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「マエケンの背中を追いかけてステップアップしてほしい」――カープが託す大瀬良大地への期待

アマ球界ナンバーワンとして入団した大瀬良大地は、見事その期待に応え、1年目からカープの先発ローテーションを守り10勝をマーク。セリーグの新人王に輝いた。そんな大瀬良に対して、球団は大きな期待を懸けている。

2014/12/10

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雑観A019

即戦力としての評価に、全力投球で応えた

 ドラフト会議では3球団が競合した。
 MAX153キロのストレートはアマ球界ナンバーワンだと称された。近年、カープのドラフト1位ルーキーは順調に一軍に定着してきた。

 背番号14が新人王に輝くのは必然とも見られていた。
 その重圧に、彼は全力投球で挑んだ。

「自分の武器はストレート、まずは直球で押していきたい」

 入団当初の言葉通り、真っ向勝負を挑んだ。

 開幕から先発ローテーションに食い込み、3度目の登板となる4月16日のタイガース戦でプロ初勝利をマークした。そこから1カ月にわたり破竹の5連勝をマーク、防御率は2.63(5月16日時点)という快進撃を見せた。

 ただ、プロ野球の世界は甘くなかった。
 交流戦終盤から2カ月にわたり、勝ち星から遠ざかった。

 愛嬌溢れる表情は絶やさなかったものの、苦しい胸のうちも語っていた。

「シーズン最初の頃は流れでひとつ勝たせてもらい、勢いで勝利が続きましたが、今はプロの世界の厳しさを感じています。中6日なら、その6日間がとても長く感じます」

 そんなトンネルを抜けるヒントとなったのが、12球団屈指の陣容を誇るカープ投手陣の姿であった。

「最初はすべてのことを100パーセンントの力でやっていましたが、まわりの先輩を見ていると、うまくメリハリをつけてやっていました」

 試合前の練習から全力で取り組み、もちろんピッチングも力で押すスタイルがメインであった。そんな姿勢が、見えない疲労の原因ともなっていた。しかし、エース前田健太らは、「上手に自分と相談しながら」試合にピークの状態をもっていけていた。

「そこで全部を使い果たして試合で結果が出ないようではいけません。トレーニングをして向上することは大切。でも、今、自分に何が重要か考えることも大切と考えるようになりました」

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