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2015年、阪神のキーマンは西岡! 2・3塁を巻き込んだ内野のポジション争いの行く末は?

今、阪神ファン最大の関心事は内野のポジション争いだろう。西岡か上本か――。競い合っているのはセカンドの2人だけではない。セカンド争いの結果次第では、サードも巻き込んでの競争が激化する。内野の布陣を左右する“キーマン”はもちろん西岡だ。

2015/02/19

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「俺マジでやるから!」“アピール力”の高さに思わず脱帽

 2014年、開幕直後の巨人戦(3月30日・東京ドーム)の守備でライト・福留と激突、大ケガを負って長期離脱を余儀なくされた西岡。6月には一軍に戻ってきたものの、右肘と背中の痛みを訴え、約1カ月後にはファームへ。9月に再昇格したが、セカンドには上本が定着しており、チームはポストシーズンを「セカンド上本/サード西岡」で戦った。

 開幕時ベンチスタートだった上本は、西岡の穴を埋める形でセカンドに入ると、チャンスをものにし、131試合に出場、打率.276、20盗塁、90得点、出塁率.368という成績を残した。失策を減らすこと、盗塁数を増やすこと・・・・・・など課題はあるが、粘り強いバッティングと高い走塁技術で、対戦相手を翻弄した。リードオフマンとしての役割を果たしたと言っていいだろう。

 上本の活躍に加え、ケガで始まり、日本シリーズの守備妨害で終わった昨シーズンの苦い経験が西岡の気持ちを動かしたのだろうか。春季キャンプでは目の色を変えて、セカンドのレギュラーを奪い返しにきている。ショートの鳥谷が海外FA権を行使したことで、名手・大和をショートへ、西岡をセンターへというコンバート説が浮上した時期も、一貫して「ダメなら控えでも」と、セカンドを志願。鳥谷残留が決まってからも気持ちは変わらなかった。自身のフェイスブックには「俺マジでやるから!」と綴っている。

 キャンプで沖縄入りする際には、スピードを取り戻すために約7キロ減量した姿がマスコミの注目の的になり、初日からハードな練習をする姿勢も大きく取り上げられた。さらに2月15日の紅白戦では「白組3番セカンド」で出場すると、3安打(4打数)を放ち、2度の盗塁を試みるなどの猛アピール。上本も同じ試合に「紅組1番セカンド」で出場し、1安打2盗塁と順調なスタートを切ったのだが、翌日のスポーツ紙に躍り出たのは「西岡」の文字。派手に主役をかっさらっていく“アピール力”の高さには「これぞスター選手!」と感心させられる。

 一方、雑音をシャットアウトして寡黙にキャンプに取り組む上本を応援するファンも多い。セカンド争いに参戦する西岡を歓迎しながらも「セカンドは上本でしょう」と、今年も昨年同様の活躍ができると信じて期待を寄せているのだ。

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