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「ガチでマジで勝利を」役者揃いの西武 問われる田邊新監督のマネジメント力

昨年5位に低迷したライオンズ。しかし、最高勝率のタイトルに輝いた岸、本塁打王に輝いた中村、メヒアと決して戦力的に劣っているわけではない。投手陣は他にも牧田、雄星が、野手陣には栗山、浅村、秋山など実力ある選手がそろっている。もちろん2年目の森にも期待がかかる。その選手たちがいかに本来の力を発揮できるか。そして田邊新監督のマネジメント力にかかっている。

2015/01/29

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牧田、雄星……先発2番手以降の安定感がカギ

 キャンプインを4日後に控えた1月28日、埼玉西武ライオンズが所沢市内で出陣式を行った。
 3052人のファンを前にしたキャプテンの栗山巧は、「ソフトバンク、オリックスなど強いチームがたくさんありますけど、僕らがこの秋に優勝できれば、必ずパリーグは盛り上がりますし、日本のプロ野球は盛り上がると思っています。ライオンズが優勝します」と決意表明。

 田邊徳雄監督は「選手、チームは勝利に飢えています。今シーズンはガチでマジで勝利を積み重ねていきます」と、チームスローガンになぞらえて話した。

 昨季の西武が最下位・楽天とゲーム差1の5位に低迷した一因は、先発陣と打線でシーズンを通じて活躍したのが岸孝之と栗山しかいなかったことにある。最高勝率に輝いた岸は「初めてタイトルを獲れてうれしいけど、最多勝をカッコいいと思っているので目指したい」と語ったが、エースの後を受ける2番手以降がいかに安定した成績を残せるかが、チームにとってのカギになるだろう。

 その一番手として期待されるのが、牧田和久だ。
 13勝を挙げた12年以降、2年続けて8勝に終わっているサブマリンはオフに出場した日米野球で「日本のバッターは真っすぐの動いたボールが少し打ちづらそうにしていた」と感じ、「ちょっと動いたボールを取得できればなと思います」と話した。

 また、飛躍を待たれるのが菊池雄星だ。
 13年は前半戦だけで9勝を挙げたものの、昨季はフォームを固めきれずに5勝11敗。今オフはトレーニングを精力的に行い、体重100キロにスケールアップした姿で出陣式に現れた。
「結果を出さないと『(体を大きくして)失敗した』と言われるので、結果を出したい」
 高卒6年目を迎える左腕にとって、今後のキャリアを左右する1年になるだろう。

 個人的に期待しているのが、十亀剣だ。
 昨季はキャンプイン直前に突然クローザー転向を命じられ、シーズン途中に先発へ配置転換。夏に股関節を痛め、復帰できずにシーズンを終えた。

 ピッチングでは調子の波が大きすぎるという課題を抱える一方、うまく立ち上がった試合は打者に手も足も出させないほど力で圧倒している。JR東日本からドラフト1位で入団して4年目、27歳の右腕にとっても極めて重要な1年だ。

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