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【9月23日~25日 展望】日本ハム最短で25日優勝の可能性も。セは2位争いとCS前哨戦

9月23日から25日までの展望だ。パリーグの優勝争いもいよいよ大詰めだ。セリーグは2位争い、CSファーストステージの前哨戦だ。

2016/09/23

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<セリーグ>

 2位・巨人(10勝1分)-3位・DeNA(12勝1分) 東京ドーム 横浜スタジアム

 

 セリーグ唯一の本気の試合が見られるカードだ。2位争い、CSの前哨戦でもある。対戦成績はDeNAがリードしているが、どんな試合を展開するか必見だ。巨人の初戦先発は田口が上がる。すでに2ケタ勝利を挙げ、DeNA戦の防御率も1点台と状態はいい。石田との左腕対決だけに、負けたくないはずだ。2戦目は内海の予定だ。2ケタ勝利が懸かる試合となる。8月26日の対戦では1回でKOされたが、同じ轍は踏みたくない。悪いイメージは払しょくしたいところだ。打線は前節、ギャレットが2試合で8打点と大暴れした。もともと、長野、坂本、阿部、村田と調子が良く、ギャレットまで打ち出すと怖い打線になる。1番長野、2番亀井の攻撃型打線でどこまでDeNA投手陣を粉砕できるか。

 

 DeNAは2位を目指し、打倒巨人に燃えている。初戦はエース格に成長した石田が上がる。こちらも初の10勝が懸かった登板、気合は入っているはずだ。巨人戦は防御率がやや高めだが、2勝負けなしと好成績だ。2戦目は三浦大輔の引退試合の予定だったが、前日の雨天中止の影響で29日へと変更になった。本拠地最終戦で引退セレモニーも行われる予定だ。打線は20日から試合をしていないのがやや心配だ。特に外国人は試合間隔が空くと調子を崩しやすいが、果たしてどうか。ただ、故障を抱えていた梶谷にはいい休養期間となったはずだ。筒香・宮崎の主軸が機能しているだけに、打線に厚みを加えてほしい。CS進出と番長の引退発表とあわただしい1週間を過ごしたが、ここからエンジンをもう一度、上げていきたい。

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