巨人ファンが語る「残り1枠！先発ローテバトルロイヤル」とは？
今季のジャイアンツの先発ローテーション枠はどのような形になるのか。実力派揃いで、選手層の厚いチームなだけに、熾烈な競争が始まっている。
2015/02/13
紅白戦からサバイバル
やはり、まず本命として名前が挙がるのは昨季6勝を挙げた小山雄輝。
交流戦では3勝0敗、27回を投げて防御率1.33とMVP級の活躍でチームの2年ぶりの交流戦Vに貢献。
その一方で、阪神とのクライマックスシリーズ第4戦に先発すると2回途中6失点KOで撃沈。
天国と地獄を経験した身長187センチのジャンボ小山が、プロ5年目にして初の規定投球回到達を目指す。
対抗には、抑えから先発に再転向する西村健太朗。
13年最多セーブ投手も昨年は不振にあえぎ、マシソンにその座を譲った。
今季は澤村拓一の中継ぎ転向もあり、4年ぶりの先発復帰。
2011年、西村は7月からシーズン閉幕までローテの一員として奮闘。
先発16試合で計93.2回を投げ、7勝5敗、防御率1.92、WHIP1.15の好成績。
驚くべきことに、14年シーズンの小山のスタッツとよく似ている。
29歳にして、キャリア通算397試合、計675.1回登板を誇るフランケン西村。
実績ではライバル達を一歩リードしており、復活が待たれる投手の1人だ。
注目は新助っ人のマイルズ・マイコラス。
196センチの長身右腕は26歳とまだ若く、昨年はレンジャーズで10試合に先発登板。
春季キャンプでは安定した制球力を披露し、縦に鋭く落ちるナイアガラ・カーブは首脳陣の評価も高い背番号39。
もしかしたら、シーズン終盤には菅野に継ぐローテ2番手投手として定着しているかもしれない。
3月には噂の美人妻も来日予定。こちらも要注目。あ、すいません。
他にも新助っ人左腕アーロン・ポレダ、2年前の開幕投手を務めた宮国椋丞、若手サウスポー今村信貴らが虎視眈々とその座を狙う。
すでに12日からは紅白戦がスタート。
同時に1軍ローテバトルロイヤル開戦のゴングも鳴り響いた。
彼らにとって春季キャンプは調整ではなく、挑戦の場所である。
See you baseball channel……