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三冠王も夢じゃない? 今シーズン、ヤクルトのバレンティンが『大復活』する3つの理由

東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティンが、ようやく日本に帰ってきた。昨年10月に受けた左アキレス腱手術からのリハビリで春季キャンプへの参加を見送り、現時点では開幕戦に出場できるかどうかも微妙。だが、本人にとっては不本意な成績に終わった昨シーズンから、今季は間違いなく『大復活』するであろう理由が3つある。それは何か……。

2015/03/12

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夫人との復縁、そしてアキレス腱痛からの解放

 ホームラン日本記録を49年ぶりに塗り替えた2013年から一転、昨年は受難のシーズンとなってしまったバレンティン。その始まりは離婚協議中だった夫人に対する暴行・監禁容疑で、年明け早々に自宅のある米国フロリダ州で身柄を拘束されたことだった。ほどなく保釈され、起訴の段階では「軽微な接触と不法侵入の罪」に軽減されたとはいえ、目に入れても痛くないほど可愛い愛娘の親権も含め、夫人との離婚問題はシーズンを通して頭痛の種だったはずだ。

 その問題が、まずはクリアされた。今年1月、ヤクルトはバレンティンに対する起訴が、離婚訴訟ともども取り下げられていたことを発表。すでに夫人とも復縁し、長らく別居状態だった家族とふたたび生活をともにしていることを明らかにした。今月2日夜に来日したバレンティンの傍らにはベネズエラ生まれの夫人、そして3歳になる娘の姿があった。

 昨シーズン、その離婚問題以上にバレンティンを苦しめていたもの。それが13年のシーズン途中で発症したアキレス腱痛であった。度合いは日によって違うが、バレンティン自身も一時は「このままの状態なら、来年はもうプレーできない」とまで口走ったほどの痛みにより、夏場には1カ月の離脱を強いられた。

 結局、外国人初の4年連続本塁打王の可能性も残されていた9月下旬に、アキレス腱検査のため離日。10月には米国で手術を受けた。実戦復帰まで6カ月と伝えられていた術後の経過は、今のところ本人いわく「(左アキレス腱の)状態はいい。リハビリをやった後は張りを感じることもあるが、リハビリの過程でよくあることだから、気にしなくていいと言われている。そういう意味では順調にきている」。来日から一夜明けて参加した3日の全体練習では、予定になかったフリー打撃を志願して4本の柵越えも披露した。

 もっとも今の段階ではまだ完全に走れるところまでは回復しておらず、「あくまでも(足の)状態優先。早く帰ってきてほしいけど、シーズンは長いから見切り発車はしたくない」という真中満監督の考えもあって、まずは戸田の球団施設でリハビリに専念。最初はファームの試合から実戦に復帰する方針だが、このままアキレス腱痛から完全に解放されれば、バレンティンにとっては鬼に金棒と言っていい。

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