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オリ金子千尋、復帰初戦は自己最短KOも「こんな投球は最初で最後」【どら増田のオリ熱コラム #37】

昨年11月29日に右肘遊離軟骨除去手術を受けた金子千尋、復帰初戦は苦いものとなった。しかし、エース残留発表から初の公式戦登板にファンから大きな拍手が送られた。次回登板で、どのような投球を見せることができるのか、注目したい。

2015/05/25

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Samurai Japan v MLB All Stars - Game 2

ファンを喜ばせたイブの残留発表

 昨年の12月24日にオリックス残留を発表した金子千尋。おそらく多くのオリックスファンはクリスマスイブが来るたびに金子の顔が思い浮かぶのではないだろうか。それくらい金子残留のニュースはファンを喜ばせた。

「あと一歩の2位は本当に悔しかった。(他球団より)オリックスで優勝したい気持ちが上回った」

 他球団に移籍をせずオリックスを選んだ金子は取材に対して、こうコメントをしている。また「代理人が選んだら結果は違っていたかも」とも述べており、オリックスよりも好条件を提示した球団もあったことを示唆していた。

「自分ちっちゃいなと思いたかった」

 昨年11月29日に右肘遊離軟骨除去手術を受けた金子は、今年の自主トレの地に昨年のハワイではなく、アリゾナを選んだ。
 アリゾナ州フェニックスには、MLBやNBAのプロ選手も利用しているトレーニングとリハビリの施設「フィッシャースポーツ」がある。金子はシャーザー(ナショナルズ)らと一緒にトレーニングとリハビリを行った。自主トレ期間が終わっても痛みや違和感が完全に取れることはなかったが、高校時代から恩師に言われてきた「心は高く、身は低く」という教えに戻り、一度”ちっちゃい”自分を見つめることができたことで、心身ともに有意義な自主トレだったようだ。

右肘の違和感はなかなかとれず

「開幕に間に合わなくても最後まで活躍したい」

 金子は昨年クライマックスシリーズのファーストステージで敗退してしまったことを非常に悔やんでいる。「最後まで」という言葉には優勝だけではなく、日本シリーズまでを見据えた発言と受け取ってもいいだろう。

 宮崎キャンプでは、

2月17日 28球
2月20日 30球
2月22日 40球
2月25日 51球

と中盤からブルペンに入り、間隔を空けながら4日間投げて宮崎キャンプを終えた。しかし、キャンプの時から「まだ違和感を覚える」と語っていた右肘の調子は「最後まで活躍できる」と金子自身が確信を持てるまで、約3カ月の時間を要することになる。

【次ページ】次回登板が岐路に

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