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V逸で新体制となったソフトバンク。達川、立花新コーチはどうチーム再建に導くか

まさかのV逸となったソフトバンク。来季の新体制がすでに発表されているが、コーチを大きく配置転換している。注目すべきは新たに加入した2人のコーチだ。

2016/11/24

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yhokdome2016

褒めながら指導する達川ヘッドコーチ

 日本一奪還を目指すソフトバンク。11月19日まで行われた宮崎秋季キャンプでは若手を中心に「体力・筋力アップ」をテーマに取り組んだ。FAなどによる補強の動きは見られなかったが、新コーチ陣の加入や配置転換により新体制を敷くこととなった。

 まずはヘッドコーチの配置。就任したのは達川光男氏だ。
 工藤公康監督就任後、ここ2年間はヘッドコーチを置かずに戦ってきたが、V奪還へ向けて経験豊富な達川氏が就任することになった。秋季キャンプに合流すると早速、達川節を披露していた。

 内野守備をつけての走塁練習。捕手は走者を見ながら、投手が実際に投げた球を捕球して二塁へ送球するという練習だ。順番を待つ選手に身振り手振りを交えて声をかける。メニュー終了後、ポジションごとに集まってコーチ陣からの指導があるのだが、捕手の輪だけがいつまでも終わらない。気になる点が多かったようだ。

「キャッチング、キャッチング! それがすべてじゃ! キャッチングがひどい」
 キャッチングがしっかりできれば良い球を送球できる。捕手として肝心な部分が未熟だと指摘した。

「わしがキャッチングの重要性を説いた。下手なのは当たり前。(ミットの)芯に入らんからボールが握れない」

 その後、捕手陣は投球マシンを使ってのキャッチング練習に入った。的山哲也2軍バッテリーコーチと育成・堀内汰門の元へやってきて「ちょっと捕ってみよう」と自らマスクを被る達川ヘッドコーチ。「(球が)速いじゃないか!」と久々の感覚に驚きながらも、手本を見せた。続いて的山コーチを座らせ「ええのぉ~。ほら、足首が柔らかくて安定感があるやろ。(ボールがミットに)吸いつくように、柔らかく」と説明を交えながら、身振り手振り。

 スローイングの動きもみっちり指導した後、「良くなったから見てやってくれ、ホリノウチの投げ方を」と達川ヘッドコーチ。「いえ、ホリウチです」と突っ込まれる場面もありながら、賑やかに練習が続いた。指導を受けた堀内は「今までと違うことをやる難しさはあるけど、わかりやすい」と話す。

 見ていて感じたのは、選手を褒めながら指導すること。できるまで繰り返し練習させ、変化が見えたら褒める。来季は至るところで広島弁が聞こえてきそうだ。

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shiro





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