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パは、増井浩俊(日本ハム)、セは大野雄大(中日) 【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第7週(5/11-5/17)】

日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。原則として月曜日に発表する。2カード6試合ごとで今回は、5月11日から17日までの集計とする。

2015/05/18

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日本ハム・大谷が奪三振ショーで勝利

 今度は投手陣だ。
 PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。

 パリーグは平均防御率は前週の4.33から3.69だったが、依然打高だ。一方、セは3.61から2.68と1点以上改善された。
 パリーグから見ていく。

広尾様0518表4

 ソフトバンクのスタンリッジ、オリックスのディクソンが7回を零封。日本ハムの大谷翔平は8回1/3を自責点1の好投だ。楽天の則本は唯一完投している。
 最多奪三振は大谷翔平の11だ。

 救援投手では日本ハムの増井浩俊は、チームのすべての勝ち星に絡んで3セーブを挙げた。その他に、7選手が2ホールド。

中日・大野が唯一の完封勝利

 次にセリーグだ。

広尾様0518表5

 先週2勝した中日の大野雄大が今週は唯一の完封。5月16日の阪神戦で能見との投げ合いに1-0で投げ勝った。完投は阪神の藤浪、DeNAの井納。最多奪三振は藤浪の9だ。

 救援投手は、巨人の澤村拓一が4試合4セーブ、自責点1。DeNAのエレラは3試合無失点で3ホールド。巨人のマシソンも3ホールドだ。

 先発投手のMVPは、パはスタンリッジとディクソンが7回零封、被安打5で同成績だが、奪三振の多いスタンリッジに、セは唯一完封の大野雄大とする。大野は第4週(4月19~26日)に続き2回目の選出だ。
 救援投手が、パが3ホールドの日本ハムの増井。セはDeNAの大きな勝ち越しに貢献したエレラとしたい。

 今週のパの投打の総合MVPは、チームのすべての勝ち星に貢献した日本ハムの増井浩俊、セは唯一の完封を記録した中日の大野雄大とする。

広尾様0518表6

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