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昨年比12.5%増、驚異的なDeNAの観客動員 熱いファンとともにペナントを制するか【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は、前半戦を終えて発表された各球団の観客動員についてだ。

2015/07/18

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際立つDeNAの観客動員

 7月に入って、NPBの観客動員が増加している。間もなく、全球団の平均観客動員数が前年対比で、100%を上回りそうな勢いだ。

 前半戦終了時点でのNPB観客動員数の前年対比を見てみよう。
 全試合のデータには地方球場での数字が入っているので、正確を期すために、本拠地のみの数字も併記する。

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 全試合での比較では、ソフトバンクと日本ハムが前年割れも、不入りだった地方球場での数字を除外すると前年超え。今後の試合日程を考えると、全試合で100%超えはほぼ確実だ。全球団での前年比超えの可能性も高い。

 本拠地で前年割れは巨人だけとなるが、これは仕方がない部分もある。東京ドームの定員は46000人、動員率は常に95%を超え、飽和状態になりつつある。
 毎試合、空席は1500人前後。わずか数百人の動きで前年割れする。誤差の範囲になりつつあると言えよう。
 目立つのは楽天とDeNA、ともに10%を超える増加率。広島よりも増加率が高い。

 楽天の場合は、本拠地・コボスタ宮城の定員が昨年8月までは約26000人だったのを、シーズン中の突貫工事で28736人まで拡充した。昨年の7月と今年の7月では、球場のキャパが違う。しかし、それでも今季の動員が増えているのは、客席数の増加分も、観客が入っていると言える。

 一方、DeNAの本拠地の横浜スタジアムの定員は30039人のまま。つまり、DeNAの場合は純粋に観客数が前年比1割以上増えているのだ。これは文句なしの12球団一だ。
 ちなみに前半戦での100万人突破はDeNAになってから最速だった。
 2012年、中畑清監督になってからのDeNAは確かに増加傾向に転じたが、今年は一段と弾みがついている。

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