ポレダ、マイコラス、フランシスコ……明暗分かれるジャイアンツ新助っ人
今季ジャイアンツに加入した外国人のここまでの成績を振り返ると明暗わかれている。そして実績十分なマシソン、故障明けから復調傾向の2年目のアンダーソン。1軍の枠をかけた戦いは、外国人にとっても熾烈だ。
2015/05/17
調子を上げてきたアンダーソン、フランシスコの昇格は？
野手では、左肘の手術で出遅れていたレスリー・アンダーソンが4月下旬から戦列復帰している。
1軍合流後は打率1割台と低迷したが、13・14日の広島戦で2戦連続の猛打賞とようやく上がり調子。
昨季は満塁で2本塁打を含む8打数5安打の勝負強さを見せており、貧打解消のキーマンとして期待される。
試合前のベンチではチームメイトとハイタッチを交わしてからのおじぎポーズを繰り返す陽気な助っ人。
課題は緩慢なレフト守備だが、今季は主に一塁手として起用されることになりそうだ。
最後に忘れちゃいけないのが、ジャイアンツ球場で調整中の2人の大砲。
フランシスコは2軍降格後、3本のアーチと6試合連続打点を記録。
セペダも16日のファームのソフトバンク戦で岩嵜から決勝2号ソロアーチを放った。
G球場はキューバ人投手のメンドーサも含めスペイン語が飛び交い、練習中には時にラテンミュージックが鳴り響く。
チーム本塁打わずか19本。今の1軍に不足しているのは、試合を決める長打力と相手を圧倒する爆発力である。
ド迫力のフラセペ砲が、今月26日から始まるセ・パ交流戦のジャイアンツDH枠争いを繰り広げることだろう。
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