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強いカープ二軍 最下位一軍の救世主が現れるか

4月21日現在、ウエスタンリーグの首位を走るカープ。一軍に劣らないカープファンの声援の中、選手は着々と攻守で実戦、実績を積み重ねて一軍昇格を目指している。

2015/04/23

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雑観A011

チームを牽引する投手陣

 JR山陽本線に揺られ、広島から約1時間、人口9000人あまりの山口県岩国市由宇町に広島カープ由宇練習場はある。
 近年の「カープ女子」に象徴されるカープ熱は、周囲が緑に覆われた「のどかな」グランドにも及んでいる。
 週末ともなると、芝生のスタンドはレジャーシートやアウトドア用のチェアでいっぱいになる。かつては、美しいウグイスの鳴き声が聞こえたが、今や、カープファンの歓声のみが耳に入ってくる。

 カープ二軍が強い。ウエスタンリーグでは首位争いを展開し、一軍にも安定して選手を供給している。
 二軍監督の高信二は独特の表現で自らの方針を語る。

「目はギラギラしていても、体はガチガチなっていない。選手には、そうあって欲しいです」

 求めるのは、全力疾走など、きわめて「あたりまえ」のことである。特に、外野手などは層が厚い。だから、抜いたプレーやカバーリングを怠ったりすれば、即交代もありうる。
 もちろん、厳しいばかりではない。ユーモアを交えながら、選手とコミュニケーションを取りもする。

 チームを牽引するのは、能力の高い投手陣である。去年一軍で30試合に登板した戸田隆矢は先発の軸として、すでに4勝をマークしている。抜群の安定感は、一軍昇格へスタンバイOKである。また、サウスポーから150キロを超える速球を持ちながら去年は一軍登板がなかった中村恭平が覚醒。完封を含む2完投、かつての制球に苦しむ姿はない。さらに、ルーキーの薮田和樹は、150キロ超のストレートと変化球の質の良さで、三振の山を築く。亜細亜大学ではリーグ戦登板2試合だけだった男だが、一気に評価を高めている。

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