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オリックス福良監督「先発がいない」。初回5失点、3万人の観衆の前でDeNAに惨敗

オリックス対DeNAの2回戦が11日京セラドーム大阪で行われ、オリックスは0-7で敗れた。これでオリックスは3連敗で2カード連続の負け越しが決まった。

2016/06/11

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「初回がすべて」

 オリックスの先発近藤一樹は1回表、先頭の梶谷から三振を奪ったが、続く石川、下園、筒香に3連打を浴びて先制されると、二死から宮崎に初球の変化球をレフトスタンドに運ばれ4号3ランを打たれてしまう。さらにエリアン、戸柱にも連打され、センター宮崎のエラーもあり、この回まさかの一挙5失点。近藤は初回を44球、6安打5失点の内容でマウンドを降りた。

 2回からは海田、5回からは本来なら今日が先発予定(金子抹消に伴い16日の阪神戦に変更)だった山崎福也が緊急登板し、それぞれ3イニングを無失点の好投を見せ打線の反撃を待つ。

 しかし打線の援護がないまま8回に登板した白仁田がエリアンにタイムリー3ベース、戸柱にこの日2本目となるタイムリーを許し、勝負は決した。福良監督は「初回がすべて。(今日は近藤を先発に抜擢したが)次の甲子園も(先発が)いない。甲子園はサチ(山崎福)でいきます。(来週末の先発について)近藤はもうないね。近藤とサチの二人を回すしかないと思っていたからそこも考えないと」と先発投手の駒が足りていないことを嘆いた。

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