データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)




阪神・髙山、通算8人目の新人王に。歴代は軒並み苦戦、真価問われる2年目

阪神タイガースの髙山俊が新人王を獲得した。阪神では通算8人目となる。

2016/11/29

text By

タグ: , , , , , , , , , ,



koshien2016

80年新人王の岡田彰布、2年目も20本塁打と活躍

 阪神タイガースの髙山俊が新人王を獲得した。今季は134試合に出場し、打率.275、8本塁打、65打点をマーク。98年の坪井智哉(阪神など)の球団新人最多安打記録を塗り替える136安打を放つ活躍を見せた。猛打賞も13度記録し、若きヒットメーカーとして来季はさらなる飛躍が期待される。

 だが、ポジションが安泰というわけではない。
 オリックス・バファローズから糸井嘉男がFAで加入し、外野は福留孝介とこの糸井の二人で中堅と右翼が埋まってしまう。残り左翼の1枠を、中谷将大や板山祐太郎、江越大賀らと争うことになる。金本知憲監督も、現時点でレギュラーの確約は糸井と福留の2人だけという構想を明かしているだけに、2年目の真価が問われることになる。

 球団8人目の新人王に輝いた髙山。過去、阪神の歴代新人王7人の当時の成績を振り返ってみる。新人王を獲得した1年目の成績と2年目の成績を下記で紹介していく。

◆阪神の歴代新人王1年目の成績と2年目の成績
※西村は前身の大阪タイガースに所属

55年 西村一孔(投手)60試合 22勝17敗 防御率2.01
2年目の成績 23試合 7勝3敗 防御率1.38

69年 田淵幸一(捕手)117試合 打率.226 22本塁打 56打点
2年目の成績 89試合 打率.244 21本塁打 40打点

80年 岡田彰布(内野手)108試合 打率.290 18本塁打 54打点
2年目の成績 130試合 打率.289 20本塁打 76打点

92年 久慈照嘉(内野手)121試合 打率.245 0本塁打 21打点
2年目の成績 128試合 打率.244 1本塁打 16打点

94年 藪恵市(投手)26試合 9勝9敗 防御率3.18
2年目の成績 27試合 7勝13敗 防御率2.98

01年 赤星憲広(外野手)128試合 打率.292 1本塁打 23打点
2年目の成績 78試合 打率.252 0本塁打 12打点

07年 上園啓史(投手)17試合 8勝5敗 防御率2.42
2年目の成績 9試合 4勝0敗 防御率3.14

 阪神の歴代新人王の顔ぶれを見ると、髙山と同じ東京六大学野球で活躍した選手が2人いる。69年の田淵幸一(法大出身)と80年の岡田彰布(早稲田大出身)だ。2人とも阪神にドラフト1位で入団し、1年目から活躍。岡田は80年のオールスターゲーム第1戦(西宮)で3ランを放ち、MVPも獲得している。

 新人王を獲得した年の成績に比べ、2年目にさらに成績がアップしたといえるのは岡田だ。打率はほぼ同じだが、全130試合に出場し、20本塁打、76打点と成績が上昇。その後は阪神の主軸として85年の日本一に貢献。同年4月17日の読売ジャイアンツ戦(甲子園)のランディ・バース、掛布雅之、岡田のバックスクリーン3連発は伝説となっている。

 85年は岡田にとってキャリア最高の成績を残した年だった。打率.342、35本塁打、101打点を記録し、二塁手のダイヤモンドグラブ(現ゴールデングラブ)とベストナインも獲得している。

スポンサードリンク

1 2

shiro





@