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今季は坂口、過去にも名選手が自由契約から復活。田中、細川らベテラン野手に輝く場所はあるか?

田中浩康、細川亨ら多くのベテラン野手が球団を去ることとなった今オフ。過去には今シーズンの坂口や2度の自由契約を経験した中村紀ら他球団に移籍後再び活躍を見せたベテラン野手も少なくない。

2016/10/29

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持ち前の巧打力が戻った坂口

 広島優勝に大きく貢献した鈴木誠也ら多くの新たなスターが誕生した2016年のプロ野球。若い選手たちが台頭した一方で、ベテラン選手たちには厳しいオフとなった。

 10月7日、ヤクルト一筋12年、通算1195試合出場の田中浩康が球団からのコーチ転身を断り自由契約になったことが発表された。長く二塁のレギュラーとしてプレーした田中だが、出場機会を増やすため近年は一塁や外野でもプレー。プロ通算1000安打まで残り22本、300犠打まで残り7本と迫っていた。

 2001年に自由獲得枠で西武入団以来、西武とソフトバンクの2球団で1374試合に出場、5度の日本一に貢献したソフトバンクの細川亨にも24日に球団から来季の契約を結ばない旨が発表された。またオリックス・楽天で1265本の安打を放った後藤光尊や、昨オフFAを行使も移籍先が見つからず、西武にテスト入団した木村昇吾らも、新たにプレーするチームを探すこととなる。

 一方で球団を移ることで彼らベテラン選手たちの磨き上げられた技が、再び光るケースは多い。以下の野手は30歳、実働10年を超えてから戦力外通告を受けながらも、新天地でチームに大きく貢献した選手たちだ。

 今シーズン、移籍を期に復活を果たしたのがヤクルトの坂口智隆。2002年に近鉄バファローズにドラフト1巡目で指名されてプロ入り。08年からレギュラーに定着し、11年には175安打でパリーグの最多安打も獲得したが、12年5月17日の巨人戦でダイビングキャッチの際に、右肩を強打。それ以降打撃が振るわず、自己最少の36試合出場に終わった15年オフに球団から大幅減棒の提示を受け、他球団への移籍を目指し自由契約となった。

 その年の11月にヤクルトが坂口との合意を発表。センターのレギュラーが不在、その年のドラフトでも即戦力の高山俊をくじ引きで敗れ取り逃したヤクルトにとってはまさにうってつけの人材だった。6番レフトで開幕スタメンの座を掴むと、以降は主に打順は1、2番、守備ではセンターとレフトを守り安打を量産。チームトップの141試合に出場し、自身5年ぶりの600打席、150安打をクリア。リーグ7位、主に1番を打った選手としてはリーグトップとなる出塁率.375でチームを牽引と見事な復活を遂げた。

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