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世代交代真っ只中!2015年の巨人は「坂本・長野のチーム」への転換期

V3の原動力となったメンバーが不調や怪我に苦しむ中、Aクラスで粘る巨人。2015年は勝利を目指しながら、次世代の選手がその伝統を継承する年もいえる。

2015/08/15

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昨年までと違う選手起用

今季の巨人はちょっと違う。

V3の原動力となったメンバーが不調や怪我に苦しむ中、チームはしぶとくAクラスにつけている。
野手陣では長年主軸を担ってきた阿部慎之助や村田修一が開幕から極度の打撃不振。
投手陣も移籍以来3年連続二桁勝利の杉内俊哉は故障離脱中、まとめ役の内海哲也もここまでわずか1勝。
79年~82年生まれのこの4人は、それぞれ30代中盤に突入した。
球界では「松坂世代」という言葉も聞かなくなり、大谷翔平や藤浪晋太郎といった94年生まれの選手たちがタイトル争い。
過去に巨人の4番を張った原辰徳は37歳、中畑清は35歳の年に引退し、元エース江川卓は32歳でユニフォームを脱いだ。
一般の社会人なら脂も乗り切り「さあこれから」という時期に、プロ野球選手は現役引退を余儀なくされるわけだ。
すべてのアスリートは常に迫り来る時間と戦っている。

8月13日のDeNA戦(東京ドーム)では、阿部に代わり村田が「4番ファースト」として先発出場。
体調と左投手の相性を加味したものと予想されるが、昨年までの巨人では考えられない選手起用である。
クリーンナップを打つ彼ら2人は不動のレギュラー扱い。
だが、今のチームで絶対的レギュラーは遊撃を守る坂本勇人くらいではないだろうか。
他のスタメンには体調さえ万全ならば、長野久義、亀井善行、片岡治大といった30代前半の選手が顔を揃える。
さらに若手の立岡宗一郎、吉川大幾、小林誠司らも1軍生き残りを懸け猛アピール中。
投手陣も3年目の菅野智之を軸に、26歳の新助っ人右腕マイコラスが6月度月間MVPを獲得する活躍。
ルーキー高木勇人やポレダといった新戦力組もローテに定着。
2年目サウスポーの田口麗斗も1軍で9試合に先発登板し、防御率2.76と結果を残している。

【次ページ】巨人、新時代へ

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