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攻守のつなぎ役へ 2番本多雄一の復活が、ホークス連覇へ導くカギに

連覇を狙うホークス。オープン戦で好調さが目立つのは本多雄一だ。実績十分な選手が2番というつなぎ役に入れば、まさに切れ目のない打線になる。

2015/03/21

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昨年は悔いの残るシーズン

 3月20日現在、ホークスはオープン戦を10勝4敗1分で首位。その中でもハツラツとしたプレーが際立っているのが、本多雄一だ。15試合を消化して、チームトップの打率.300(全体で8位)、出塁率は.417。好調をキープしたまま開幕を迎えられそうだ。

 昨年8月に死球を受け、左手薬指を骨折して出場は94試合に終わった。
 日本シリーズで復帰を遂げチームは日本一となったが、悔しさの残るシーズンとなり、心から味わう歓喜の美酒は今シーズンへお預け。“ポンちゃんスマイル”も少なく、ファンは寂しい思いもした。そのうっ憤を晴らすかのように、今グラウンドを駆け回っている。

「オープン戦にいい形で入れた。それが何より」と、本人も手応えを感じている。バットが振れているうえに、7四球としっかりボールが見えているのも出塁率を挙げている要因だ。昨季、最も多く2番に入ったのは今宮健太の132試合。2年連続でパリーグのシーズン最多記録となる62犠打を記録した。本多は1番で35試合、2番で3試合出場している。完全優勝を遂げた2011年、川﨑宗則(現ブルージェイズ)との1・2番コンビを組んだ本多は144試合すべて2番打者として出場。キャリアハイとなる打率.305、60盗塁、53犠打と2番打者として十分に機能した。その役割を理解している本多が再びつなぎ役にまわることで、チームは得点のチャンスを広げられるのではなかろうか。

 好調なのは打撃だけではない。2番二塁での先発出場が最多だが、遊撃でも2試合出場している。工藤ホークスとなり、今シーズンはレギュラーでも複数ポジションを守る機会が増えた。公式戦では12年に一度だけ遊撃の守備についたことがある。3年ぶりに景色の違うポジションにつくのも新鮮なようだ。公式戦でその姿を見られるかはわからないが、ゴールデングラブ賞を2度受賞した名手は何ら問題なく遊撃でも華麗なプレーを見せている。

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