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めざすは”2017年WBC侍JAPAN公式サポーター”。 『絶対直球女子! プレイボールズ』が語るポストシーズン

幾多のアイドルが存在する昨今、野球をテーマに活動を行う女性アイドルグループも少なくない。その中で編集部が注目したのは、メンバーに元野球部マネージャー、現役トランペット奏者、さらには元関西学生女子ソフトボールリーグの盗塁王までが揃っている『絶対直球女子!プレイボールズ』。今回は代表して4人のメンバーが”出場”してくれた。

2016/10/07

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松田杏子



私たち、本当に野球が大好きです!

――まず「はじめまして」の野球ファンに向けてグループ紹介をしてください。

 

篠塚 野球をテーマにしているアイドルは他にもいらっしゃいますが、一番野球に特化しているのは、私たちだと自信を持って言えます! メンバーの年齢は14歳から24歳で幅広いけど、みんな野球が大好き。野球も幅広い年代の人たちが楽しめるものだと思うので、私たちもそうありたいです。めざすは『2017年WBC侍JAPAN公式サポーター』です!

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観月 歌詞にも野球用語がたくさん出てくるし、ダンスには、カープの「スクワット応援」や、イチロー選手が打席に入る時のポーズ、あと、ソフトバンクの松田選手が空振りをした時にクルクル回るじゃないですか? あれも取り入れさせてもらっています。

 

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――プロ野球ファンなら知っているであろう、あの動きを!? おもしろいですね! ではお1人ずつ野球との出会いについてお聞きします。石田さんは女子プロ野球の最終選考までいったのだとか!?

 

石田 はい。中学校から大学まで10年間ソフトボールをやっていて、大学では野球部の練習にも参加させてもらっていたんです。大学4年の時にソフトボールの大会の開会式と、女子プロ野球最終選考の日にちが重なってしまって、開会式を休んで選考を受けたけど、受かりませんでした。ソフトボールでは関西リーグの盗塁王を頂いたことがあります。

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――本格的! (ソフトボールでの)ポジションや打順は?

 

石田 中学ではピッチャーか内野、高校からは外野でした。打順は1番か3番でしたけど、自分では1番が合っていると思います。調子がよかったら初球から全部打っていくタイプなので。タイミングが合わなくても内野安打で出塁できることもあるから、見て固まるよりは、どんな球でも積極的に手を出していこうという考えですね。グループ内でのキャラですか? いじられキャラかなぁ。

 

観月 というかオバさんキャラ!

 

石田 ちょっと、それどういうことよ(笑)!!

 

観月 最年少のこまり(中本)が最年長のちーやん(石田)をオバさんキャラとして、いじるという……。

 

中本 いつも面倒を見てもらっています(笑)。私が野球を好きになったきっかけは家族ですね。おばあちゃん、おじいちゃん、親戚も含めてみんな野球が好きなんです。小さい時に甲子園の近くに住んでいたことがあったので、3歳くらいから何回も球場に見に行っていました。「野球っておもしろい!」って思い始めたのは小学高学年くらいかな。あと、私は野村克也さんがすごく好きで、ツイッターで野村さんの格言をつぶやいています。いちばん好きな言葉は『人生の基本となるのは感謝である』。

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――おお! すばらしい。ツイッターの『今日のこまり目線』もいいですね。その日の試合を見られなかった野球ファンの参考にもなりそう。では、ペナントレースが終わった時点で一番印象深い『こまり目線』は何ですか?

 

中本 番長こと、三浦投手の引退試合です! ライブと重なったんですけど、お母さんが録画しておいてくれたんです。感動しました。見ましたか!?

 

――見ましたよー。感動的でしたね。では続いて「現役トランペット奏者」篠塚さん。

 

篠塚 小学生の時からマーチングでトロンボーンをやっていて、中学生になってからトランペットを始めました。中学・高校の時には高校野球の応援で吹かせてもらって、その後は、地元が横浜なので、DeNAの応援に参加させてもらったこともあります。野球ってプレーはもちろん、応援も魅力的じゃないですか? 球場に行って応援歌をみんなで歌って、そこに楽器も加わったら、すごくいいものになりますよね。知らない人と仲良くなれるのもいいことだなって思います。

 

石田 つぐちゃん(篠塚)は、歌もうまくてチームの中心人物というか、巨人の阿部選手みたいな感じ。抜けられたら困る大黒柱です。あとは、こう見えて金本選手なんです。

 

――金本選手?

 

石田 1492連続試合フルイニング出場されたじゃないですか。それと同じくらい、ライブを休んだことがないんです。

 

中本 熱があっても点滴して熱を下げて来ますよね。

 

――なるほど、そういう意味ですか。こう見えて鉄人なんですね。え? そんなに頬を膨らませないで(笑)。褒めているんですよ。地元が横浜ということは、DeNAファンですか?

 

篠塚 野球を好きになったのは巨人ファンの父の影響が大きいので、家族で巨人を応援しています。でも、DeNAも好きです。横浜は馴染みがあるし、私のホームはハマスタだと思っていますね。父はプロになりたくて、ずっと野球をしていて、今でもチームを作っているほど野球が好きなんです。自分の子どもにも野球を教えたかったらしく、それを知った時に「お父さんを悲しませちゃったかな」って感じて、私も自分からどんどん野球に興味を持とうって思いました。でも、今こういう形で野球と関わることができているので、少しは喜んでくれているかなぁ。

 

――そりゃ、喜んでくれていると思いますよ。では次に元野球部マネージャーの観月さん。

 

観月 私は小学5年生の時に母が買ってくれたマンガ『青空エール』を読んで、「大介くん」にひと目惚れをしたのが始まりです。ずっと大介君を探し求めて、中学でもいちばん野球部が見えて、ボールが転がってくる陸上部に入りました。

 

石田 不純やなぁ(笑)!

 

観月 ええやん、陸上は続けたんやから(笑)。しかも大介君にも巡り会えなかったし・・・…。野球部のマネージャーをやっていたのは高校生の時ですね。野球部の寮で、炊飯器を4つくらい使ってご飯を炊いていました。もう、夢にも出てくるくらい大量のおにぎりを作っていましたね。大変だったけど、すごく楽しかったです。プロ野球のことは、部員たちに教えてもらったり、休日にナゴヤドームに見に行ったりするようになって詳しくなりました。それまでは高校野球をメインで見ていて、阪神の藤浪投手が大阪桐蔭高校のエースとして活躍されていた試合も甲子園で見ましたよ。

 

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