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選手育成型チーム作りに、さらなる進化を――ホークスファンが工藤監督に望む〝生え抜き〟キャッチャーの育成

昨年11月に工藤新監督の就任を発表したホークス。秋山前監督と同様、元選手としてリーグ優勝と日本一に貢献し、常勝チームの礎を築いた人物の一人なだけに期待も大きい。地元ファンは工藤監督に何を求めているのか。年末年始に、ファンの本音を探ってみた。

2015/01/13

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キーワードは生え抜き、地元出身選手の活躍

「地元のファンって、工藤さんに何ば期待しとるん?」
「そらー、生え抜きのキャッチャーば育ててもらうことやろうもん」

 パリーグで応援する球団は当然、ホークスだと公言する高校からの友人がさらりと答えた。実に的を射た返事に驚いた。加えて、こう語り始めた。

「城島がいなくなってからキャッチャーが育っとらん。去年は細川と鶴岡を併用して乗り切ったばってん、2人とも33歳を過ぎとるし、もう将来を見据えて動かんと。キャッチャーがしっかりしとけば、ピッチャーは育つったい」

 その後も彼の野球評論家ばりの話はこんこんと続いた。そして、話はセリーグ、というか大好きなカープのことに飛び火した。なぜなら、彼の夢は日本シリーズで〝ホークス×カープ〟をヤフードームで見ることだからだ。

「カープには勝ってほしいと思っとる。でも、負けてもいいったい。勝ち負けは二の次やけん。あそこは生え抜きを大事にするし、選手の出戻りも受け入れる。だから、選手たちもファンのために泥臭くプレーしようが。あの気持ちが心を熱くするっちゃんね。ホークスが愛される理由もそこやろうもん。生え抜きや地元九州出身の選手を育てて、彼らが活躍するけん感情移入をするったい。お前もそうやろうもん」

 そう言われ、妙に納得した。確かに勝ち負けは大事だが、いい選手を買い集めて勝てばいいかと問われれば、そうではない。昨シーズンも松田がリーグ優勝を決めるサヨナラタイムリーを放ち、大病から復活した大隣が重要な試合でいいピッチングをしたから盛り上がった。

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