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エースの代役は十分! ”開幕カードに強い”ディクソン、オリ開幕投手へ【どら増田のオリ熱コラム #19】

オリックスの開幕投手はディクソンで当確だ。首脳陣は金子千尋の開幕戦での登板がないことを明言。各チーム相次いで開幕投手候補が登板した20日、この日にオリックスの先発を務めたディクソンは文句なしの投球を見せた。

2015/03/21

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ベースボールチャンネル編集部



西武との相性はいかに?

 ディクソンが27日西プリで行われる西武との開幕投手に当確したことで、関連するデータを調べてみた。
 
■昨シーズン成績
26試合 9勝10敗 防御率3.33
 
 昨年9勝のうち5勝は4月と5月にあげている。1年目も6月までに5勝をあげているので、春と相性が良いのは間違いない。
 
■開幕シリーズ成績
2013年3月31日 対ロッテ(第3戦) 7回 被安打6 失点1 勝利投手
2014年3月29日 対日本ハム(第2戦)9回 被安打4 失点0 完封勝利
 
 来日3年目のディクソンは1年目に開幕第3戦に、2年目に開幕第2戦に登板し、それぞれ勝利を収めている。第3戦、第2戦ときて今季開幕投手を務めるのは必然なのかもしれない。開幕シリーズ3年連続勝利に期待したい。
 
■対西武 対戦成績
2013年 5試合 1勝2敗 防御率2.25
2014年 5試合 2勝2敗 防御率3.03
 
■西武ドーム(西プリ)登板成績
2013年 2試合 0勝1敗 防御率5.59
2014年 3試合 1勝1敗 防御率1.37
 
 個人的に西武や西プリとの相性は良い印象がなかったのだが、こうして調べてみると決して分が悪くはないことがわかる。昨年の西プリでの防御率1.37というのはファンにとっては大きな安心材料だろう。
 
 オリックスファン的には外国人が開幕投手を務めると聞くと2012年の”フィガロの悲劇”を思い出す人が多いと思う。金子の開幕回避というシチュエーションも今回と似ている。しかし自身もコメントしているように、ディクソンは早くから開幕に向けた準備をして来ている。昨年の10.2福岡決戦に続いての大役になるが、任せられるのはディクソンしかいない。
 
 2015年のバファローズは”外国人エース”とともに走り出す。
 
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