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首位ターンから一転 数字に表れた、DeNA後半戦苦戦の理由

前半戦首位で折り返したDeNAは、後半戦に入ると一転苦しい戦いを強いられ、現在はBクラス。一体なぜこのような状況になってしまったのだろうか。

2015/09/02

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ベースボールチャンネル編集部



得点圏打席で筒香に回らず

 野手陣も7月までの95試合中66試合で1番打者を務めていたリードオフマン石川が7月31日に負傷し、翌日登録抹消。
 以降、1番打者として乙坂18試合、桑原4試合、梶谷と下園が3試合ずつ起用されているが誰も定着に至っていない。

 この影響もあり、筒香はオールスターまでは3.25打席に1回得点圏で打席が回ってきていたのが、オールスター以降は4.58打席になった。

 実際試合を見ていても本来はポイントゲッターとして期待される筒香の前にランナーが中々貯まらず、筒香が出塁してロペスやバルディリスが筒香を返すという場面が多く見受けられた。

 現在の順位は6位中日と1ゲーム差の5位。

 クライマックスシリーズ圏内の3位までには残り21試合でゲーム差7とほぼ絶望的ともいえる差があり、上位3チームのいずれかのチームが大きく負け越さない限り、そう簡単にはひっくり返すことはできないだろう。

 他力本願となるがチャンスが転がり込んで来るのを期待しつつ、チャンスが訪れた際に備えてDeNAは勝ち続けるしかない。

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