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カープV奪回に不可欠な”強いサード” 新井、梵、小窪、堂林……ベテランと次世代の激しい定位置争い

黒田の復帰も追い風となり、2015年の広島は優勝候補にあがっている。そんな中、定位置争いの激戦区がサードだ。強いカープには、サードにチームをけん引する中心選手が存在した。キャンプから、ベテランと次世代の選手がレギュラーの座を懸けて必死にアピールを続けている。

2015/02/21

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雑観A011

戦力充実、24年ぶりの優勝へ向けて活気に満ちあふれる広島

 球界のエース前田健太がマウンドに君臨する。セカンドには、奇跡の守備範囲を誇る菊池涼介、センターには2年連続ゴールデングラブの丸佳浩。一貫した編成方針とスカウトの尽力、伝統の育成でカープは鉄壁のセンターラインを作り上げた。

 そこに、黒田博樹である。
 メジャー通算79勝右腕が、20億円のMLBのオファーを蹴り、広島に帰ってきた。
 年間指定席は完売。グッズ発売日にはファンが徹夜の行列……。
 戦力だけではない。街の空気も、24年ぶりの優勝へ向けて活気に満ちあふれている。今年のカープは、堂々の優勝候補として開幕を迎える。

 そんな中、定位置争いの激戦区となっているのがサードである。言い換えれば、V奪回に向けてカギを握るポジションが、サードなのである。

 新井貴浩の獲得にあたって、球団幹部は言った。

「強い時代のカープには強いサードがいた。ここ数年、チームとしてサードを固定できていない現状がある。強いサードが出てきてほしい」

 役者は豊富である。34歳の選手会長・梵英心は膝の状態も良好。本職のショートに強い思いは持つが、サードでの出場にも前向きである。「今年は打撃面の成績にもこだわっていきたい」と口ぶりからも仕上がりの良さが伺える。

「サードの定位置を獲りたい」と公言するのは小窪哲也。心優しく、物腰の柔らかい男がポジション獲りを誓う。今シーズン30歳を迎えるだけに、「ここが勝負」という気持ちは強い。去年は得点圏打率.318、安定した打撃を買うならば、一気にレギュラー獲りも現実味も帯びてくる。

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