だった則本の奪三振力、マイコラスは圧倒的貢献度。岩瀬はセ4位、投手陣は異なる結果に【データで選出6月月間MVP】

2017/07/12

6月度の日本生命月間MVPが発表され、野手は柳田悠岐(ソフトバンク)と丸佳浩(広島)が、投手は十亀剣(西武)と岩瀬仁紀(中日)が選手された。今月もデータに主眼を置いた別角度からの評価で、交流戦を中心に行われた6月、最も大きな貢献を果たしていたのがどの選手だったのかを検討してみたい。... 続きを見る


意外と知らない!?セーブ記録の基準。西武・岡本が11点差で登板も要件満たしプロ初セーブ記録

2017/07/12

 埼玉西武ライオンズの岡本洋介投手(31)は、11日に本拠地・メットライフドームで行われた千葉ロッテマリーンズ戦に、11点リードの7回から2番手として救援登板。岡本は3イニングを46球で3安打・2奪三振・1四球・2失点という内容でまとめ、セーブの記録要件を満たし嬉しいプロ初セーブを手にした。    岡本は2009年ドラフト6位で西武に入団。昨季は4試合登板で防御率19.29と精彩を欠いたが、今季は6月に1軍昇格を果たすと、先発で3連勝を記録し、今回登板ではプロ初セーブを記録するなど好調を維持している。    セーブといえば、接戦で出てきた投手が僅差のリードを守り切った場合に ... 続きを見る


ヤクルトに漂う暗黒時代の危険性。口先だけの「一大改革」、止まらぬ“ヤ戦病院化”

2017/07/10

東京ヤクルトスワローズは7月9日試合終了時点で、首位と21.5ゲーム差のセ・リーグ最下位だ。その主な理由に、近年悩まされ続けている主力の故障があるのは間違いない。選手たちの意識も問題ではあるが、それ以上にチーム全体の管理体制にメスを入れないことにはどうにもならないだろう。... 続きを見る