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オリックス”投壊”も「今は我慢」【どら増田のオリ熱コラム #33】

6日の西武戦で敗れ、4連敗となったオリックスはこつこつ減らしてきた借金も11に膨らんだ。開幕から投打の噛み合わないチーム状況は変わらず西武3連戦は投壊で打ち負けた。

2015/05/07

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最大の課題はリリーバー

 ピッチャーが良いと打線がつながらず、点をとると、ピッチャーが打たれるというように、開幕から投打が噛み合っていないのが現在オリックスが最下位にいる原因であることは言うまでもない。

 特に昨年オリックスファンの誇りでもあった最後の5枚(比嘉、岸田、馬原、佐藤達也、平野佳寿)が計算できないのは非常に痛い。岸田、佐藤達也、平野佳寿の3人は一軍復帰以降肝心な場面で失点を許しており、逆に3人が帰ってくるまで繋いできた、白仁田が2.53、海田が2.08、塚原が1.84、抹消されてしまったが、ロングリリーフでチームを支えてくれたマエストリも2.79とまずまずの成績を残している。

 平野復帰以降の起用法を見ていると塚原をセットアッパーとして起用する方針に変更はなさそうだが、問題はその前後である。最終回に3点差、4点差なければ心配なストッパーではどんなに強いチームでももたない。やはり佐藤達也と平野の2人が安定するかしないかで今季のオリックスが今後浮上できるかどうかが決まると言ってもいいだろう。

「今は我慢、我慢しましょう」

 試合終了後、観戦に訪れていたオリックスファンでお馴染み、”K-岡田”ことますだおかだの岡田圭右さんがオリックスファンに囲まれる中、力強くこんなことを話してくれた。我慢を乗り越えた先に見えるのは優勝と、岡田さんをはじめオリックスファンは信じている。

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