大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » オリックス » オリ開幕ローテ当確の松葉貴大が乗り越えるべき課題 リリーフの負担軽減を!【どら増田のオリ熱コラム #18】

オリ開幕ローテ当確の松葉貴大が乗り越えるべき課題 リリーフの負担軽減を!【どら増田のオリ熱コラム #18】

侍ジャパン対欧州代表2戦目に先発登板した松葉貴大が18日、中6日で中日ドラゴンズとのオープン戦に先発登板したが、予定回数の6回もたず降板となった。開幕ローテーション当確の松葉。いかに長いイニングを投げ切れるかが今季の課題だ。

2015/03/19

text By

photo

Getty Images



不安の残る登板内容

 11日に東京ドームで行われた侍ジャパン対欧州代表に先発登板し、3回4安打5失点を喫した松葉貴大が18日、中6日で中日ドラゴンズとのオープン戦に先発登板した。
 
 松葉は初回先頭打者の大島にヒットを許すも、中軸の森野とルナを得意のチェンジアップで連続三振。2回も先頭打者の平田にヒットを打たれる。盗塁を狙った平田をここは伊藤が刺すが、直後に四球を許すなど、序盤から不安定な投球内容。3回には荒木のスリーベースから続く森野が簡単にヒットを放ち先取点を献上する。
 そして4回。先頭打者の藤井は見逃しの三振に斬って取ったものの、ドラゴンズ打線が完全に松葉を捉えて打者一巡の猛攻。松葉は予定回数の6回までもたず、4回10安打5失点。実質KOである。
 
 先週に続いて連続で不安なピッチングを披露してしまった松葉。それでも開幕3戦目ないしその次のソフトバンク戦第2戦での先発が濃厚だ。ソフトバンク戦に回る場合、おそらく2軍の試合でもう一度調整登板をする可能性もある。
 
■松葉2014年登板イニングと試合数
 
7回  3試合
6回1/3 2試合
6回  3試合
5回2/3 2試合
5回1/3 3試合
5回0/3 2試合
5回  1試合
4回2/3 1試合
4回1/3 2試合
4回  1試合
2回1/3 1試合
 
 キャンプで松葉本人は今季の目標を「1イニングでも多く投げてリリーフ陣の負担を軽減したい」と話していた。

1 2