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投げすぎ?オリックスVへ一抹の不安 気になる最強リリーバーの登板数【どら増田のオリ熱コラム #9】

キャンプイン早々オリックスの中継ぎの一人、比嘉が肩の違和感を訴えた。幸い軽症のようだが、例年オリックスのリリーフ陣の登板数の多さは気になるところだ。

2015/02/10

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オリックス版“JFK”確立を目指した岡田前監督

 キャンプイン早々オリックスも色々な話題を振りまいているが、昨年14試合連続無失点というパリーグタイ記録を達成するなど一気にブレイクした比嘉幹貴がキャンプ2日目に右肩に違和感を訴え、現在別メニューを行っている。

 ここ数年、オリックス救援陣の登板数の多さに一抹の不安がよぎる。

 オリックスは2010年に岡田彰布監督が就任してから投手の分業制に着手した。「ホームランを打たれないから」という理由で当初はジョン・レスター(大物メジャーリーガーとは別人)をストッパーに指名し、前年まで先発でイマイチ結果が出なかった平野佳寿をセットアッパーに配置転換。ここに小松や岸田、香月、吉野らを起用しながら、最終的に平野、岸田、レスター(途中から岸田とレスターが入れ替わる)の3人に固まり、レスターが退団した2011年からはストッパー岸田、セットアッパー平野が定着した。

 岡田前監督は平野を藤川球児に、岸田を久保田に重ねていたとも言われているが、監督解任後に平野が藤川のようなストッパーに昇格したのは何とも皮肉な話である。

緩急自在になれば、平野の安定感が増す

 平野はリリーバー転向後、5年連続で60試合以上に登板している。
 セットアッパー時代は80イニング前後を全力で投げており、昨シーズンは40セーブというパリーグ新記録の偉業を成し遂げたものの、防御率3.43は、ストッパーとして物足りない数字だろう。実際に優勝が絡んでいた終盤で、平野で落とした痛すぎる負け試合は少なくない。セーブポイントがつかないゲームに平野を投入する場面もよく見受けられた。

 なお今年のキャンプで平野は「ディクソンみたいな球を投げたい」とナックルカーブの取得に励んでいるという。中日の岩瀬のように息の長いストッパーになるには、パワー一辺倒ではとてもじゃないが肩が壊れてしまう。まだ力に自信があるうちにこのような新たな変化球を取り入れようとする姿勢は、他の投手陣にも刺激を与え相乗効果につながるだろう。緩急を操れるようになれば、今季の平野は他球団にとって再び脅威な存在になるのは間違いない。

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