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オリックス・前田大炎上で開幕ローテ遠のく!ブランコが黒田から弾丸ライナー本塁打!【どら増田のオリ熱コラム #17】

昨日の東明に続き、オリックスの開幕先発ローテ6番手候補の前田が15日広島とのオープン戦に登板。しかし前日の東明とは対照的な内容となった。

2015/03/16

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ベースボールチャンネル編集部



前田は結果を出せず

 オリックスは15日マツダスタジアムで広島とオープン戦を行った。先発は前日の東明と同じく開幕ローテーション6番手を争っている期待の左腕、前田祐二。6年目の前田は2013年に3勝、防御率2.64の好成績を残し、昨年の活躍が期待されたが怪我で1年を棒に振ってしまった。
 復活を目指す今季のキャンプは1軍スタート。初の実戦対外試合となった韓国のKTウィズとの練習試合(2月15日清武)に先発登板し、2回を3安打無失点とピンチを背負うも要所を締めた前田らしいピッチングを披露していた。
 
 あれから1カ月が経ち開幕ローテ6番手候補として広島とのオープン戦に先発として臨んだ前田だったが、先頭打者の鈴木誠也に初球をレフトスタンドに運ばれ、続く菊池にもレフトスタンドに連続ホームランを簡単に許してしまう。初回はその後もピンチを背負うも、前田らしいピッチングに戻り2回までは切り抜けることできた。
  
 しかし3回、先頭打者の菊池にセンター前に運ばれると、続く丸にはこの日3本目となるホームランを、続く新井を見逃し三振に切ってとったがその直後、グスマンに4本目のホームランを喫してしまう。これで5失点。松山、梵に連打を許すと石原にはフォアボール、小窪にダメ押しとなるタイムリーを打たれたところで、森脇監督は重い腰を上げて前田を降板させる。
 球のキレも悪く常に高めに入っていたので、打たれるべくして打たれたという感じの内容だった。
 これで前田は開幕ローテ入りから脱落したと見るのが妥当だろう。ただ先発ができる左腕はオリックスにとっては貴重な存在。今日の結果を踏まえて次回登板に備えてもらいたい。

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