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【9月23日 埼玉西武対福岡ソフトバンク BBC独自採点】ソフトバンクが西武を投打に圧倒。今宮「2ケタ本塁打を打ちたいと思っていた」

ソフトバンクが8-0で西武を圧倒。好調時を思わせる快勝だった。試合を振り返り、採点を付けた。

2016/09/24

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<埼玉西武ライオンズ>

 

(右)金子侑5.5
評 1安打1四球と相手失策で3度の出塁。相手投手の東浜のクイックが1.1秒台と速く1度目の盗塁は失敗に終わったが、次の機会ではディレードスチールを敢行して決めたのは見事だった。ただ、4打席目の二塁ゴロエラーでは、手抜き走塁の4.58秒。反省したい。

 

(中)秋山5.5
評 1安打のみ。好機で結果をだせず悔しさの残る打席が多かった。ただ、相手投手に抑えられた印象はなく、むしろ、打ち損じだった。修正箇所は多くない。

 

(二)浅村5.5
評 同学年の東浜から2安打を放って好機を演出したが、2度の好機では凡退。ここ一番の場面での力みが気になるところだ。

 

(指)メヒア5.0
評 ホームランを狙いたいところ、2四球を選んでいた。ボールを選球する今の姿勢は来季にもつなげてもらいたい。

 

(三)中村5.0
評 1打席目の内野安打は相手守備によりタイムリーにならなくて1打点損した形だ。他の打席は元気がなかった。

 

(捕)森5.0
評 1安打をマークしたものの攻守で輝くことができなかった。特に守備面ではフライを落球。リードも見透かされているような感じで、場当たり的なようにしか見えなかった。この時期の失敗は結構なのだが、あまりこのポジションに向き合っているようには思えない。

 

(左)栗山5.5
評 チームが失点後の攻撃、前の二人があえなく三振を喫する中、四球を選んだ。この順位、点差が開いても、自分の仕事をする姿勢は誰もが見習わなければいけない。

 

(一)山川5.0
評 本気のソフトバンクに成す術なくやられた。打撃面は場数を踏んでいくしかないが、守備面での改善がないのは残念だ。大いに反省してもらいたい。

 

(遊)呉5.0
評 今日は併殺が取れた。が、浅村と山川がうまく処理した印象。肩が強いので、併殺のとれる二塁手を目指したほうが良いかもしれない。

 

<投手>
菊池4.5
評 指のマメで降板して中5日の登板の割には、ボールは良かった。先制の2点本塁打は仕方がない。打った今宮をほめるべきだろう。先制されてから粘る今季の良さを出せなかったのが今日の敗因。森の場当たり的なリードに首を振る姿勢が欲しかった。

 

大石5.0
評 先週に引き続き、菊池の後を受けての登板も、今回は抑えることができなかった。ただ、ボールに角度が出る最大の魅力は保てている。

 

小石5.0
評 走者を出したものの、傷口を広げなかった。無失点は及第点だろう。

 

野田5.0
評 無失点で抑えたものの、自分のボールを信じ切れていない印象だった。打たれても向かって行く姿勢を見せてほしい。元来は、そんな投手のはずだ。

 

<途中交代>
水口――
木村――

 

田邊監督4.5
評 規定投球回のノルマがあるとはいえ、菊池の140球超えはやりすぎだ。次回登板が中4日というのも負担を掛けすぎではないだろうか。

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