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コラム

「打者・大谷」全米に衝撃与えた15安打。“ゾーン”で見る驚異の適応能力、今後の課題は

2018/05/08

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、メジャーリーグ最初の1カ月を終えた。投手として2勝を挙げた一方、打者としても3試合連続本塁打を含む4本塁打を記録するなど打率.341を記録。渡米前から「二刀流」としてオフの話題をさらった大谷だが、その注目と期待に見事に応える結果を見せた。... 続きを見る


マーリンズに現れた“あの映画”のような苦労人ルーキー、現役最高左腕に投げ勝った24歳とは

2018/04/27

ビールの売り子に高校教師…まるで映画のような経歴  今季低迷するマイアミ・マーリンズに異色の経歴を持つルーキーが現れた。今年メジャー1年目のトレバー・リチャーズ投手。年は24歳だが、その存在はMLB史上最年長の35歳でデビューしたジム・モリスをモデルにした映画「The Rookie(邦題:オールド・ルーキー)」を思い起こさせる。    リチャーズは25日(日本時間26日)、ロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板。4回2/3を投げて10奪三振、無失点と好投した。ドジャース先発の現役最高左腕クレイトン・カーショウ投手に投げ勝った。    「The Rookie」は、元マイナーリー ... 続きを見る


“ケタ違いの飛距離”証明の清宮、昇格時期は? バランス保った起用法求められる【小宮山悟の眼】 

2018/04/23

北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎内野手が、ファームの試合で本塁打を連発。体調を崩し力を発揮できずにいたが、ここにきてようやく持ち味を見せる活躍をしている。果たして1軍昇格はいつになるのか、そして起用法はどういった形になるのだろうか?... 続きを見る


メジャー速球ランキングに異変。チャップマンの牙城破る21歳新星の登場か

2018/04/21

チャップマンを超える新星・ヒックスとは  2018年シーズンが開幕して3週間が経過した。メジャーリーグ全球場に2015年に導入された高精度データ解析ツール「Statcast」において、これまでニューヨーク・ヤンキースのクローザーであるアロルディス・チャップマン投手の独壇場だった速球部門にある異変が起きている。    「Statcast」速球部門の今季最高速度の上位9位にはチャップマンではない、見慣れない名前が並ぶ。    ――ジョーダン・ヒックス。    4月20日(日本時間21日)現在、今シーズンの最高速度の1~9位がヒックス、10位にようやくチャップマンの名前 ... 続きを見る


菊池と則本の投げ合いに見たエースの矜持。試合を支配する「三振の力」【新装版・野球新書】

2018/04/17

試合の勝敗、投手の球速、野手の打率、盗塁数…プロ野球を観戦する際に注目するポイントはいくつもある。今回は4月13日の東北楽天ゴールデンイーグルス-埼玉西武ライオンズ戦において、試合の流れを左右した両チーム・エースの「三振の力」について考える。... 続きを見る


タイブレーク制度は野球の醍醐味を失わせるのか。今季からマイナーで導入、メジャーへの適応の可能性は

2018/04/15

マイナー開幕戦で早速適用された新ルール  4月5日(日本時間6日)に開幕したマイナーリーグでは、試合時間の短縮を目的として2018年シーズンから新ルールが導入されている。実は、メジャーリーグにおいて、コミッショナーであるロブ・マンフレッド氏が今季から導入を目指したが、メジャーリーグ選手会からの支持を受けられず断念した経緯がある。その代わりとしてマイナーリーグが試験的運用の場として選ばれたのである。    新たに導入されたルールは、▽延長戦のイニングは無死二塁から開始する(タイブレーク制)▽投手の投球間隔をランナーがいる場合は20秒、いない場合は15秒に制限する――というものだ。 &n ... 続きを見る


大谷はどのようにOP戦の成績を覆したのか。エンゼルスの起用法にみる“二刀流“のメリット【小宮山悟の眼】

2018/04/13

 渡米前から「二刀流」の可否で日米両球界から注目を集めていたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手。開幕前は懐疑的な意見が多かったが、ここまでの大谷は投打にわたる活躍には目を見張るものがある。華々しいデビューを飾ったが、メジャーリーグでの今後のキャリアを見据え、大谷はメジャー1年目をどう過ごすべきか。... 続きを見る


今季の新人王候補は? 投手有力のセ、野手を推したいパ。選出にはチーム事情の影響も 【小宮山悟の眼】

2018/03/29

プロ野球セ・パ両リーグが30日、開幕する。今回は今季の最優秀新人(新人王)について考えたい。昨季はセ・リーグが京田陽太(中日ドラゴンズ)、パ・リーグは源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)の野手2人が獲得した。今季の候補選手はどのような顔ぶれか。... 続きを見る


それでも大谷をマイナー降格させない理由。見逃せない営業サイドの思惑と経済への影響

2018/03/23

 大谷翔平が苦しんでいる。今季から加入したロサンゼルス・エンゼルスでも二刀流挑戦が注目を集めるが、オープン戦では投打で結果を残せていない。現地ではマイナーからのスタートを推奨する声もあるが、球団には様々な理由から降格させられない理由がある。... 続きを見る


センバツきょう開幕。 注目選手は? 存在際立つ大阪桐蔭3選手、二刀流、長身の投手陣も

2018/03/23

打高投低の前評判  打高投低と言われるのが今大会の前評判だ。    しかし、センバツというのは気候的なものもあり、得てして打撃陣が苦戦するというのも事実だ。案外、序盤戦は拮抗した対決になるのではないか。    では今大会にはどんな選手たちがいるのか。まずは攻撃陣から注目選手を挙げていきたい。    打線は大阪桐蔭の3選手の存在感が際立つ。    1番を打つ藤原恭大は俊足が持ち味で、さらに外野の間を抜く長打を打てるのが魅力だ。プレイボール後いきなり二塁打を食らったらひとたまりもない。4番を打つ根尾昂は昨秋の公式戦で5本塁打20打点を叩きだした。体躯的にスラ ... 続きを見る


「お前ら悔しくないのか!」。今の選手、監督にも怒り…江本孟紀氏が語る人間・星野仙一

2018/03/20

 野球評論家の江本孟紀氏は、2018年1月4日すい臓がんのため70歳で亡くなった星野仙一氏と長年にわたって交流があった。選手を叱咤激励し続けた星野氏について旧知の江本氏にはどのように映ったのか。3月22日に『僕しか知らない星野仙一』を上梓した江本氏が客観的に分析する。... 続きを見る


大谷との違いは? レイズが挑む前例なき二刀流・マッケイの育成、慎重姿勢が生み出すメリット

2018/03/09

今季、メジャーリーグで二刀流と言えば、ロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手。日米球界の注目度は非常に高く報道も過熱しているが、その一方でもう一人の二刀流であるタンパベイ・レイズ傘下に所属するブレンダン・マッケイ選手は静かに調整を続けている。... 続きを見る


侍ジャパン“大成功”のオーストラリア戦、その意義とは? 代表の価値上げたメンバー選考と選手起用

2018/03/05

野球日本代表「侍ジャパン」は、オーストラリア代表の強化試合「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」に2連勝。稲葉篤紀監督が率いるトップチームにとって幸先のいい初陣となったが、目標とする2020年東京五輪の金メダルへ向け、今シリーズはどのような意味を持ったのか。... 続きを見る


「プロ野球は優秀なトレーナーを上手く活かしきれていない」。米コンディショニング専門家はキャンプをどう見たのか

2018/03/04

アスリートにとって、体のケアはパフォーマンスや選手寿命に大きく関わる重要な要素となる。世界の様々なプロスポーツチームで日本人トレーナーは活躍しているが、日本のプロスポーツチームはどうなのか。ファンクショナル・カッピング・メソッドの創始者、浅野吉隆氏に話を聞いた。(取材・文:角谷剛)... 続きを見る


牧田と平野に立ちはだかる最大の壁。日本人リリーフがメジャーで成功するポイントは?【小宮山悟の眼】

2018/02/22

メジャーリーグのスプリングトレーニングが始まった。まだ日本人選手の中には未契約選手もいるが、今回はメジャーに舞台を移した2人のリリーバー、牧田和久(パドレス)と平野佳寿(ダイヤモンドバックス)の成功ポイントについて話したい。... 続きを見る


「日本に親愛の気持ち」。日本で活躍した助っ人3人が語る現在【カリビアンシリーズ戦記】

2018/02/16

メキシコで開催されたカリビアンシリーズには、日本球界でプレーした多くの選手が参加している。今回、フレデリク・セペダ(元巨人/キューバ)、ラウル・バルデス(元中日/ドミニカ共和国)、オーランド・ロマン(元ヤクルト/プエルトリコ)の3選手に話を聞いた。... 続きを見る


ソフトバンク柳田を見逃したら損! 逆方向への一発が予感させる“伝説のシーズン”

2018/02/16

 今、最も球場で見たい選手といえば、多くの人々が柳田悠岐の名を挙げるだろう。背中に付くほどのフォロースルーから放たれる豪快な打球は、それだけでチケット代を払う価値がある。    宮崎・アイビースタジアムで行われている福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプも終盤に差し掛かった15日、柳田は早くも存在感を放っていた。    小雨がちらつく中で行われたフリー打撃では、軽々と柵越えを連発。その後に行われたシート打撃では、自身今季初の実戦形式ながら、石川柊太からレフトオーバーの二塁打、笠谷俊介からはレフトスタンドに飛び込む本塁打を放った。    一般的に、逆方向へ長打を放つ ... 続きを見る


いまだ契約未定。イチローに衰えはあるのか? セイバーメトリクスから現状の立ち位置を分析

2018/02/15

フリーエージェントで所属先がいまだ決まっていないイチロー。【Getty Images】    青木宣親、ダルビッシュ有と、昨季MLBで活躍しフリーエージェントとなっていた日本人選手が新シーズンの所属球団を決めている。そんな中イチローの契約に関するニュースは届いていない。どうしてイチローの所属先は決まらないのだろうか。現在MLBの中でイチローがどのような立ち位置におり、球団からどのように見られているかを分析した。 【次ページ】10年前と比べるとコンタクト率が低下。特に内角の空振りが増加... 続きを見る