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淺間、有原ら成長の足掛かりに 正念場をエース大谷で踏ん張った若きファイターズ

5月14日、強打の西武を振り切った一戦は今季振り返ったときに、ターニングポイントにあげられる、価値ある勝利になるかもしれない。

2015/05/18

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若さは脆さもはらむ

 5月14日、2対1で強打の西武を振り切った一戦は5カ月後、「あの試合があったから……」と振り返る、価値ある勝利になるかもしれない。

 開幕から快調に白星を重ね、首位を走ってきたファイターズだが、5月に入ると打線が湿り出した。9日のオリックス戦から4連敗を喫し、首位の座も明け渡した。

 シーズンは始まったばかり。まだ貯金は残っているのだから、一度の4連敗で大騒ぎすることもない。だが対西武7回戦は、ファイターズにとっては重要な一戦だった。
 右ふくらはぎ痙攣によって、登板を一度回避した大谷が復帰。これで連敗を止められなければ、一気に崩れていく危うさがあったからだ。

 このサイトで私は、毎回のようにファイターズの若さについて書いてきた。その若さは、いまのところポジティブに働いてきた。

 だが、若さは脆さをはらんでもいる。チームが好調なときは勢いが出るが、負け始めるとまとまりが失われかねない。主力の多くは主力、または準主力になって日が浅いため、自分ことで手いっぱいになってしまい、チームのために行動できる選手がいなくなってしまうからだ。

 いままでは稲葉と金子が、その役割を担ってきたが、引退してしまった。いまのチームでそれができる選手は、正直なところ見当たらない。

 4連敗で迎えたエース大谷の復帰登板。これを落としたら、若いチームは大崩れしかねない――。ファイターズは正念場に立たされていた。

【次ページ】大谷の言葉の意味

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