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DeNAが獲得、世界一カブス在籍のパットンは外野も守れる?「新しく学ぶことは常にある。日本が楽しみ」

11月23日、横浜DeNAベイスターズは今季までのワールドチャンピオンに輝いたシカゴ・カブスに在籍していたスペンサー・パットンの獲得を発表した。

2016/12/01

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今シーズンは投手→外野手→投手も経験

また、パットンは6月28日の延長14回裏に、投手に加えて外野手も務めた。先頭打者を討ち取ると、左腕のトラビス・ウッドにマウンドを譲ってレフトに回り、ウッドが左打者をアウトにした後、再び入れ替わって3者凡退を完成させた。

パットンが守るレフトに打球は飛ばず、外野守備を披露することはなかったが、身体能力は高そうだ。高校時代はバスケットボールもしていて、イリノイ州のサードチームに選ばれた。

日本でも、マウンドと外野を行き来させてもいいかもしれない。1999~2000年の阪神タイガースでは、野村克也監督がよく似た起用し、葛西稔と遠山奬志に投手と野手を務めさせた。この時に2人が守ったのは一塁だったが、野村監督はその前にヤクルトスワローズでもこの策を用いており、高津臣吾が外野を守ったこともあった。

もう一つ、気になるのはワールドチャンピオン・リングだ。パットンも優勝リングをもらえるはずだが、通常、授与式は翌年のホーム開幕シリーズで行われる。パットンは出席できない。

パットンのために、横浜スタジアムで試合前に授与式を催してはどうだろうか。プレゼンターには、スケジュールが空いていそうな最適の人物がいる。カブスでパットンの球を受け、オフに引退したデビッド・ロスだ。授与式だけでなく、始球式でロスが投げ、カブス時代とは逆にパットンが球を受ければ、さらに盛り上がるに違いない。

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