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巨人・菅野、白星増えず直面する大きな壁。エースの近未来へ原前監督が送っていた金言

巨人のエース、菅野智之の勝ち星が増えない。ローテ1番手ということもあり、好投しても打線の援護に恵まれない試合展開が続いているからだ。

2016/07/31

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データが示す援護率の低さ

 果たして今後どこまでカープを追撃できるのか。巨人が30日の本拠地・ヤクルト戦に9―0で大勝し、貯金も3に増やして2連勝。この日は広島がDeNA戦(マツダスタジアム)に連敗したためゲーム差は8に縮まったが、それでも未だ鯉の背中は見えて来ない。奇跡の逆転Vを現実化させるためには今後驚異的なペースで黒星を稼がなければならないのも、また事実である。

 打倒・広島に執念の炎を燃やすチーム内で最前線に立っているのが、他ならぬエースの菅野智之だ。次回登板は中7日で8月5日広島戦(マツダスタジアム)となる見込みだが、この絶対に負けられない直接対決を前にエースの気にかかる兆候が浮き彫りとなっていることは熱烈なG党の方々であれば当然誰もが気付いているであろう。打線の無援護ぶりが深刻化している点だ。

 前回登板の28日広島戦(京セラドーム)では7回3安打2失点に抑えて先発としての役割を果たしたにも関わらず打線が結局無得点のままで敗戦投手となり、今季5敗目。

 加えて東海大相模、東海大野球部で同期だった田中広輔に2被弾を喫したことも本人的には相当に悔しかったようだ。それが証拠に田中に1発目の先制弾を浴びた直後の3回終了時、ベンチに戻った際に珍しく怒りを露にしてグラブを叩きつけるシーンがテレビ中継でもハッキリと映し出された。
 もちろん田中に打たれたことに対するだけではなく、エースとしての悔しさ、怒りだったようにも見えた。

 今季、巨人のエースには不遇のデータがある。

 菅野はこの試合を含めクオリティスタート(先発投手が6回以上を投げ、3失点以内)に抑えた11試合で勝ち星を得られず、そのうち4試合で負け投手となっているのだ。防御率1.62でリーグ唯一の1点台を誇りながらも、9回を投げた際に味方打線がどのぐらい得点を取ってくれるかを数値で示す「援護率」も今季は何とたったの2.64。12勝でハーラー単独トップの広島・野村祐輔は防御率3.04ながら援護率は6.03でリーグ1位の座もしっかりとキープしている。

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