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過去には球界を代表する選手輩出も 牧田、山中らアンダースロー投手に注目

18日、東京ヤクルトスワローズ・山中浩史が自身7連勝をかけてマウンドに上がる。現役では山中以外にも牧田や加藤がいるが、過去にも球界を代表するアンダースロー投手が存在した。

2015/08/18

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 東京ヤクルトスワローズ・山中浩史が11日のカープ戦で無傷の6勝目をプロ初完封で挙げた。6戦6勝のおまけ付きだ。この記録は国鉄時代に金田正一氏が1958年に達成した9戦9勝以来、実に57年ぶりの球団大記録である。
 18日のDeNA戦に登板で先発予定だが、7連勝となるだろうか。今年は記録ラッシュで、日本ハム・大谷翔平も6戦6勝を達成している。6戦6勝の日本ハム球団記録は西崎幸広氏が達成した1996年以来、実に19年ぶりだった(大谷は7戦目に敗れて無敗記録が途絶えた)。

「柔の牧田、剛の山中」社会人時代からクローズアップ

 山中を筆頭に、現在プロ野球界には3人の現役アンダースロー投手がいる。
 埼玉西武の牧田和久、山中、そして今年入ってきたルーキー東北楽天・加藤正志だ。

 社会人時代「柔の牧田、剛の山中」と呼ばれていた2人。
 牧田はご存じのとおり、1年目から即戦力の働きを見せ、先発から途中守護神へと転向。55試合に登板し5勝7敗22セーブ、防御率2.61で新人王を獲得した。その後も先発で安定した成績を残し、日本代表にも選出されリリーフとして活躍した実績がある。

 今季は故障で開幕投手を回避した岸に代わって開幕投手を務めたが、先発ではなかなか勝ちにつながらず、後半戦は守護神の高橋朋己の不調もあって守護神に配置転換され、その任務を全うしている。

■牧田和久 成績
今季:24試 5勝8敗2S 防御率2.92
通算:158試 39勝42敗24S 防御率2.87

 今季6連勝中の山中は1年目、開幕ローテーション入りこそするも1軍では通用せず、2軍で登板機会を重ね最多勝を獲得。2年目のシーズン途中にヤクルトへトレードされた。現状打破のため昨秋からフォームの改造に着手。一時期サイドスロー気味にしていたこともあったが再びアンダースローに戻すと、今季は先発転向を契機に1軍のチャンスをつかみ、見事に結果を出した。今まで代表的なアンダースローがいなかったセリーグという環境も本人にマッチしているのかもしれない。

■山中浩史 成績
今季:6試 6勝0敗0S 防御率2.31
通算:33試合 6勝2敗0S 防御率4.17

 ルーキーの加藤は今季ドラフト6位で楽天に入団。加藤も牧田、山中らと同じく沈み込んで低い位置からボールを放つ本格的なアンダースローで、牧田と同じくランナーがいなくてもクイックするなど打者のタイミングを外し打ち取る巧者だ。武器は80~90㎞/h台のスローカーブ。浮き上がる速球とのコンビネーションで相手打者を翻弄する。他の2人の活躍に負けじと目の色を変え一軍定着を図る。

■加藤正志 成績
今季:9試 0勝0敗0S 防御率4.73

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