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カープV奪回のカギは、黒田のみにあらず――伝統のお家芸〝育成〟で若鯉に化学変化を!

黒田の復帰。前田健太の残留。2014年オフは、カープファンにとって喜ばしい報道が続いた。そして着実な補強によって、選手層はぐっと厚くなった。しかし、忘れてはならない。カープのチーム作りの原点は、〝若手の育成〟にあるということを。

2015/01/08

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雑観A011

黒田復帰で、V奪回の体制が整ったように見えるが……

 2014年師走、例年になく厳しい寒さの広島に大きなニュースが飛び込んできた。メジャー通算79勝、カープファンが待ち焦がれた黒田博樹の復帰である。

 このオフ、カープは24年ぶりのV奪回に向け、万全の補強を行ってきた。
 左腕不足解消のため、メジャー経験もあり制球も安定しているクリス・ジョンソン、速球派のマイク・ザガースキーを獲得した。

 しかし、川端順編成グループ長は言う。
「日本人左腕に台頭して欲しい。外国人選手がプラスアルファになる形が理想です」

 大野豊、川口和久、やはり、黄金時代のカープは魅惑のサウスポーとともにあった。やはり、いかに強固な布陣といえども、V奪回に左腕の存在は欠かせないのである。

 そこで、期待の筆頭は4年目を迎える戸田隆矢である。
 去年、4勝をマークし一軍に定着した左腕である。入団当初は68キロと細身の体型を指摘もされたが、今や、体重も74キロまで増え、ストレートは149キロをマークするまでになった。
 投手王国で学んだことは、下半身の重要性だった。
「走り込むことが大事。高校時代から言われてはきましたが、知識としては乏しかったです。先輩からのアドバイスで、走る事の大事さや意味合いがわかりました」

 このオフも、マツダスタジアムのコンコースや大野練習場など、場所を変えながら走り込む姿には、たくましさすら感じさせる。
 「150キロを目指したいです」――威力を増した速球と改良を加えたチェンジアップで、投手王国の最後の課題でもある、左腕不足解消の切り札となりそうである。

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