V逸で新体制となったソフトバンク。達川、立花新コーチはどうチーム再建に導くか
まさかのV逸となったソフトバンク。来季の新体制がすでに発表されているが、コーチを大きく配置転換している。注目すべきは新たに加入した2人のコーチだ。
2016/11/24
5年ぶり復帰、強力打線復活へ
5年ぶりにソフトバンクに復帰した立花義家1軍打撃コーチにも注目したい。指導歴が豊富で強力打線復活への期待も高まる。（ダイエー（2軍）1998～2001年→オリックス02～03年→西武04～07年→ソフトバンク09～12年→ロッテ13～16年→ソフトバンク17年～）
「（以前の在籍時と比べて）みんな成長しました。当時の柳田なんて『人の話をしっかり聞け』という指導から始まった。それが今や……」と目を細める。グラウンド内では選手に負けないほどの大きな声を出し、きつい練習こそ鼓舞しながら寄り添っている姿が見られた。
「コーチを長くやらせてもらってますけど、『育てよう』なんて意識はない。選手は勝手に育っていくもの。いろいろなやり方があって、合う合わないもあるからね。しっかり練習して、結果を出すのみ」
若き頃の川﨑宗則らを育て上げたそのコーチングで、再び打線に厚みを持たせてほしい。
新入団コーチが5名、担当変更が13名で新体制となったソフトバンク。この首脳陣のもと、選手が存分に力を発揮して常勝軍団の再建を目指す。
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