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カープ懸案だった左投手不足を埋める、『剛柔』二人の助っ人

今季カープに、ジョンソン、ザガースキー、グスマンと3名の新外国人が加入した。特にジョンソンとザガースキーには、チームの喫緊の課題だった『左投手不足』解消に向けて、期待は大きい。

2015/01/29

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雑観A019

打たせて取る、『柔』の要素も兼ね備えたジョンソン

 24年ぶりのV奪回へ向け、役者は揃った。
 キャンプインを前に、新外国人の3選手が来日した。

 なかでも、左投手不足はここ数年にわたり、チームの課題とされてきた。今回の補強は、そのポイントを踏まえたものだった。
 クリス・ジョンソンはメジャー経験もある左腕だけに、先発ローテーション定着が期待される。

「大崩れしないタイプでコントロールも良い。低めに集められるピッチングは日本向き」と川端順編成グループ長も太鼓判を押す。
 193センチの長身からの速球も魅力だが、彼自身も「ボールを低めに集めること」を重要視する。

「私は、低めに集めてゴロアウトを取るタイプです。そうすることで球数を少なく抑えて長いイニングを投げたい」と入団会見でも冷静に語った。

 制球力を高めたきっかけは意外なところにあった。
 2011年、ボストン・レッドソックス3Aから放出され、独立リーグでプレーすることになった。
 その時に、ジョンソンは忘れかけていた感覚を取り戻した。

「基本的なことかもしれませんが、野球を楽しむということができました。(上のカテゴリーで)投げていると、楽しむことよりプレッシャーの要素のほうが強かったです。いつのまにか、楽しむことができなくなっていました」

 彼は、ゲームを楽しんだ。そして実戦の中で自信を手にしていった。その後、MLB傘下の3Aに復帰すると、2013年・14年とメジャーリーグのマウンドに立つまでになった。

 2015年、母方のルーツでもある日本でプレーすることが決まった。
「自分からチームや文化に溶け込みたい。その向こうに新たな発見があるはず」と新天地に闘志を燃やす。

「先発投手の責任感」と「野球を楽しむ心」を持ち合わせた左腕は、黒田博樹や前田健太らと強力先発陣を形成するのを心待ちにしている。

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shiro





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